はじめまして。 シリーズは異なるのですが、F10で同じ様な思いをしたことがあり、私見を述べさせて頂きます。
なお、他の方へのコメントと重複する部分がありますが、ご容赦ください。
F10のノーマルのサスペンションは、マンホール等の凸部を通過する際、突き上げが大きく、反面、コーナーでは踏ん張りが無くロールしていく印象でした。 これを、凸部の通過はしなやかで、コーナーではしっかりと踏ん張る足回り、俗に言う「猫足」にしたいと思いました。
一般的に、ノーマルサスペンションは、コイルスプリングが柔らかめでダンパーが硬めになっています。 これを、ダンパーのみ柔らかくすると、全体的にふわふわした足回りになり、BMWに要求される走行安定性が保てなくなってしまいます。 したがって、サスペンションを変える場合、コイルスプリングとダンパーを共に交換するのが望ましいことになります。
僕の場合は、F10で車重があったので、目的に叶ったのは「BILSTEIN B16」でしたが、「BILSTEIN」は単筒式でガス圧が高いため、G20では”しなやかさ”が確保できないと思います。
3ヶ月程前、FT86に「KW verⅢ」を装着した車両に試乗したことがありますが、とてもしなやかで好印象でした。 このサスペンションはスポーツモデルでしたが、他にもモデルがありますので、目的に叶ったものがあるかもしれません。
サスペンションの交換は費用が高額ですので、時間を掛け、十分に検討することをお薦めします。 |