ALPINAな皆様(^^)v 「2014年 暑中お見舞い申し上げます」
ALPINAのエンジン話財、Part1より続き第13弾は7シリーズE32_B11 3.5に搭載されたエンジンです。。。
<B11 3.5(E32)の3.5リッターSOHC直列6気筒エンジン【本画像】>
前ヒンジのボンネットを開くと、ALPINAがチューニングしカムカバーが美しく塗装された、3.5リッターSOHC直列6気筒エンジンが見えます。 軽合金シリンダーヘッドの燃焼室は半球形に加工され、排気量は其のままにしてフリクションの少ないマーレー製のスペシャル軽量ピストンを組み込む。 この為にコンロッドは8ミリ長いものが採用された。 圧縮比はオリジナルの9.0から9.8に変わり、ここにより多くの混合気を送り込むために、カムシャフトはリフトの大きいものへ変更され、同時にアウトレット・バルブの径も1mmミリ大きくなった。 キャタライザーの組み込まれたエキゾーストシステムも、抵拡のできるだけ抵抗の少ないものへと変わっています。 ボッシュ・モトロニック・システムも、ALPINAのエンジン特性に合わせてプログラムは当然ながら変更されています。 此れら等のチューニングを施し、出力は258psとベ−スの211psより47ps上回るパワーを得ました。 又、徹底したバランス取りは当然として、吸排気効率を高めるために、シリンダーヘッドそしてマニホールドのポート壁面が美しく研摩されています。 排気量を拡大しないでパワーアップさせるには、細部まで丹念に仕上げ、各部分から少しずつパワーを引き出すしか方法は無く、ALPINAならではの技法となります。 只、そのぶん多大な人手を要するので、価格は高くなりますが仕方ない事です。
【エンジン】 直列6気筒SOHC 総排気量3430cc 内径×行程92mm×86mm 最高出力254ps/6000rpm 最大トルク33.1kg・m/4000rpm 圧縮比9.8 燃料供給装置Bosch Motronic
Special Thanks by ALPY様 では又 by アル君(^^)/〜〜〜
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