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ホームページと著作権


自動車関連HPの現状と著作物の取り扱い

ホームページと著作権



一般の読者にとってもネットの著作権に対する意識が高まりつつあり、
読者からの問い合わせが多い部分について、意見をまとめてみます。

  1. ネット上で、合法と認識されている行為。
    • ニュースのトピックスの引用。(1行に収まるぐらいの引用)
    • その際、引用元へリンクを張り、ニュースサイトへトラフィックを誘導する事。

  2. ネット上で、違法と認識されている行為。
    • ニュースサイトからの全文引用する行為。
    • プレスリリースの全文引用する行為。
    • 写真の無断引用する行為。
    • コピー元を明示しないで、他のHPから記事を大幅に引用する行為。

  3. ネット上におけるグレーゾーン
    • YouTubeなどの公開ビデオサイトへのリンク。著作物はYouTubeサーバー内にあるので、ビデオのリンクは著作権の引用・転用にはならない。しかし著作物は違法映像も含まれる可能性。今後、検閲が強化

  4. 著作物の利用
    • 個人の利用に限り、著作物の利用が認められている。

  5. 著作物の利用範囲を超える違法行為
    • 広告掲載のサイトは、広告掲載により利益を得ているので、個人の利用範囲を超えている。
    • 著作物の無断引用により集客し、対価を得ているので、その行為自体が賠償請求に値する。

  6. モラル向上の為に。自動車サイト・ブログオーナーが一番やってはいけない行為
    • 明らかな著作権違反サイトへリンクやトラックバックを行う行為は止めること。
    • 「著作物の引用・転載は禁止します」などの注意書きを掲載しておきながら、そのサイトでは無断引用のコンテンツであふれかえっている。
    • コピーライトがバッチリ入った画像を堂々と自分のサイトに掲載する。
    • プレスリリースは、提携企業・マスコミ向けであって、個人サイトが勝手に利用することは著作権違反
    • 明らかな無断引用コンテンツを用いて、コンテンツを作成し、広告掲載によって対価を得る行為。
    • 集客力のあるサイトは、小規模サイトの模範となるべきなのだが・・・モラル低下を率先する行為。

  7. モラル向上の為に。自動車ブログのあるべき姿とは
    • ニュースの引用だけなら、RSSで自動化すればよい。文章の全文コピーや画像の切抜きは、著作権違反である。 ブログは発信者の独自の意見やコメントがあってこそ、意味がある。 特に、引用元のHPに掲載された画像(コピーライトの文字付き)をトリミングして加工し、あたかも自分がオリジナルのようにHPに貼り付けるなど、もってのほか・・・である。

  8. モラル向上の為に。自動車サイト・ブログを利用する読者の対処法とは
    • 掲示板やメールで著作権違反を指摘すること。
    • ニュースサイトで直接、ニュースを閲覧し、コピーサイトは見ないこと。