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Re: バッテリーの弱りが早い GMS - [E63M6]  ID:yjpVE  
TeeGeeさん

少々誤解があるようですよ
オイルに関して言えばヘッド周りだけ熱くなることはありません
オイルはオイルポンプでエンジン内を循環させますから、風呂じゃないんで下は
冷たいままはありません、これは冷却水と同じ原理です、空令も水冷もオイルの
循環方法は同じですから・・・
70℃くらいまでというのは仰せの通り、オイルの劣化を抑えるためです
冷えたままエンジンを止めるとオイルの分子構造が壊れやすくなり劣化が早まる
ということらしいですよ(昔カーグラTVでの出光興産の技術者の話です)
事実E46で毎日通勤で4kmの距離を行き来していたら冬場、エンジンオイルの
スティックやフィラーキャップの裏側に白い塊(蒸気が冷えたもの)が付着していました
これは油温が上がりきれないうちに当着してしまって、これを繰り返したため
オイルが水(水蒸気)と反応してヘドロ状の白濁したものがついたということなんです
ですから走っても走らなくてもオイル温度が適温になるまではほんとうは
エンジンを止めないほうがいいのです

またメーカーがアイドリングをするなというのは、まず環境の問題、できるだけ
有害物質を出さないためです。ですから今の車は電子制御でもあり
チョークもないのでエンジン冷えてても普通に発進できますし、すぐに
走り出してもいいということです。しかしエンジンは冷えているし
オイルは固いままだし、各部に十分オイルが循環して適温になるまでは
けっして無理な走りはしてはいけないのです、動きながら暖気をする感じなのです

また早く動き出す目的としては、エンジンオイルだけ適温にしても、ミッションやデフは
冷えたままなので、そこで無理な走りをしたら元も子もないことになります
ですからエンジンもミッションもデフも走りながら徐々に温めて十分温まったら
全開走行しても大丈夫という考えなんです。
これはサーキットでもやりますよ、中にはエンジン温める時に車体を浮かして
ギヤを入れて駆動輪を空転させて、アイドリングしたりします
そうするとすべてのオイルを同時に温められるんです

冬季、長く乗らないならミッション。デフは温める必要はないのでバッテリー
充電とエンジンオイルの潤滑を考えれば30分程度アイドリングが一番効果的
だということです、長くエンジン掛けないとオイルが下に下がってしまい
急にエンジン掛けた時に十分潤滑されず、ピストンリングやカムなどに
傷が入る場合もあるんです
エンジンはいつもオイルに浸しておくことが大事なんです
... 2015/04/03(Fri) 11:07 No.570  


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