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ALPINA エンジンの魅力

過去記事No47

ALPINA エンジンの魅力

No.47 アル君 [E65_B7] : 2013/01/27(Sun) 19:36 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

47.jpg写真 ALPINAな皆様(^^)v
「厳しい寒さ続きますが、ご壮健にてお過ごしのことと存じます」

昨年・2012年は、BMW V12エンジンの25周年を迎え、「何でも掲示板」に祝スレを立ち上げさせて頂き、BMW V12の血統・ヒストリ等の話財は幸せな一時でした(^_^)

今般、ALPINAのエンジン話財で盛り上がりたく、当スレを立ち上げさせて頂きました。
魅力あるBMWエンジンをALPINA流儀でチューニングする技法は、バルブ大径化やカムの変更、燃焼室形状も改良、ピストンはマーレ製を採用等、吸気から排気まで「ALPINAマジック」を施し、更に魅力を向上させております。

ALPINA エンジンのスペック、インプレッション等々のレスをお願い申し上げます。。。
そして、ALPINAの魅力を解き明かしてみましょう!!!

では宜しくお願い申し上げます by アル君(^^)/〜〜〜

Re: ALPINA エンジンの魅力(1)

 アル君/[E65_B7] : 2013/02/10(Sun) 22:27 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

49.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v

ALPINAのエンジン話財、第1弾はE65/66ベースのB7に積まれたエンジンです。。。

1990年代の半ばで、ALPINAはターボチャージャーを組み合わせた過給による超高性能化に区切りをつけました。
その後、BMWの自然吸気エンジンをベースに手を加えていた。
だが、2004年から再び過給による超高性能化に着手。
4400ccのV型8気筒エンジンにASA社製のラジアル・コンプレッサー(スーパーチャージャー)を組合せ500psのパワーを獲得。
最初にB7が搭載し、発進加速・最高速等はALPINA・BMWロードカー史上最速のデータは、単調とすら言い表す中で記録された。

搭載されるエンジンは、ベースとなる745iの4398ccバルブトロニックV8。
排気量はそのままALPINA自製のコンロッド、鍛造クランクシャフト、不等長マニフォールド付き排気システムを装着し、ノーチラス型スーパーチャージャーの過給(最大0.8bar)により、ベースユニットの50%増にあたる最高出力500ps(368KW)/5500rpmを発生する。
最大トルクも56%増の71.4mkg(700Nm)/4250rpmに達する。
フラットトルクの極致、速さを感じさせないスーパーチャージドV8。
バルブトロニックと過給機の組合せは初の試みで、バルブ開度とブースト圧を緻密に調整している。
その結果、ALPINA・BMWロードカー史上最速のデータは、単調とすら言いたくなる展開の中で記録された。
又、自動車の最高速度を計測するイタリアのナルド・テスト・コースにて、B7は最高速度325km/hという驚異的な数字を叩き出しました(ドイツの自動車専門誌『auto motor und sport』調べ)。
[325km/hの衝撃! 世界最速リムジン!]

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re: ALPINA エンジンの魅力(2)

 アル君/[E65_B7] : 2013/03/01(Fri) 23:07 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

54.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v

ALPINAのエンジン話財、第2弾はB12 6.0に搭載された、憧れのV12エンジンです。。。

6.0Lにまで排気量アップされ最大出力440ps、最大トルク61.2kgmを発揮するV型12気筒。
B12のALPINAチューニング基本は排気量アップ。
750用の5.4L_V12をベースに、ボアアップを85.0mmから86.4mmに拡げ、ストロークも79.0mmから85.0mmまで大幅に延ばして排気量を6.0Lに増大してある。
圧縮比は10.25:1。ボッシュ・モトロニックM5.2.1によって制御されます。

最高速度は、ALPINAの公表値で291km/hです。
ノーマルでも絶賛されたBMWのV12エンジン、ALPINAのチューニングによるフィーリングは感動的です。
[憧れのALPINA V12は最高です!]

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re: ALPINA エンジンの魅力(3)

 アル君/[E65_B7] : 2013/03/17(Sun) 00:55 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

63.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v

ALPINAのエンジン話財、第3弾はB12 5.7に搭載された、第2弾と同様のV12エンジンです。。。

60度V12ベースエンジンの排気量を300ccズームアップは、ボア・ストローク双方を85×79mmから86×81mmに拡大した結果で得られました。
このピストンはALPINA得意のマーレ製で軽量タイプ、圧縮比は変更せず10.0のままです。
その他は変更無くベースエンジンを巧く活かし、プログラミングやカム・プロファイルを変更し、ALPINA流儀のチューニングを施しています。
スペックはベースエンジンに較べ62psと6mkg増しとなり、388ps/5200rpmと56.0kgm/4000rpmに達する。
サージタンクのALPINAロゴが眩しいです。

ウルトラスムーズに鋭く吹け上がり、官能的です!!!

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re: ALPINA エンジンの魅力(4)

 アル君/[E65_B7] : 2013/05/12(Sun) 01:03 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

70.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v

ALPINAのエンジン話財、第4弾はALPINAのイメージ・リーダーとして君臨しスーパーサルーンである、B10BiTurboに搭載された直6エンジンです。。。

3.5リッター直6エンジンを2基のターボチャージャーで過給し、最高出力は370ps、最大トルクは53.0kg-mをマークしていました。
生産台数は全世界で507台のみ。
ビッグシックスの排気量はそのままに、ギャレット製のT25タービンをツイン搭載した。
エキゾーストマニホールドは分厚いヒートシンクの下に収められている。
シングルターボより低い回転域から豊かなトルクが湧き出し、そのままトップエンドまで維持する事によって無理のない高出力化を実現している。
直6ユニットとしては強烈で、その走りは異次元の世界です。

著名な自動車評論家にして、レーサーでもあった故ポール・フレール氏が「世界最高の4ドアリムジン。私にとってこれこそがクルマだ」と絶賛した傑作です!!!

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re: ALPINA エンジンの魅力(5)

 アル君/[E65_B7] : 2013/06/12(Wed) 23:29 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

75.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v

ALPINAのエンジン話財、第5弾は「世界最速のリムジン」と呼ばれた、B7S Turbo(E12)に搭載されたエンジンです。。。

6気筒3.0Lエンジンをチューンドアップ。
吸気インタークーラー、ピアブルグDL型機械式インジェクション、インテークパイプが特徴。
ヘッドの燃焼室は半球形に加工され、ピストンはマーレー製鍛造ピストンを使用し、カムシャフトも変更。
ターボ化にあたって最も適切な圧縮比7.3へ変更されています。
ターボチャージャーは、KKK製K27。
この小型タービンを使用することにより、スロットルレスポンスの遅れを追放して中低速トルクの確保に重点が置かれています。
最大過給圧に至ると、KKK製ウェストゲートが働いてバイパスバルブを開き、排気は直接マフラーへと導かれます。
このバイパスバルブには、車内から操作できるブーストコントローラーが備わり、過給圧の調整ができます。
スロットルを急に閉じた時、発生する圧力波がタービンにダメージを与えないように、圧縮空気をタービン入口に戻すKKK製リサーキュレーティングバルブを備えているのも特徴のひとつ。
高温になりがちなターボチャージャーの温度を低く抑えるために、アルミ製空冷式・吸気インタークーラーを採用。
表面積33×30cmでコンパクトなものですが、ターボチャージャーの温度を確実に50℃以上も下げることが可能。

排気量 3000cc
最高出力 330ps/5800rpm
最大トルク 51.0/2500rpm

B7SはB7の300psを更にチューンして、330psまでパワーアップされた、当時のALPINA最強車両です!!!

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re:(6) なな男@B10/[B10 3.5/1] : 2013/06/17(Mon) 12:29 :

アル君さん、エンジン紹介ありがとうございますぅ。

12気筒エンジンは、迫力ありますよねぇ。。
B12は乗ってみたい車の一つですぅ。(^^)

それでは〜!(^^)!

Re:(7) アル君/[E65_B7] : 2013/06/17(Mon) 21:04 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

なな(男)@B10様...今晩は(^^)v
「ようこそ、当スレへお越し下さいました。レス賜り有難うございます」
 (o゜▽゜)ゝイラッシャーイ♪(o_ _)o))ペコ

私もALPINAのV12エンジンを体感したいですぅ。。。
BMWが拘りぬいた究極のエンジンを、更にALPINAの熟練職人が手組みで仕上げ魂を吹き込み、圧倒的なパワーとスムーズな回転フィールは最高でしょうネ(^_-)-☆

ALPINAはBMWの素晴らしいエンジンに、バルブ大径化やカムの変更、燃焼室形状も改良、ピストンはマーレ製を採用等、吸気から排気までALPINAならではのチューニングが施されております。
此の究極エンジンの魅力を当スレで、ご紹介して参ります。

そして、当スレの内容をブラッシュアップし、ALPINA専用ページ『BMWアルピナとは』へ、エンジンのカテゴリーを設けて頂きUPしたいなぁ〜っと思っております。

ALPINAの魅力を多くの皆様へ展開したく、なな(男)@B10様のご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます<(_ _)>

では又、レス頂き有難うございました by アル君(^^)/〜〜〜

Re:(8) アル君/[E65_B7] : 2013/07/20(Sat) 22:33 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

94.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v

ALPINAのエンジン話財、第6弾は「さらなる極上」と呼ばれた、F01_B7に搭載されたエンジンです。。。

ベースは4.4LのV型8気筒ビターボ・エンジン、ALPINAは各バンクに備わるターボチャージャーをハネウェル・ギヤレットと共同開発し、タービン径は44mmまで拡大されている。
圧縮比は9.2、最大過給圧は1バールと、当時ALPINA史上でも屈指のハイパワーユニットである。
水冷と空冷で、合計3個が用いられるインタークーラーのシステムもALPINA独自で、吸気温度はオリジナルBMWと比較して35%の低下が実現されている。

近年のALPINAはアクセル踏む量が少ない領域での力強い立ち上がりを意図的に抑え、72.9kgmもの最大トルクを持て余す事は無い。
これは、究極のフラグシップサルーンに相応しい上質感ある走り、アクセル操作に対する余計な気遣いをさせない配慮です。
そして、アクセルを踏み込むと、ALPINA独自のエンジン制御プログラムにより、高回転域でのトルク落ち込みを抑えパワーの伸びに勢いを感じる。
高回転域では頭打ちがなく6500rpmあたりまではパワーが充実しており、ボリュームを抑えながらも高密度で乾いたビートを刻む。
この一直線に上昇するパワー特性は、ALPINA最大の特徴です。

【エンジン】
シリンダーV型8気筒ビターボ
総排気量4394cc
ボア89.0mm
ストローク88.3mm
圧縮比9.2:1
最高出力382kW/520PS
回転数5500rpm
最大トルク715Nm/72.9kgm
回転数3000-4750rpm
エンジン・マネージメントSiemens MSD 85

【性能】
0→100km/h4.6sec.
0→1000m22.9sec.
最高速度(リミッター)302km/h

2012年7月に実施された7シリーズの仕様変更にともない、エンジンも改良(チューニングの見直し)され、最高出力は従来モデルより30psアップの550ps、最大トルクは1.5kgmアップの74.4kgmを発生。
0-100km/h加速は4.6秒、最高時速は312km/hとなった。

F01_B7は、まさに高品質の極みです!!!

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re:(9) アル君/[E65_B7] : 2013/07/31(Wed) 23:13 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

98.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v
「2013年.夏本番!猛暑の折、ご自愛なさいますようお祈り申し上げます」

ALPINAのエンジン話財、第7弾はE92_B3S BiTurboに搭載されたエンジンです。。。

搭載するツインターボの直6エンジン、排気量は「BMW335i」と同じ2979ccだが、ALPINAにより高度に洗練されマーレ製のピストンを採用して圧縮比を10.2から9.4に落とし、それと引き換えに最大過給圧を1.2バールに引き上げて、410ps/6000rpm、55.1kgm/4500rpmへと大幅なパワーアップを果たしている。
335iの最大過給圧は0.6バールなので、大幅な変更です。
圧縮比は10.2より落として、高い過給圧を受け入れている。
このあたりに高性能化と供に効率化も図るALPINAの奥深さが見られます。
又、当然ながら、ターボチャージャーはALPINA専用で開発され、制御コンピューターも同様です。

エンジン・フィールは、排気量の大きな自然吸気ユニットのようである。
ターボチャージャーによって明確にトルクが立ち上がるポイントがなく、あくまでリニアに力を上乗せしながら回転を高めていく。
加えて、吹け上がりもまるでNAユニットのように気持ちがいい。
速さの絶対値もさることながら、335iと何ら変わらない扱いやすさと両立されている点が、ALPINAの素晴らしさです。

【エンジン】
直列6気筒DOHC24V+ツインターボ
総排気量2979cc
内径×行程 84.0mm×89.6mm
圧縮比9.4
最高出力410ps(302kW)/6000rpm
最大トルク55.1kg・m(540N・m)/4500rpm

【性能】
0→100km/h4.7sec.
最高速度300km/h

E92_B3S BiTurbo潜在性能の高さは抜群です!!!

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re:(10) アル君/[E65_B7] : 2013/08/25(Sun) 13:45 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

104.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v
「2013.残暑お見舞い申し上げます」

ALPINAのエンジン話財、第8弾はE39_B10 V8に搭載されたエンジンです。。。

BMWのV8に、ALPINA流儀のエッセンスを加えました。
ボア・ストロークの拡大による排気量アップ、吸排気系のチューニング、内部のイナーシャの軽減などが主です。
ボアを1mm拡げ、ストロークを2.3mm延ばしてV8の総排気量は4619ccになった。
圧縮比は10:1から10.5:1に高められ、ボッシュ・モトロニックM5.2エンジン・マネジメントシステムを組み合わせる。
又、ミリグラム単位での微調整を施し、マーレ製のピストン、エミテック・メタル・キャタライザー等々の採用をしている。
その結果、スペックは最高出力347ps/5700rpm、最大トルク48.9kgm/3800rpmを発揮する。
これは、ノーマルに対しパワーで+61ps、トルクで+6.1kgmと増強・向上されております。

性能データーでは0→100km/h加速を5.9秒で、最高速度は275km/hを可能とします。
ALPINAのカタログ値は最低保証の喩通り、走行距離が伸びアタリが付けば、カタログ値を凌ぐ高性能を実証する事でしょう。

ALPINA流儀の素晴らしさで、高度にチューンされたエンジンにありがちな神経質さは微塵も無く、街中を走らせても快適です。
それでいて、パワーの余裕を右足の動きで操り、いったん鞭を入れると狂暴な怒涛の加速力を見せつけます。

【エンジン】
V型8気筒DOHC
総排気量4619cc
内径×行程93mm×85mm
圧縮比10.5
燃料供給装置BOSCHモトロニックM5.2.1
最高出力347ps(255kW)/5700rpm
最大トルク48.9kg・m(479.5N・m)/3800rpm

【性能】
0→100km/h5.9sec.
最高速度275km/h

E39_B10 V8、直6以上にスムーズなALPINAのV8は素晴らしいです!!!

<追伸>
運営者さまへ。。。
『ALPINA専用HP』を更に際立たせる為、当スレ‘ALPINA エンジンの魅力’の内容をブラッシュ・アップさせ、HP内へ新たにエンジン紹介のカテゴリー設けましょう。
現在は思考中にて、また別途で投稿させて頂きます。

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re:(11) アル君/[E65_B7] : 2013/09/17(Tue) 23:50 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

ALPINAな皆様(^^)v
「厳しかった2013年の夏、閉幕を迎え間もなく秋の到来ですネ」
 台風18号が日本列島を縦断、各地で大きな被害が発生しており、皆様に於かれては大丈夫でしょうかぁ。

『ALPINAエンジンの画像提供をお願い申し上げます<(_ _)>』

今般、アルピナ専用ページに「エンジン紹介」のカテゴリーが新設されました。
当スレ‘ALPINA エンジンの魅力’の内容をブラッシュアップしながら、「エンジン紹介」のカテゴリーへの移行を実施していきます。
又、多様に「エンジン紹介」をUPをしたいが、文字だけではビジュアル性に欠けますので、オリジナルなALPINAエンジンの画像提供をお願いします。

提供は当スレにレス(画像投稿)願います。
又は、本レスの送信フォームを活用願います。
提供時にモデル名の記載もお願いします。
お時間の許すお方さまは、アルピナ専用ページの「エンジン紹介」より、投稿フォームにてエンジン・インプレッション願います。

宜しくお願い申し上げます。。。

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re:(12) アル君/[E65_B7] : 2013/10/27(Sun) 22:12 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

129.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v
「2013年も10月下旬かぁー、秋も深まりますネ」

ALPINAのエンジン話財、第9弾はF10_D5 Turboに搭載されたエンジンです。。。

3Lの直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載し、日本市場専用に開発されたエンジンです。
530dがベースとなり、最新世代コモンレール・ダイレクト・インジェクションと、可変タービン形状のターボチャージャーは1基。
より大きい直径のプラスチック・エアダクトの改良は圧力損失を30%低減。
これによりエンジンは「吸気しやすく」なり、より良い回転レスポンスと高いパフォーマンスを得ることができた。
最大トルクは61.2kgmに達し、550iが搭載する4.4LのV型8気筒ツインターボエンジンに匹敵する。
最高出力は280psを発揮する。
更に、B5 BiTurboから引き継がれた排気システムにより、ディーゼルでありながら高回転域では驚くほど刺激的なサウンドを響かせます。

低回転域では、高級サルーンにふさわしい静粛性と直列6気筒エンジンならではの滑らかなフィーリングを得ている。
速やかな加速にも優れており、アクセルをを深く踏む必要はない。
可変ジオメトリー式のターボチャージャー採用と、排気エネルギーを十分に活かした成果です。
アルピナ・スポーツ・ディーゼル・エンジンは非常にスポーティーで、高い回転域を実現。

【エンジン】
直列6気筒DOHCターボ (ディーゼル)
総排気量2992cc
内径×行程84.0mm×90.0mm
圧縮比16.5
燃料供給装置BOSCH DDE 7.41
最高出力280ps(206kW)/4000rpm
最大トルク61.2kg・m(600N・m)/1500〜3000rpm

【性能】
0→100km/h5.9sec.
巡航最高速度256km/h

F10_D5 Turboは、最大限の効率性と卓越したパフォーマンスに魅了されます!!!

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re:(13) アル君/[E65_B7] : 2013/12/30(Mon) 21:45 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

152.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v
「2013年も間もなく閉幕ですネ」

ALPINAのエンジン話財、第10弾はF30_B3 BiTurboとF32_B4 BiTurboに搭載されたエンジンです。。。

搭載される3Lの直列6気筒エンジンに組み合わされるのは335i等が採用するツインスクロール式シングルターボではなく、ALPINA専用のツインターボとなる。
最大過給圧も、335iの0.6barと比べ大幅に引き上げられ1.2bar以上を獲得している。
バルブトロニック機能やダイレクト・インジェクション・システム付きの2979cc直列6気筒エンジンは、2基のターボチャージャーにより、5500rpmから6250rpmまで最高出力410psを、3000rpmから最大トルク600Nm(61.2kgm)を発生させます。

先代のB3S BiTurboと同じ410psとなるものの、最高出力を発揮する5500rpmに達するまでのトルクが5.1kgm向上しているので加速の勢いは別次元です。
その上、2200rpmから5200rpmの広い回転域に渡って、550Nmの太いトルクを発生します。
非常に強力なエンジンと見事に設計されたZF製の新しい8速スポーツ・オートマチック・トランスミッションのコンビネーションによって、どのようなドライビング・コンディションでも遊び心のある高いパフォーマンスを実現します。
優れたパフォーマンスのみならず高い燃費効率も誇っており、ALPINAの先端技術が高過給圧ターボエンジンとしては異例の10.2:1という圧縮比を実現し高効率化と結果です。

実際の走りにはスパルタンな感覚はなく、ALPINAはジェントルでエレガントな走りを演出する。

【エンジン】
シリンダー/過給機 直列6気筒/ビターボ
総排気量 2979cc
ボア 84.0mm
ストローク 89.6mm
圧縮比 10.2:1
最高出力 301kW/410PS
回転数 5500-6250rpm
最大トルク 600Nm/61.2kgm
回転数 3000-4000rpm
エンジン・マネージメント BOSCH MEVD 17.2.6

【性能】
0→100km/h 4.2sec.
巡航最高速度 305km/h

B3/B4 BiTurboは、ALPINAならではのエレガンスと社会が求める高効率化を両立させております!!!

<追伸>
来年・2014年も、当スレにてALPINAエンジンの魅力を紹介する所存です。

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re:(14) アル君/[ALPINA_B7(E65)] : 2014/02/22(Sat) 21:20 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

156.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v

当スレ‘ALPINA エンジンの魅力’は一年越えとなり、「アルピナ専用ページ」の‘エンジン紹介’は現在8機の情報が掲載されております。
引続き、当スレによりALPINAエンジンの魅力を解き明かし、「アルピナ専用ページ」へ順次UPする所存です。
皆様、今後もエンジン情報の提供等、ご支援の程を宜しくお願い申し上げます。

【画像は、F10_D5 BiTurboのエンジンです!】

D5 BiTurboは、「新ポスト長期規制」を敷く日本に於いては、そのまま販売することが不可能で未導入となりました。
その為、日本市場向けに専用開発された、シングルターボを採用したD5 Turboとして導入になりました。

エンジン 直列6気筒ツインターボ2993cc
最高出力 345bhp/4000rpm
最大トルク 71.3kg-m/1500rpm-3000rpm
最高速度 273km/h
0-100km/h加速 5.1秒
燃費 16.9km/l
Co2排出量 155g/km

アルピナ・スポーツ・ディーゼル・エンジンは非常にスポーティーです!!!

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re:(15) アル君/[ALPINA_B7(E65)] : 2014/03/02(Sun) 20:37 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

158.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v
「2014年の春、間もなく到来ですネ♪」

ALPINAのエンジン話財、先の記事No.156は省き、第11弾は3シリーズ_E46をベースにした、B3 3.3に搭載されたエンジンです。。。

328iのM52ユニットをベースにチューニングされた、総排気量3300ccのエンジンは最高出力285ps/6100rpm、最大トルク34.2kgm/4300rpmを発揮。
超軽量のマーレ製ピストンやトーションダンパー付きクランクシャフトの効用、各エンジンパーツに於ける重量の適正化など、地道で王道と云ったALPINAチューニングの成果。
それと、リッター当たり85psに達するチューンド・エンジンでありながら、ヨーロッパでも厳しいドイツの排気ガス規制値D4をクリアしている。
こうした高い技術を有している事こそが、ALPINAを世界最小の自動車メーカーとして世に認知せしめている証です。
エンジンの吹け上がりは緻密で鋭く、わずかなスロットルペダルの動きにも、タコメーターの針はリニアに反応する。
又、エンジンは非常にトルクフルで、回転上昇感が極めてスムーズな為、すぐさまタコメーターの針はレッドゾーンヘ向けて跳ね上がって行く。
ノイズや振動は抑えられており、あらゆる速度域においてもスムーズです。

【エンジン】
直列6気筒DOHC
総排気量 3299cc
ボア 86.4mm
ストローク 93.8mm
最高出力 285ps/6100rpm
最大トルク 34.2kg・m/4300rpm
圧縮比 10.2
燃料供給装置 Siemens DME MS42

【性能】
0→100km/h 5.5sec.
最高速度 265km/h

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re:(16) アル君/[ALPINA_B7(E65)] : 2014/05/15(Thu) 22:22 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

186.jpgRe: ALPINA エンジンの魅力写真 ALPINAな皆様(^^)v
「2014年5月、早くも気温が30℃以上の地点もあり‘真夏日’で・・・暑いネ(^^ゞ」

ALPINAのエンジン話財、第12弾は8シリーズE31_B12 5.0クーペに搭載されたエンジンです。。。

エンジンスペックとしては、ベース・850iの4988cc/V12 SOHC/300ps・45.9kgm(5200rpm) に対して、排気量は同じく4988cc/360ps・47.9kgm(4000rpm)を稼ぎ出しています。
マーレー社製の鍛造特殊軽量ピストンとスペシャライズドカムシャフト、独自のノウハウを込めたボッシュ製の電子制御点火、空燃制御噴射コントロール等の特殊パーツへの変更に加え、8.8から9.5まで高められた圧縮比によって+60psと+2.0kgmを稼ぎ出すパワーです。
V12はフラットなトルク特性を持ち、街中をゆったりとしたスピードで走っても良し、アクセルをグッと踏み込むとシートにグググッと背中が張り付くようなトルク感は素晴らしく、ALPINA社の技術力は確かなものです。
又、ALPINAのテクノロジーが加えられる事でBMW本来のティストが遺憾なく発揮され、頭の中を覚醒して胸のわだかまりを拭い去ってくれるような加速が堪能できる。
しかも、その間にドライバーを緊張させる振る舞いは一切ない。
ステンレススチールのBOYSENエキゾーストシステムが奏でるサウンドも、意識すれば聞こえてくる程度のBGM的なボリュームに抑えられている。

追記として、ベース・850iの300psというスペックは、敢えて性能を絞り込んだ結果です。
4988ccのV型12気筒の最高出力を必要以上に引き上げる事を、BMWは好まなかった。
パワー競争を加熱さすことが社会環境に反すると考慮し、真摯な態度で自重した訳である。
ALPINAの考えは、頂点に位置するB12は極めて限定されたオーナーに委ねられ、そうしたオーナーは知性と教養を持ち備え、B12を走らせる事に対し社会的な責任が理解できると判断している。

【エンジン】
V型12気筒SOHC
総排気量4988cc
内径×行程84mm×75mm
最高出力360ps/5300rpm
最大トルク47.9kg・m/4000rpm
圧縮比9.5
燃料供給装置Bosch Motronic

ALPINAのV12は憧れ良いネ!!!

では又 by アル君(^^)/〜〜〜

Re:(17) アル君/[ALPINA_B7(E65)] : 2014/06/22(Sun) 22:22 : bmwfun.x0.com/bmw/alpina.htm

ALPINAな皆様(^^)v
「2014年も梅雨入りの中ですが、ALPINAと供にエンジョイされておりますかぁ。
 我が愛機・B7嬢は雨を嫌ってか、スリープモードに入っております(^^;)」

さて、当スレ‘ALPINA エンジンの魅力’により、12基のエンジンに付いて紹介させて頂きました。
立上げてから一年半ほど経過したので、当スレを中締めし新スレ(Part2)立上げ、引続き魅力あるALPINAのエンジンをカキコする所存です。

ALPINAのエンジンは、クラフトマンが一人一機ずつ責任をもって手組みし、1台に付き一人のマイスターが最終工程まで管理しております。
吸気から排気まで‘ALPINAマジック’を施し、魅力に溢れたエンジンに仕立て完成されます。

 ≪中締め≫
さてと、当スレ‘ALPINA エンジンの魅力’中締めですネ。。。
レスを賜りました‘なな(男)@B10様’に於かれましては有難うございました<(_ _)>
情報提供を賜りました皆様、有難うございました<(_ _)>
又、当スレを見て頂いた皆様、有難うございました<(_ _)>
゜☆,。・:*:・゜★o(´▽`*)/♪Thanks♪\(*´▽`)o゜★,。・:*:・☆゜

今後も、ALPINAの魅力に溢れたエンジンに期して、当スレを中締めとさせて頂きます!!!
そして引続き、新スレ‘ALPINAエンジンの魅力(Part2)’を宜しくお願い申し上げます。
ALPINA「バンザイ」\(^o^)/

では有難うございました(Part2へ続く) by アル君(^^)/〜〜〜

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