エアクリーナーボックス
たいめい - (2004/05/25(Tue) 19:22:17)
97yE36 318isに乗っているのですが、エアクリーナーを交換しようとエアクリー
ナーボックスを開けてみると、中のスポンジが裂けた状態だったのですが、放置し
ていました。
２・３日して気になり、再度開けてみると、スポンジの粉がエアクリーナーに詰ま
り、スポンジを触っただけでボロボロになるので取り除きました。またボックス上
部のスポンジも同様にボロボロで、エンジン内に粉が入っていた可能性がありま
す。
そこで質問なのですが、
・エアクリーナーボックス内のスポンジは断熱の為以外に役割があるのでしょう
か？
・今、取り除いたままになっていますが、無いままで平気でしょうか？
（若干の熱だれはあるでしょうけど・・・）
・このような事が原因でエンジントラブルが起こった方はいらっしゃいますでしょ
うか？（その場合どのようになったのでしょうか。）
以上、お教えいただきたく思います。よろしくお願い致します。
４気筒車と６気筒車ではクリーナボックス／エアクリーナエレメントに違いが有ります。
まずボロボロのスポンジの件、すぐにでもエアクリーナボックスを吸気経路から分離して
スボンジは跡形もなく取り外してから掃除機などのバキュームを使用して完全清掃を行っ
たほうが良いかと思います。その後スボンジは新品と入れ替えます。
理由はおっしゃる通りエンジン内部への異物進入防止の為です。クリーナボックス直後の
エアフローバルブ（４気筒車はフラップ式で箱形の物を使用している）の詰まりを誘発
し、その後方に位置するインジェクター部分には空気の流れを制御するために針の穴程度
の穴が開いている箇所が有ります。そこにスボンジのカスが詰まったりするとそれこそ燃
調に支障します。エンジンに入った場合にはもともとスボンジ自体は石油系のものなので
燃焼後排気されるか最悪スラッジ／カーボンとして燃焼室付近とその周りに不着します。
この程度ならまだしも、スボンジカスに砂等の異物が付いてた場合にはどうなるかはご想
像の通りです。スボンジ自体をクリーナボックスから取り外してしまってもとりあえず通
勤／通学／おつかい等の日常使用には耐えられると思います。しかしスボンジが無い分だ
け吸入抵抗が減りますのでその分吸入流速が遅くなります。フルスロットル時に息突き等
の症状が発生する可能性あり。一度エアクリ−ナボックスを吸気経路から取り外した状態
でエンジンを掛けてみて下さい。おそらく掛からないか掛かったとしてもアイドリング不
安定等の状態になると思います。それほど吸入負圧というのは影響しますのでできるだけ
元の状態を維持した方が賢明かと考えます.
ぜふぁーさん、丁寧なご説明ありがとうございます。
参考にさせていただき、スポンジを手配しようと思います。
