◇ふわふわする - -けんたろ? 9月24日2時23分(#938)
└・Re:ふわふわする - -you-kun 9月24日21時8分(#939)
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938 |
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けんたろ? |
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9月24日2時23分 |
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、最近中古車を買ったのですが、乗り心地がどうも納得行きません。 車は94年型E36・325iで、現在走行距離5万3千キロ、足周りその他は全て 純正のままです。 最近180キロ近くまで出す機会があったのですが、150を越える当たりからス テアリングにぶれが来ると同時に、すごく乗り心地がふわふわします。また、サスと 関係があるか走りませんが、町中を走っていたときにカーブなどで鉄板の上(工事中 のとこら等)を走ったときに、一瞬タイヤが滑るような感じを受けます。
これらの原因は何でしょ
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939 |
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you-kun |
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9月24日21時8分 |
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(938へのコメント)
こんにちは、you-kunです。
>カーブなどで鉄板の上(工事中のとこら等)を走ったときに、一瞬タイヤが滑る
鉄板の上では、大かれ少なかれ必ずタイヤは滑ります。雨なら、なおさらです。 しかし滑る量は減らせます。滑る量はタイヤの状態や車の重さ、スピードに影響 します。よってタイヤをハイグリップタイヤに交換することです。また、行き過ぎ ない程度にタイヤを太くすることも効果があります
>150を越える当たりからステアリングにぶれが来ると同時に、 >すごく乗り心地がふわふわします。
走行距離が5万3千キロということから考えて、たぶんショックがへたっているので はないでしょうか。(前オーナーの乗り方により、へたる距離数は変わります)
車はスピードを上げていくと、車の下に入ろうとする空気が増えてフロントが浮く、 業界用語で言うところの「リフト」が出ます。これはごく当たり前の現象で普通の 車の場合100Km時で、止まっている状態よりも約50Kgほどリフトしています。 超高性能スポーツカー(GTRやフェラーリ)は別として、高性能なスポーツカーと呼ば れる車でも、約10Kgから20Kgはリフトしています。じゃあ、超高性能スポーツカーは というと、逆に5Kgから10Kgほどダウンしています。 ちなみに、レースで使用される車は300Kmで2トン近くもダウンフォースしています。 もちろん、その重さを打ち負かすだけの強力な馬力があるからこそ可能なのですが。
そこで、リフトした車を安定して走行させるために、サスペンションの伸び側を締め 上げてフロントの浮き上がりを押さえています。つまり、ショックがへたってくると フロントの浮き上がりを押さえきれなくなり、ふわふわした状態となるわけです。 ショックは縮み側だけでなく、伸び側もたいへん重要なんですね。 もっともファミリーカーは150Kmを想定していないので、新品でもふわふわします。
いちど、ホイールバランスを見直してみて、それでもダメならショック交換ですね。 せっかくですから、Mスポーツサスにしてはどうでしょう。
最後に、スポーツカーも含めて、なぜ、普通の車のリフト量をゼロにしないのか。 というと、じつは、エンジンを冷やすために車の下に入ってきた空気を利用して いるのです。高速走行では、エンジンを冷やすのにグリルだけでは足りないのです。 ですから、超高性能スポーツカーと呼ばれる車は、車の下に空気があまり入って来な いようにしているため、エンジンを冷やすのにフロントスポイラーに、あれ程大きな 口を開けたインテークが必要なのです。
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