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BMWの維持費や点検・交換費用を安くするコツ

メンテナンスや維持費削減のコツと点検費用

目次


BMWの維持費(コスト)

維持費に関するポイント

1.ディーラー車検

  • 3年目の初回車検:12〜20万前後
  • 5年目以降の車検:15〜30万前後
  • 10年目以降の車検:15〜40万前後

初回車検では、それほど費用はかかりませんので、国産高級車程度です。2回目車検以降は、外車相応の維持費がかかってきます。
新車購入後、整備はディーラーお任せの方は安心のためにもディーラー車検は必要ですね。
ただし、ディーラー見積りの項目を全て頼むと、軽く50万オーバーという事もありますので、イエスマンのお客さんにならない為にも対策が必要です。


  • お客「まだ大丈夫ですか?」
  • ディーラー「まだ持ちますが、早めに交換した方が良いのです。」
  • お客「車検に必要な整備項目はどれですか?」
  • ディーラー「必要な項目だけ交換をお願いします。」

上記のように回答し、必要な項目以外は、全てカットして費用を軽減しましょう。

法定12ヶ月点検:基本工賃2万+消耗品等1万〜

1.1.ディーラー以外で車検

ディーラー車検は民間車検と比べれば、安心の保険として高いものです。 しかし、愛車にあまり乗らない。短期間で売却予定。
・・・など車検費用は、少しでも安く抑えたいという方もいます。
法的な車検クリアだけが目的なら、ホリデー車検をお勧めします。

2.サービスインクルーシブ

2.1.略称はBSI(BMWサービスインクルーシブ)です。

3年間と5年間の期間毎に料金体系が分かれており、対象期間中のメンテナンス費用を軽減する有料オプションサービスです。
この制度に入っておくと、下記のサービスが無料になります。(新車から1年以内に加入が必要)

  • 1年法定点検
  • エンジンオイル・フィルター交換
  • マイクロフィルター
  • プラグ
  • エアエレメント
  • ワイパーゴム
  • ブレーキ液
  • 車両チェック(BMW指定点検)
  • AdBlueの補充(ディーゼル対象車両のみ)
  • お出かけ前チェック
  • BMWエマージェンシーサービス
  • タイヤ・キー保証
  • セカンドハンドオーバー 新車納車後一か月のコンディション確認

純正オイル使用と年に一度の法定点検を受けていないと一部メーカー保証の対象外となり注意が必要です。
オイル交換時は、コンピュータのリセットです。BMW専門ショップはでは可能ですが、一般カーショップではリセットできません。
初期費用としては高いイメージがありますが、不具合が発生した場合の保険として考えると安くつきます。
BSIは、外車維持のための安心の保険、必要経費と考えてはどうでしょうか。 ただし、年間走行距離が3千キロ以下で屋根シャッター付き車庫、3年で売却を考えている方は不要かもしれません。

2.2.BMWサービスインクルーシブ(2年延長プラン)

通常よりのメンテ費用よりも約3割安くなるようです。
  • <法定点検>
  • 1年点検×1回
  • <メンテナンス>
  • エンジンオイル・フィルター交換
  • マイクロフィルター交換
  • スパークプラグ交換
  • エアクリーナ・エレメント交換
  • ワイパーゴム・ブレード交換×2回
  • ブレーキ液交換×1回

交換サイクルは、車体のコンピュータ指示に従いますので、任意の交換は有料。
ブレーキパッドやタイヤなどの消耗品は有料。その他、保証対象外の修理や部品交換は有料。

2.3.BSIのサービス継承

中古車購入時、BSIが期限満了していなければ、次のユーザーに継承されます。 引っ越しなどでディーラーが変わった場合も、問題なくサービスは継承されます。詳細はディーラーへ確認下さい。

2.4.オイル交換の注意点

BSIの加入期間中、12か月法定点検時、もしくは距離が15,000kmのどちらかが先に到来した車両について、無償交換となります。 純正のエンジンオイルは100%化学合成オイルで、ロングライフ・オイルとなっています。 BSI未加入者は、CBS(コンディション・ベースド・サービス)の仕組みにより、車両の走行距離により、オイル交換時期通知されます。

3.新車延長保証プログラム

通常、新車購入から3年間は、規定による保証が受けられます。
それ以降の保証は有償になりますが、3年経過後、1年延長と2年延長のプランがあります。
延長プランですので、新車同様の保証サービスが受けられます。
初期投資は高いですが、長い目で見ると安くなる可能性があります。

4.プレミアム・セレクション延長保証

認定中古車(プレミアムセレクション)は通常、購入から2年間は、規定による保証が受けられます。
それ以降の保証は有償になりますが、2年経過後、1年延長と2年延長のプランがあります。
延長プランですので、プレミアムセレクション同様の保証サービスが受けられます。
初期投資は高いですが、長い目で見ると安くなる可能性があります。

5.ランニングコスト

5.1.維持費は安い・高い

「維持費は高い」のかという質問を多く頂きます。 答えは、新車やプレミアムセレクションの認定中古車を購入し、 かつ、サービスプログラムに入った場合、「維持費は安い」となります。 新車や年式の新しい中古で保証期間内であれば、大きな故障もぜず、維持費はかからないのが多数派です。

「維持費は高い」に該当するケースは、新車購入後、6年以上経過で各種延長サービスも切れた段階から、急激に維持費が高くなる可能性があります。 もちろん、故障しなければ最低限の車検費用でも車は走りますが、消耗品の劣化が早いBMWでは、新車時の品質は保てません。 6年以上で「維持費を安く抑えている」場合は、DIYや民間修理工場など、ユーザー側の工夫が必要です。 一般中古車店で、格安に購入した場合などは、「維持費が高い」イコール「手放す」ことに繋がる可能性が高いです。

5.2.年間の維持費

シリーズ別の新車から5年が経過した場合を想定。
国産2リッターFF車を0.5とすると1シリーズは、1.0にはなる。3シリーズは、1.0〜1.3倍。5シリーズは、1.3〜1.5倍。7シリーズは、1.5〜2.0倍
をイメージしておくと、予算不足で手放すことにはならないと思う。
使用頻度、走行条件や整備場所が、ディーラー、民間整備工場、ユーザー車検などでも大きく変わってきますが、上記はディーラーをイメージしたものです。

5.3.エンジンオイルの交換

(工賃、フィルター込み)メーカー指定の100%化学合成油
4気筒:約1.5〜2万円
6気筒:約1.8〜2.5円程度(工賃、フィルター込み)です。

高く感じますが、超ロングライフなので、最近の車であれば、警告燈に従う限り、かなり長持ちします。

5.3.1.ディーゼルのオイル交換

ディーゼル用エンジンオイルとしてはBMW承認規格に指定された「LL04オイル」を入れます。 粘度は5W-30でShell製になります。車載コンピューターのリセット(オイル交換済の情報設定)が必要です。 一般のACEA/C3規格の化学合成油であれば1リッターまで代替可能だそうですが緊急的な追加用と考え、全量交換は避けましょう。
BMW車はディーゼル微粒子補修フィルター (Diesel particulate filter)のDPFが搭載されており、排気ガス(NOxとPM)を排出過程でキレイにする装置です。 短距離走行や低回転での走行を続けていると、再生が追いつかずにフィルタが目詰まりを起こすエラーとなる可能性が高まります。 千キロ毎に高速走行で3〜4千回転で30分程度を走行して完全燃焼させる方法を試してみましょう。

5.4.キズや板金修理

ランニングコスト 車に乗っていれば、ボディのキズが増えていくものです。
板金だけなら、国産高級車と同程度。
ディーラーを通さず、BMWを扱った経験のある民間修理工場へ持ち込むのがポイント。
部品交換を伴う修理は、国産に比べ2〜5割増しをイメージした方が良い。
対策としては、絶対に車両保険に入る事が前提。高額な修理費は保険でカバーします。
年式の古い車は車両保険でもカバーできない可能性が高いです。 中古車販売価格を上回る場合は、直さず手放すことを推奨します。

5.5.消耗品の交換費用

ブレーキパッド、ローターやタイヤなども次回点検・車検までは持たない・・・という項目だけ交換しましょう。
部品・工賃は、やや高く、国産車の3割増しをイメージすれば良いと思います。

ブレーキパッド・ローターは、前だけ、後ろだけ、消耗度合いに応じて交換。
エンジン内のファンベルトは、定期点検により交換対象となりますので問題ありません。

2005年以降のモデルでは、かなり改善されつつありますが、弱点としては樹脂パーツやゴム製品の劣化が早い事が挙げられます。 特に高熱での影響を受けるのがエンジンルームにあるパーツです。

  • ウォーターポンプ周りのゴム・パッキン
  • オイル・ウォーターのテンプサーモスタットのゴム・パッキン
  • ドアやトランク、サンルーフのゴムパッキン
  • 足回りのブッシュ類、サスペンションのブーツ

紫外線の影響を受ける劣化としては、ドアモール、エンブレムなども屋根無し駐車では劣化が進みます。
これは、内装のダッシュボードやレザーシートも劣化が進みます。
適度な保護剤によるクリーンナップとケアが必要です。

5.5.1.バッテリーの交換費用

バッテリーは弱っていなくとも、4〜5年程度で定期的に交換するのが、精神的にも安心です E60以降のモデルは、容量の大きいロングライフバッテリーが搭載されており、価格も高めになります。 2012年以降のアイドリングストップモデルはさらに大容量化しており、価格にも反映しています。 2014年以降のMモデルにはリチウムイオンバッテリーとなり、工賃込価格も10万円を超えるようです。

  • 2004年以前:ディーラー 4〜6万、ショップ 3〜5万
  • 2005年以降:ディーラー 4〜7万、ショップ 3〜6万
  • 2010年以降:ディーラー 4〜9万、ショップ 3〜7万

5.6.部品交換費用の目安

ディーラーと一般工場やショップでは、交換費用に差があります。
車種によっても部品代が異なり、車種の構造によっても交換の工数が変化してきますので、部品代と交換工賃費用はあくまで目安として捉えてください。 3シリーズと7シリーズでは最大2倍の開きがあるケースがあります。 ショップではリサイクル部品を使えるケースもあり、旧車などでは費用削減の効果的な方法です。

  • 参考例として一般ショップの費用です。(ディーラーもう少し割高)
  • エンジンオイル&フィルター交換:\12000〜
  • エアフィルター・エレメント交換:\6000〜
  • 電動ウォーターポンプ交換:\160000〜
  • 旧式ウィーターポンプ交換:\60000〜
  • ベルトのテンショナー交換(一箇所):\50000〜
  • インタークーラーホース交換:\20000〜
  • 冷却水(LLC)の全交換:\14000〜
  • ダイレクトイグニッションコイル交換:\16000〜
  • エアコンフィルター交換:\8000〜
  • ブレーキーパッド&ローター交換:\120000〜
  • ヘッドライトの黄ばみ研磨:\10000〜
  • ドアミラー交換:\80000〜
  • エンジンマウント交換:\20000〜
  • サスペンションアーム交換:\30000〜
  • ATFとスクリーン交換:\40000〜
  • プロペラシャフトのジョイントディスク交換:\40000〜
  • 燃料ポンプの交換:\70000〜
  • ロアアームブッシュ交換(一箇所):\3000〜
  • パワーウィンドーのレギュレータ交換(一箇所):\30000〜
  • ショックアブソーバ交換:\120000〜
  • スパークプラグの交換(6本):\25000〜

5.7.ランフラットタイヤ

ランフラットタイヤは、ノーマルタイヤに比べて価格が1.5〜2倍以上のため、交換費用の節約のためにラジアルタイヤに変更する方がいます。
しかし、ランフラット用に設計された車両のため、ノーマルタイヤでは車両本来の性能が発揮できません。 特にパンク応急修理剤を積んでおけば良いなとど勧める方もいますが、パンク発生時の応急処理剤は万能ではなく、大きなパンク穴(5ミリ以上)に対応出来ません。 道路上のパンク修理は危険を伴いますし、悪天候下のパンク修理は辛すぎます。よって、パンク発生後もそのまま自走(最大80キロ程度)できるランフラットタイヤの威力は絶大なのです。 JAFだけでも年間30万件以上のパンク修理が発生しており、ランフラットタイヤ装着車のドライバーや同乗者の負担軽減のため、安心の保険としての継続使用を推奨します。
また、ラジアルタイヤ同様にパンク修理は可能であり、タイヤ表面・内面を正しく検査して補修を行えば継続使用も可能です。 タイヤ取り外し・表と裏からの補修・取り付け・バランサーの完全補修で〜8千円。パンク穴が大きく補修不可の場合は交換となります。
最近の大型店舗であれば、ランフラット用の専用チェンジャーを装備したショップが当たり前となっていますし、ディーラーよりも価格は安いです。 タイヤに関してはディーラー以外での対応も可能です。2010年以降、ランフラットタイヤの価格低下は、かなり進んでおり一般のカーショップやタイヤ専門店での購入も検討して見ましょう。

5.7.1.メリット・デメリット

タイヤサイドの「スターマーク」はランフラットのBMW承認タイヤです。承認タイヤは基本ディーラーとなりますが、スターマーク無しの市販品を一般のショップで装着しても問題ありません。
3シリーズ用であれば1本2万を切るレベルまで下がっており、アジアンタイヤに比べれば高いもののハイパフォーマンスタイヤと同等レベルまで下がっています。
乗り心地もブリジストンのポテンザS001の登場により、ノーマルタイヤ並みとなっています。
2010年以降、第三世代ランフラットの登場により、デメリットと指摘された部分は解消されつつあります。
維持費としてランフラットタイヤのランニングコストは高いものの、パンク時に備えた安心の保険料と考えましょう。

5.7.2.ランフラットタイヤのパンク修理

スタンダードなラジアルタイヤと同様、接地面のパンク修理は、ガソリンスタンドやタイヤショップで普通に修理が可能です。 パンク修理不可などの誤った情報を信じない方が良いでしょう。 またタイヤ側面も修理可能なケースもあるようです。 ランフラットタイヤで再利用不可となるケースは空気が抜けた状態で走行した場合のみです。空気が抜けていない状態でのパンク修理は普通に修理が可能なのです。

5.7.3.ランフラットタイヤの交換時期

新品時には、約8mmの深さがあります。タイヤの溝が摩耗して、タイヤ中央のスリップサインの高さが同じになる(回りとが繋がる)と車検は通りません。 スリップサインの盛り上がりは約1.6mmのため、1.6mm以下では車検が通りません。
この状態では、道路運送車両の保安基準を満さないだけでなく、雨の日に排水性能が低下して大変危険です。
タイヤ性能を確保するためには、約3ミリ程度での早期交換を推奨します。ディーラーでの交換推奨も3ミリ以下となっています。

5.7.4.ランフラットタイヤ寿命

  • 新品タイヤの溝の深さは、8〜7ミリ
  • スリップサインは、1.6ミリ(法令違反により交換要)
  • ディーラーのタイヤ交換推奨時期は、3ミリ以下
  • 1ミリあたりの走行距離は、およそ3500〜4500km
  • 例1:3,500km × (8mm − 1.6mm) = 22,400km
  • 例2:4,500km × (8mm − 1.6mm) = 28,800km

ラジアルタイヤに比べ、若干距離が短い傾向。タイヤ幅や走行条件、エコ銘柄などにより変動します。
残3ミリ以下では、排水能力の低下により、雨天時のハイドロプレーニング現象が発生が高まる可能性があります。 経年劣化などにより、ひび割れや劣化も発生するため、スリップサイン前の交換推奨時期に早めの交換をお勧めします。

ただし、維持費・ランニングコストの軽減のためには、1ミリあたりの走行距離試算を目安に交換タイミングを検討するのも節約の手段の一つです。

5.7.5.ディーラーでのタイヤ交換

ディーラー点検時にタイヤ溝残量を提示してくれます。車検は、1.6mm以上あれば通りますので、雨季のシーズン以外は慌てる心配は無いです。 ディーラーでのタイヤ交換費用はかなり高く提示されていますので、市販のタイヤショップやネット通販を利用すると比較的安く交換できると思います。 交換タイミングとしては3mm以下のタイミングで、1mmあたり3000km走行可能と考えれば、慌てることもないでしょう。

5.8.故障発生の頻度

新車登録後、3年以内は保障の範囲内です。(サービスインクルーシブ:BSI)

また、プラス2年の延長サービスもありますので加入しておく事をお勧めします。
2009年以降の型式名Fxxモデルは従来のモデルに比べて故障の発生頻度も少なくなってきていますので
なるべく高年式の車両を購入することが維持費を軽減するポイントになります。
新車登録から、5年、5万キロ、青空駐車や渋滞走行の多い車両は、高速道路や郊外の流れの良い道路で走行距離を稼ぐ車両の数倍のスピードで劣化が進んでいきます。
中古車の場合、前購入車がどのような用途で使用していたのか、判り難い部分もありますが車両のコンディションや記録簿、前オーナーの履歴から推測するしかありません。短期間の酷使でも車両の状態が悪い場合もあるので、高年式の低走行車を選ぶ事がリスクを軽減するポイントになるのです。

5.9.燃費向上のポイント

走行距離5万キロ、10万キロの節目がチェックポイント。

  • O2センダー(ラムダセンサー)の劣化がある。O2センダー故障により酸素と燃料バランスが崩れ燃費が悪化する。
  • エンジン内の汚れやスラッジにより、抵抗の増加や圧縮漏れを起こし、燃費が悪化する。
  • 吸気の流入量を計測するエアマスセンサー(エアフローセンサー)のトラブルで吸入酸素と燃料のバランスが崩れ燃費が悪化する。
  • ATオイル(ATフルード)の汚れによる、走行抵抗増加による燃費が悪化。。
  • 燃料ポンプや燃料フィルターの詰まり、トラブルで燃料圧力が低下することによる燃費悪化。
  • ホイールとドライブシャフトのハブにあるベアリングの劣化で走行抵抗増加。
  • ブレーキ内のキャリパーシールの劣化でブレーキの引きずりによる走行抵抗増加。
  • 4輪のアライメントが狂うことによる走行抵抗増加、ハンドリングの悪化。
  • エアフィルターの目づまりによる吸入抵抗増加。
  • 電気系の劣化による着火力の低下も燃費低下になる。
  • 車両のチェックポイントだけでなく、走行の仕方も大きく燃費に影響する。
  • 無駄にアクセルを踏まず、スムーズに車速を上げ、アクセルを一定に保つ。。
  • 空走距離を長く、アクセルオフの時間を長くするのがポイント。

5.10.税金

新車登録から一定年数(10,13年)が経過し、環境負荷の大きい自動車に対しては、自動車税を重くする制度となっています。
割増率は15%となりますが、自動車税のアップは数千円のレベルに留まります。

古くなった車の買い替えを促進する自動車税制ですが、新しく買い換える費用を考えれば、そのまま所有を続けた方が安上がりです。 ただし、車両の劣化に対する維持費は増す一方なのでバランスも考える必要があります。

  • ガソリン車は13年経過、ディーゼル車は10年経過で自動車税アップ
  • 平成27年4月以降、自動車税の割り増しが10%から15%へ

従来は3リッター、4リッター超の排気量でないと低速トルクが不足していました。 排気量のダウンサイジングと直噴ターボの組み合わせにより、1.5や2リッターターボであれば必要十分なパワートルクが得られ燃費もかなり向上しています。 排気量のダウンは、燃費や税金の節約に効果があります。

5.11.点検費用

正規ディーラーでの1年点検費用は約2万円以内(法廷費用を除く)と見ておけば問題ありません。

一般工場やショップではもう少し安いですが、何か不具合が発生した場合の総合的な対応力、スピードはディーラーが勝ります。
安心の保険としてディーラーでの点検を実施して損は無いでしょう。
点検項目で発覚した不具合については、保証期間や対象により、無料・有償に分かれて修理を行います。
その場合も見積書にて対応有無の確認が行われます。

  • コンピュータ診断(故障ログチェック)
  • 足回り、サスペンション点検
  • タイヤ空気圧調整
  • ブレーキパッド・ブレーキーディスク残量点検
  • ブレーキディスク残量点検
  • タイヤ残量、損傷チェック
  • バッテリー点検(電圧チェック)
  • エアコン点検(フィルター)
  • ワイパーゴムチェック
  • エンジン異音
  • 内外装ランプ、操作系点検
  • ユーザーの指摘項目

6.シリーズ・モデル別の維持費

1・3・X3シリーズ

ディーラーでの保守費用としては、国産同価格帯の部品・修理代金は1〜2倍相当が必要でしょう。
(サービスインクルーシブや新車・中古車保証対象外の対応時)
タイヤは、ディーラー以外で交換した方が安上がりですし、スモークフィルム、TVキャンセラー、ボディコーティングも同様です。定期点検など、重要な基幹部品はディーラーで、汎用品は社外品を活用するなどの切り分けにより費用を削減できます。

2・4・X4・Z4シリーズ

ディーラーでの保守費用としては、国産同価格帯の部品・修理代金は1.2倍〜2倍相当が必要でしょう。
(サービスインクルーシブや新車・中古車保証対象外の対応時)
タイヤは、ディーラー以外で交換した方が安上がりですし、スモークフィルム、TVキャンセラー、ボディコーティングも同様です。定期点検など、重要な基幹部品はディーラーで、汎用品は社外品を活用するなどの切り分けにより費用を削減できます。特にスポーツ走行を楽しむ方は、ブッシュなどの早期交換により足回りをリフレッシュできます。

5・6・7・X5・X6シリーズ

ディーラーでの保守費用としては、国産同価格帯の部品・修理代金は1.2倍〜3倍相当が必要でしょう。
(サービスインクルーシブや新車・中古車保証対象外の対応時)
タイヤは、ディーラー以外で交換した方が安上がりですし、スモークフィルム、TVキャンセラー、ボディコーティングも同様です。
点検保守など、重要な基幹部品はディーラーで、汎用品は社外品を活用するなどの切り分けにより費用を削減できます。基本的に新車価格相応の維持費がかかりますので、安価に中古車を購入した方は、多額の修理代に備えが必要です。

Mモデル

高性能エンジンにより、燃費も悪く、超扁平大径タイヤなどランニングコストもベースモデルと比べて割高になります。
維持費としては、ベースモデル比で1.5倍程度の予算確保をお勧めします。
スポーツ走行時は、ブレーキなど車体全体に過度の負担がかかりますので、早期点検・リフレッシュが必要です。
DCTモデルで渋滞走行の多い方はクラッチの磨耗に注意が必要です。

7.売却時期・別れの決断

出会いもあれば、別れもある。長年連れ添った愛車と別れる時期もやってきます。
最近の車は、ロングライフとなり7年以上所有するケースも珍しくなくなっています。
それだけ、故障の発生率も減少していると言えます。
また、10万以内の修理代であれば、欧州車オーナーにとっては許容範囲なので、そのまま10年、15年と乗られている方も多いです。
しかし、中古車市場でも値が付かない値段となり、高額修理の故障が多発してくると、売却を考えるケースも出てくるでしょう。

  • 売却時期・ポイント
  • 故障が多発し、劣化も目立ってきた。
  • 走行に支障の無い部分は、壊れたまま放置している。
  • 車検時期が迫っている。
  • 修理の見積り合計が、20万円を超えている。
  • 中古車市場では、50万を切る価格となっている。
  • 修理代 > 中古車価格 になった時
  • 売却後の購入予算の目処がついた時

中古車としてもプレミア価格の旧車や希少車であれば、そのまま維持することは趣味の一つだと思います。
ただ、値が付かない中古車の場合、手放すことは維持費の軽減に繋がります。
頻発する故障にご家族も心配しているケースもあるので、思い切って手放すことをお勧めします。

8.まとめ・ポイント

外車が壊れやすいという時代は2,30年前の話です。
新車であれば、ほぼ3年間の維持費は、国産車と大差ないレベルです。
中古車の場合、高年式の認定中古車を選べば、購入後の維持費も軽減できます。
一般中古車店で安く購入した車が故障連発となり、維持できずに手放すことにならないよう、高年式の正規ディーラー認定中古車がお勧めです。
整備に関しても、初心者なら迷わずディーラーで行う事です。
同一排気量の国産車の2倍の維持費がかかると、最初から想定しておけば、外車初心者でも驚くことはないでしょう。
国産車よりも若干余裕のある維持費を確保して、BMWと接することが長く愛車と付き合えるコツです。