リア・タワーバーを付ければリヤからのきしみ音が解消しますか?
もう車検!! - (2009/03/27(Fri) 01:04:39)
はじめまして。
E90で2年半くらい経った頃から、多少段差のある歩道や坂道に斜めから入った
ような時、後方からキシミ音が聞こえるようになりました。1回目の車検の際
にディーラーにて調べてもらったところ、「現象確認できず」とのことで対処
できず。ただ、サービスフロントの方や営業マンの話ではたとえ現象が確認で
きても、対応は難しいとのこと。
よって、自前で何とか解決したくて補強を考えたのですが、調べてみたとこ
ろ、リアのタワーバーってほとんどないんですね。ACシュニッツァーくらいし
か見当たらないのですが、どなたか知りませんか。
左右を結ぶタワーバーだけを追加してもボディ剛性に影響ありませんので、き
しみ音を解消出来ないと思われます。車のボディは、わたむ様に設計されてい
るので、(わたみが無いのは、膝を曲げないでスキーをする様なもの)片方を
歩道に乗り上げた状態にした場合、程度の差はあれ、どんな車でもボディはた
わんでいます。
きしみ音の根本的解消方法は、音源を捜し出して、部品(多分内装部品)の取
付けクリアランスの調整や隙間をスポンジテープで調整するしかないと思いま
す。
左右をつなぐタワーバーは(家で例えると筋かいの無い壁のようなものを造る
のと同じ)ボディ剛性の向上には役不足です。左右のアッパーマウントをつな
いでボディにも結合された三角形のものなら効果を期待出来るでしょう。しか
し、入ってきた力は、そのエネルギーが無くなるまで、必ずどこかに伝わって
いかなければならないので、三角形のバーの場合、そのボディとの結合部分が
たわんでエネルギーが吸収されて終わるか、その部分の強度が十分あれば、次
の弱い所、フロアーパネル、ルーフパネル、ピラーの結合部等々そのボディの
弱い部分に伝わっていき、結果その部分の劣化が他の部分より早くなります。
グニャグニャしながら全体で上手くバランスを取ってある複雑な形をしたボッ
クス形状のものに後から部分的な補強して剛性を上げるのは、出口の無い迷路
に入って行く様なものです。
左右を結ぶタワーバーは、ファッションアイテムとして装着するのはGOODで
す。
参考ですが、以前E46でも同じような現象があり調査したところ、リアのシ
ートキャッチャーから音が発生していたことがありました。キャッチャー部分
とキャッチャーの隣にあるスプリングバーにシリコーンスプレーをかけたとこ
ろ改善されたことがありました。