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3シリーズ(E30)の歴史

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3シリーズ(E30)の歴史

No.52 LE [E30-320i] : 2000/12/11(Mon) 09:19:48 :

2代目(1983年-1994年)E30 デザイナーは7シリーズ(E32)や5シリーズ(E28、E34)など80年代のBMWを手掛けたクラウス・ルーテによるもの。先代ではグレードによりヘッドライトが2灯式、4灯式となっていたが、E30では4灯式に統一された。サスペンション形式は伝統の前:ストラット、後:セミトレーリングアームを採用する。1982年に2ドアがデビュー。セダンのほか、バウア社のトップカブリオレ(TC)モデルが選べた。エンジンは直列4気筒の315、316、318iと、直列6気筒(ライト・シックス)の320i、323iが発売された。翌年には4ドアがデビューし、同時期に発売されたライバル車ベンツ・190Eと人気を分け合った。1985年には小変更を行い、フロントロアーパネルのデザインを変更したほか、323iが廃止され325iへと入れ替わった。そしてETAエンジン搭載の325eとBMW初のパーマネント4WDの325iXを追加する。また、自社製のフルオープンタイプのカブリオレも登場する(バウア社製も継続生産)。1986年にはイメージリーダーとなるM3を発売。1987年にビッグマイナーチェンジを行う。その内容はエリプソイド(楕円体)ヘッドライトと呼ばれる車幅灯内蔵型の前照灯の他、テールライトの意匠が変わり、バンパーがクラシカルな鉄製から樹脂製の大型の物に変わった。しかしながらカブリオレについては従来型のデザインを引き継ぐ。メカニズム面では318iのエンジンが新設計の物になり性能が上がっている。1989年にはステーションワゴンモデルのツーリングを追加。このネーミングは2002のハッチバックモデルに由来するものである。また、4気筒DOHCの318isが追加されている。

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