メンテナンスQ&A

プラグホールへのクーラント漏れ

E34メンテナンスNo6980



No.6980

プラグホールへのクーラント漏れ

もも5 - (2007/03/04(Sun) 10:17:06)

1年半振りに一発死んで5気筒になったので、またオイルがプラグのネジを伝ってス
パークしなくなったんだろうと思って一本ずつプラグを抜いて見ていったら・・・バル
クヘッドから2本目のダイレクトイグニッション抜いたら、タラーっと粘度の低い液
体が・・・。クーラントです。覗き込んでみるとプラグヘッドが濡れてひかっている
し、ダイレクトイグニッションのプラグにかぶさる内部電極も色が変わっている。

とりあえず内部をふき取って、プラグも清掃して今は6気筒に戻りましたが、ずっと
前からちょっとずつクーラントが減る原因がやっとわかりました、と同時にこれは
エンジンヘッド分解、増し締めが必要でいやな感じです。暇も金もないのでしばら
くまた様子見です。ちなみにエンジン、38 6Sの3.8Lです。

他のエンジンでも同じような症状はよくあるんですかね。ご経験なさった方、いら
っしゃいますかね?

Re:プラグホールへのクーラント漏れ(1)

No.6984 匿名で。 - (2007/03/05(Mon) 01:59:20)

それって、本当にクーラントでしたか?

もしそうだとしたら、ヘッドが割れてますよ・・・

仮に、ガスケットが抜けて燃焼室にクーラントが入ったとしても
プラグホールには上がってきませんよ。

Re:プラグホールへのクーラント漏れ(2)

No.6991 もも5 - (2007/03/08(Thu) 21:21:50)

匿名のお方、

ヘッドがわ、わ、われてる?液は間違いなくクーラントでした。緑色でしたし。

しかし、ヘッドが割れるって、別にレースやってる訳でもないし、普段でもここん
所4000回転以上まわした覚えがないようなある意味エンジンに申し訳ないような使
い方しかしてないんですが、それにオーバーヒートもないし、そんなんで割れるも
んですか?うーむ、こりゃ今度の週末、もう一回あけてみて、またたまっているか
みてみなくては。(;_;)

Re:プラグホールへのクーラント漏れ(3)

No.6992 taku - (2007/03/09(Fri) 01:57:57)

ウォッシャ液はどうですか?
自分の場合ホースの継ぎ目から少量ですが漏れていたことはありましたよ。

Re:プラグホールへのクーラント漏れ(4)

No.6994 もも5 - (2007/03/12(Mon) 08:05:56)

taku様、

それは私の車でも時々ありますね。或いは雨水かもしれませんが、ボンネットを開
けるとエンジンに50CC程度の水が滴る事があります。私も最初はその手の水分が
伝ってたまったかな、と疑いました。でもプラグレンチについてくる液体をティッ
シュでぬぐうと、明らかに緑色でした。

昨日一昨日の週末はヘッドカバーを空ける時間なく、また、エンジンは6気筒を保っ
ています。そもそも、ヘッドが割れていて通常使用ができるのでしょうかね?それ
と、オイル管理の面から、ヘッドが割れるとどのような事が想定できるでしょう
か?オイルはコーヒー牛乳にはなっていません、いまの所。また、特に減ってもい
ませんし、下血もしてません。

Re:(5) No.6995 おんぼろM5 - (2007/03/12(Mon) 12:48:45)

最初に、クーラントでないことをお祈りします。

プラグホールにクーラントは漏れ出にくい仕組みだからです。
ブロックとヘッドの間は冷却水が行き来するため
ヘッドガスケットが抜けるとオイル路と水路が交わったり
シリンダー内や外部へ漏れ出すことはあります。

しかし、燃焼室の上側のプラグホール・・・
つまりヘッド内での冷却水は基本的に閉じた水路のため外部には出ません。
もしプラグホールに何かが漏れ出すとすれば
隣接するヘッド機構はカムホルダー部ですからエンジンオイルのはずです。

本当に純粋なクーラントが漏れ出てきたとなれば
匿名さまのようにクラック(割れる)を疑うわけです。

S38はヘッド部とカムホルダー部を組み立てる構造ですが
カムホルダー部はただの枠で水路は無かった筈です。

クラックが入るかどうかですが
残念ながらヘッドへのクラックは入ることがあります。

クラックが入るか否かは
回す、回さないとか、使い方どうこうではなく
爆発振動などによる金属疲労が主な原因でしょう。
どちらかというと周波数や共振要素が大きいのではないでしょうか。
そうしたストレスと
ヘッドの肉厚や「ス」の入り方(運でしょうね)で、入るときは入ります。

もちろんクラックはシリンダーブロックにも入りますが
どちらかというとアルミ製のヘッドの方が入りやすいといえます。

もし、漏れた液体がクーラントだとして
プラグホール内に直接漏れてくるようなら
燃焼室周辺(=プラグホール下部)にクラックが入ったと考えられます。

小さなクラックは目視で見つけられない場合が多いです。
目視で判るクラックなら圧が掛かる冷却系ですから大量出血するはずです。

点検は加圧テストで可能です。
単純にプラグホールに直接漏れているなら「漏れ」を目視できるでしょう。

仮に、プラグホール以外から漏れがあったとしても
「漏れている」ことの確認はできます。

まずは点検されることをお勧めします。
そこそこの工場なら、基本的なテストなので道具は揃っているでしょう。
テストそのものも、それほど難しいものではありません。
診断の確実性を求めるならBMWやS38に経験のあるところが安心かもしれません。

余計なお世話ですが、プラグホールに冷却水が漏れたとしても
オイルと違って熱で蒸発するため残るようなことは少ないと思います。
継続して漏れているなら、蒸発したクーラントの跡がかなり残っているのではないかと想像しま
すが如何でしょう。
S38のプラグホールは深いですが
ホールの壁はきれいなので汚れの確認はしやすいと思います。
そのあたりの確認もしてみてください。

クーラントの漏れが何かの勘違いであることをお祈りします。

Re:(6) No.6996 もも5 - (2007/03/13(Tue) 08:26:19)

おんぼろM5様、

ご指摘ありがとうございました。うーむ、これは重症かもしれませんね。色々と細
かい故障はありましたが大出血を伴うような修理は6年前のヘッド分解ガスケット交
換以来です。必要な諭吉の枚数によってはM5ライフも終わりかもしれません。
(*_*k)

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