エンジンオイルの交換時期

今まで国産を乗り継いできて、どの車の時も5000km毎にオイル交換してきました。
しかし昨年E46　318iを購入した際、20000km位まで交換の必要はないとディーラー営業マ
ンに言われました。本当にそれでいいのでしょうか？
どなたか詳しい方教えてください。

(587へのコメント)
こんにちは。
私もＥ４６?３２８に乗っていまして、９月に納車されてから
オイル交換を一度模していません。
すでに７０００ｋｍ以上走破していますが、オイルの減りも無く
特に汚れやスラッジや金属粉は発見できません。
そうとう精度が良いのでしょう。
友人のガソリン系の会社に勤務している人に立ち会ってもらい
オイルの検証をしてもらいましたが、全く劣化や気になる
スラッジ、金属粉は見られない。とのことでした。
新車時とは若干飴色になったかなという差だけで、
特にガソリン臭くも、焼けた匂いもせずにきれいです。
私も、新車時からずっとオイル交換をしない事が始めてなので
いろいろ疑っていますが、現時点で問題はありません。
でも、心理的にやなもんですね。

(590へのコメント)
Ｅ４６ ３１８ｉに乗っています。 ＳＦＷの25000kmまで大丈夫というアドバイスを
無視して、2000kmでオイル交換をしてしまいました。 やはり前の車で5000ｋｍ毎に
交換していたので気になりました。 純正のオイルは10W40という記述があったし、丁
度2000km時点が冬の入りだったので5W30を選びました。 次回は10000kmで交換しよ
うかと考えています。 燃費の向上には粘度の柔らかい方が良いという意見を信じて
また5Wxxを選ぼうかと思っています。 走らせる地域、気候によって粘度は選択の余
地があると思いますのでショップにも相談した方が良いと思いますが．．．
ＢＭＷが交換サイクルをニューモデルの度に長く設定しているのは、環境問題に配慮
しているからと、どこかで読んだ記憶があります。

れむらー

(593へのコメント)
michiさん、れむらーさん　お返事ありがとうございます。

れむらーさん　基本的な質問で申し訳ありませんがオイルの表示で10W40，5W30とは何を意
味するのですか？

(595へのコメント)
Ｍ．Ｇｅｎさん、
詳細は確かＥ４６のオーナーズブックに載っていました。 ５Ｗｘｘとか１０Ｗｙｙ
とかの数字はエンジンオイルの粘度です。 オイルがどのぐらいシリンダーを滑らか
に回すかの数字で、５とか１０の単位の意味は私も知りませんが、5の方が寒冷地、
冬用でネバネバが強く、１０や１５は暑い地域、夏用でサラサラのオイルです。 Ｗ
はＷｉｎｔｅｒの略でＷの前の数字が冬期耐用温度、Ｗの後のｘｘとかｙｙが夏の耐
用温度でこのＷの範囲が広ければ広いほどあらゆる気温に耐えられる高性能オイルで
す。 私が見た中では５Ｗ４０とか１０Ｗ５０とかが高性能（＝高価）なオイルです
。

ちなみに私はＢＭＷ以前の車から冬はスキーに乗っていくので５Ｗ３０、夏は１０Ｗ
４０（神奈川在住です）ぐらいを目安に使っています。 燃費は５Ｗの方が良いと言
われていますが、夏はエアコンをかけるので単純比較はできないかもしれません。

ちょっと前のＢＭＷマガジンのＱ＆ＡでＳＦＷで交換されるオイルはＭ３以外は１０
Ｗ４０しかなく、寒冷期には向かないのでは？ という北海道の方の質問がありまし
た。 ＢＭＷの回答は大丈夫とのことでしたが、私はＳＦＷ中ですが去年の冬は自分
で近所のオートショップに持ってって５Ｗ３０に交換しました。


れむらー

(610へのコメント)
れむら?さん　
ありがとうございました。
とても参考になりました、BMWビギナーですのでまたいろいろ教えてください。

(593へのコメント)
こんにちは。you-kun です。

BMW が交換サイクルをニューモデルの度に長く設定しているのは、環境問題に配慮
しているだけでは、ありません。

また、多くの人が今までの常識にとらわれて、25.000Km の交換に異論をとなえて
いますが、それは BMW のエンジン内部を詳しく知らないからです。
つまり、BMW の機械工学的な理論によるエンジンの内部構造をよく知らないため
25.000Km は信じられない。ということになるのです。


BMW は「トライボロジー」という理論に基づき、摩擦を低減しエネルギーのロス
をなくすことにより耐久性を確保しようとしています。

そのひとつにピストンとピストンリングが日本車では考えられないような精度で
研摩され製造されています。これにより、エンジン内部の気密性はもとより、
摩擦熱も低減されているので、空気による酸化と摩擦熱による劣化を防いでいます。
また、コンロッドは鍛造であるため、摩擦による鉄粉があまり出ません。
ためしに、コンロッドが鍛造の日本車があるか探してみてください（超高級車は別）
ほかにも、ボールベアリングの構造と新開発の潤滑剤、タペットの研摩精度など
たくさんの新開発と新技術がつぎこまれています。

ここで疑問なのが、なぜ世界的な技術力を誇る日本が導入（真似）しないのか。
ということです。
答は簡単。量産ができないのとコストがかかるためです。つまり沢山生産できず
さらに車の値段が高くなってしまうからです。

考えてもみてください。たかが 1.9リッター SOHC で 350万以上する日本車が
ありますか。あっても誰も買いません。また、2.8リッターで 500万以上です。
日本車なら 4リッタークラスが買えます。

このように、日本の自動車メーカーは、たとえ高性能であっても時間のかかる高価な
エンジンを開発しないのです。それよりも安くて高い馬力のでるエンジンを開発
します。日本車は 2リッターが 200万でないと、他社と勝負になりません。
こういう芸当は BMW だからこそ出来るんですね。
みなさんは、1.9リッターの 350万や 2.8リッターの 500万の最新技術のとても高価
なエンジンに乗っているのです。

また、多くの日本車ディーラーやオートバ◯◯スなどのショップとの からみ から
日本の自動車メーカーもあまり積極的に導入しようとはしません。
環境問題や新技術よりも、まずショップやメーカーの売上げ保護が第一なんですね。
（新車の初回車検3年で、どれだけ もめた か御存知でしょう）

BMW はエンジン屋です。6月にはBMWのエンジンをのせたボーイング717-200も
発表しています。今でも航空機エンジンを開発するメーカーです。
そんなメーカーが根拠のない話はしません。

しかも、カーボン技術やセラミック技術により、将来はオイルの いらない という
エンジンを開発しています。そんなバカな。と思うでしょうが、現実にすでに今現在
人工衛生にその技術が使われています。宇宙では、オイルやグリスは使い物になら
ないのです。メンテナンスフリーのため人工骨盤への採用も研究されています。

みなさんが定年退職するころには、もしかしたらガソリンではなく、しかもオイル
もグリスも必要無い車が走っているかもしれません。

自分の子供に「昔の車は、ならし運転や暖気運転が必要だったんだよ」と話している
かもしれませんね。もっとも「オイルって何?］と聞かれるかもしれないですね。

(596へのコメント)
、HZR です。
you-kun さん、色々参考になりました。

で、私はE36 320iに乗っていますが、エンジンオイル交換後1年経ったので
オイル交換しようかなと考えていました。（今まで1年点検毎に交換していた）

でも、オイル交換後の走行距離は6000kmぐらいですし、インジケータもまだ
大丈夫です。

you-kun さんはインジケータ通りに交換されているのでしょうか？
また、オイル交換はショップなどで行われているのでしょうか？
（ショップでオイル交換するとオイルの銘柄が変わってしまうのであまり良くな
いのではと聞いたことがありますので...。）

なお、このインジケータの検出にはどのようなパラメータが使用されているの
かご存知でしょうか。

質問ばかりですみません。 もし、よろしかったら教えてください。

(613へのコメント)
こんにちは。you-kun です。

もちろん、私はインジケーター通りに交換しています。
そして、オイル交換はサービスフリーウェイなので、ディーラーでしています。
なんてったってタダですから。

でも、オイル交換はショップでもディーラーでもどちらでもかまいません。
大事なのは心配している通りで、銘柄です。

オイルには色々な種類がありますが、いわゆるロングライフタイプといわれる物
でないといけません。と、言っても難しいですから BMW の耐久テストに合格した
推奨オイルを教えましょう。
たくさんありますが、比較的入手しやすいものとして
カストロール TXT、バルボリン シンパワー、シェル ヘリックスウルトラ、
です。
このオイルで 5W-40 なら問題ないでしょう。


御質問のインジケーター検出方法ですが、
私の E46 は、第4世代の検出方法で、HZR さんの E36 は、第2世代です。

どう違うかといいますと、第2世代は走行距離に対してエンジンの回転数や水温を
計算して、交換までの距離数を割り出しています。
これは高速道路を100Km 走ったのと市街地を100Km 走ったのとでは同じ距離でも
エンジンの回転数や水温、つまりエンジンの負荷が違うからです。

これに対し、E46 の第4世代はガソリンの消費率で割り出しています。
第2世代との大きな違いは、走行距離を計算式に入れていない点です。

具体的にいうと例えば渋滞です。渋滞は止まってる時間がたくさんありますよね。
E36 の第2世代だと走行距離をもとにして計算しているため、渋滞のように走行
していないのにエンジンに負荷がかかっている状態を考慮できないのです。
第4世代はガソリンの消費率で割り出しているので、渋滞で止まっていても
サービス・インジケーターの距離数はちゃんと減ります。
また、山道などの登り坂などもそうです。たとえエンジンの回転数が低くても、
エンジンには相当な負荷がかかっていますよね。

さて、HZR さんの場合ですが、6000kmぐらいで、インジケータも大丈夫なら問題
ありません。第2世代とはいえサービス・インジケーター通りで大丈夫です。
ムダなことをする必要はありません。

こんなことを言うと、反感をかうかもしれませんが、
サービス・インジケーターを無視して早めにオイルを交換する人で、車のエンジン
やオイルについて、どれだけ知っている人がいるでしょうか。
だだ単に、オイルは熱により 5,000Km でダメになるとか、乗らなくても一年で酸化
するという古い一般論しか知らないんじゃないでしょうか。

エンジンは進化しています。日本の自動車メーカーも BMW のように 25,000Km 以上
オイルのもつエンジンはとっくに開発しています。実用化しないのは、いくらオイル
が 25,000Km もっても、車の値段が高くなったら日本人は見向きもしないことを
日本の自動車メーカーはよく知っているのです。ヨーロッパの人は違います。

いい例が、日本では ABS やエアバッグがオプションでもナビゲーションや
CDチェンジャーが標準装備の方が喜ばれます。
ヨーロッパなら、娯楽装置が標準で安全装置がオプションとはどう言う車だ。と
その車どころか、メーカーに対して不信感を抱いてしまいます。

また、オイルの精製技術も、ものすごい進化をしています。5年前とは比べ物になり
ません。
それでも、いくらなんでもあのエンジンの熱にオイルが 25,000Km もつ訳がない。
という人がいると思いますが、そんなことをいうなら飛行機はどうなるのでしょう
か。ジェットエンジンが東京からロスまで10時間以上も回っているのです。それこそ
途中で壊れてしまいます。

じつは航空機のエンジンオイルは1リットルでなんと数十万円もします。そういう意味
では、単純に航空機と自動車は比べられませんが、もし同等のオイルと今のエンジン
技術を駆使すれば、2年以内であれば10万Km 以上もたせることなど、たやすいこと
なのです。しかし2年毎のオイル交換に100万円以上したのでは、とんでもないので
現在は短い期間に長く稼動する航空機にその技術が使われています。

ここ数年でオイルは驚くほど進化しました。航空機に使われるような高度な精製技術
がコストの面で、車の世界へ降りてきたのです。エンジンもオイルもまだまだ進化
し続けています。

BMW は今でも航空機のエンジンを開発するエンジン屋です。空気の薄い上空で、
いかに空気を取り入れてエンジンを回すかで開発された技術がターボです。
その技術を車の世界へ初めて降ろしてきたのも BMW です。（2002turbo）
ターボは航空技術なのです。

なぜそうするのか、なぜそれをしてはいけないのか。をちゃんと説明できてこそ本物
であり真実です。
話が長くなってしまってすいません。HZR さん、わかりましたでしょうか。

(621へのコメント)
こんにちは、HZRです。

you-kun さん、詳細に説明していただきありがとうございました。

サービスフリーウェイが３年で終わってしまったのでオイル交換をどうしよ
うかと迷っていました。（追加のサービスフリーウェイがあると紹介されまし
たが、金額が高かったもので...。）
ディラーでのオイル交換は２万円弱だと聞いていますので躊躇していました。
まだ、インジケータが２つ緑の表示がありますので、もうしばらく走れそうで
すね。

色々、情報ありがとうございました、参考にさせていただきます。