記事No.2253を表示します。

僕も技術者でもなく、科学者でもないので、検証のしようがありません。
以前Skylineに乗っていた時はいずれもTurboだったこともありメーカー推奨の5000キロではなく
3000キロで交換していました。
BMWに乗り換えた際にOil交換についてディーラーに相談すると、その必要はない、と強く釘を刺されました。
納得いかなかったので、とりあえず色々調べて自分なりに理解し、結果、車任せにすることにしました。

OiL交換した際に使用済みOilは真っ黒です。
ブローバイで黒くなるのですが、これは汚れを落としている証拠でもあり、安心します。
但し、この真っ黒=性能劣化とは言い切れません。
これもかなり以前の話ですが、カーグラフィック誌で長期Test車のBenz C ClassのOilを指定通り
20000キロで交換した際のOilの品質確認ではその性能に問題はなかったと書かれていたことがあります。
当時CGでも疑念に思って調べたのだと思います。

国産車がOilにシビアかと言えばそんな事は無いと思います。
イースが5000キロのインターバルを勧めているのは知りませんでしたが、ダイハツは5000キロで
交換するようにエンジンを作ったのだと思います。それはCostの面でそのように判断したのでしょう。
メーカーの一番重要視するのはまず耐久性です。5000キロはマージンを取った数字だと思います。
GTRはその車の性格からシビア　コンディションでの使用が想定されます。
よってMobile 1を推奨したと思います。
GTR用にOilを開発依頼する必要もないのでCostも浮くし、良いものがあったので使用した、という事でしょう。
ただ水野さんがそういう事を敢えて明言している記事、GTRに採用といった広告を見ましたので、ちょっと
きな臭い面もありますが。。。(Tie Up??)
BMWやMercedesはOil交換に伴う消費者への負担と環境に考慮してロングライフ化に向かったのでしょう。
それを目指してOilとエンジンの開発を行ったのです。

BMWのOilのインターバルがTurboエンジンになって短くなったという話もありますが、僕が乗っていた
2台のE82 135iは新旧共にインジケーター上は2万キロのインターバルでした。
F22 M235iに乗るようになってインターバルが短くなり、その際にディーラーにシェルに変わったと聞きました。
ロングインターバル Oilは航空機に使われるような高度な精製技術で作られたもので、もちろん高価です。
そのCostを抑えるためにBMWは使用を止めたのでしょう。（これはBMWサービス工場の担当者から。）
　
考えてみれば白物家電すら例えば30年前の製品と現在の物と比較するとその性能はかなり上がっており、
比較する事ができないくらいだと思います。
車もOilも同様で、30年ぼうっと口を開けて寝ていたわけではないのです。
もう我々の古い言い伝えや、認識も時代に合わせて変えるべきかなと思います。
e36m3c season2さんの書かれていた通り、この問題は「誰が儲かるか」であり、また所有者の
精神衛生上の問題かと思います。

正しい認識をもった上で判断すれば良いですし、その判断は誰にも非難されるものではないと思います。