フロントとリヤのアライメント変更結果
No.488 レーステックTi14 [E90 325 DP] : 2006/10/02(Mon) 12:06:01 :
メロンさん、ちっちゃい黒ねこさん、
jackyさん、みなさんへ
さて、4輪アライメント調整してきました。
その結果、バッチリ踏めて、姿勢も作りやすく、ジャンプするような大きいリバンプ入
力の安定感が向上し、着地もキマるようになりました。
調整内容としては、調整前の素の状態を見ながら、バランスを整える、ということにし
ました(偏りがあれば修正、吊るしの組み付け状態から大きくは変えない)。
【アライメントデータ】
〔フロント〕
トー:調整前;左3.1mm,右1.9mm → 調整後;左右1.2mm
なお、キャンバーは調整できない。ただし、左右共に0°30'同程度。
〔リヤ〕
トー:調整前;左1.2mm,右0.0mm → 調整後;左右1.9mm
キャンバー:調整前;左1°48',右1°36' → 調整後;左右1°48'
【アライメントデータの所見】
〔調整前〕
・調整前では右向きに走る傾向がある(フロント,リヤのトー)
・サスペンションにムリな大きい入力を与えた履歴がないと推察(左右の狂い小)
〔調整後〕
・真っ直ぐに走るよう左右のトーを揃え、フロントとリヤとでバランス見て変更
・キャンバーは素直で狂いのない状態ながらも一応動かせるリヤを揃えた
ハッキリ言えば、トーが狂っていて、まともな状態で走っていない、でしたね。
先に投稿した記事では「ステアリングの不安定感」をこのクルマの元々の特性かのよ
うなことを書いていましたが、厳密に測定・調整すれば、全然そんなことはなくなり
ました(反省です)。
製造工場では、組み付け精度の交差内でサスペンションを組み付けており、特に、走
りには問題のないよう考えているでしょうが、それでも走ってみればクセが表れるよ
うな状態がごく普通と言えます。
そうしたことを修正し、よりクルマのオイシイところを引き出す、自分好みのハンドリ
ングとする、第一にアクティブセーフティーをより考えるうえでは、サスペンション・
セッティングの基本であるアライメント調整は改めて大事と思いました(愚問かもしれ
ません)。
ちなみに、納車後より1年少し、17,000km走行しているスポーツサスペンション、上記のアライメ
ント調整とも相まって、高速路面での安定感や乗り心地は、非常に良いレベルになったと
思います。
追伸)「リヤのキャンバーがノーマルでも大きそうだな」といい加減な?自分の目視では
感じていました。やっぱり大きかったです(笑
ガイシャは走行安定性を考え日本車より大きい傾向ですが、昨今の日本車もこの考
えに追従して大きい傾向に変化してきたとか(ここ10年位)。
長文失礼しました(^^;
フロントとリヤのアライメント変更結果(1)
ちっちゃい黒ねこ/[E90-320i MT DP] : 2006/10/03(Tue) 00:26:05 :
お疲れさまでした。
何はともあれスッキリしましたね。これで、また更に楽しく走れますね。
かなり、ハデな(実験的)乗り方をなさっていらした様ですから多少のアライメント
の狂いが出るのは必然かと(汗
今回の、調整はいつまで保つのでしょうか、また、更に走り(実験)が過激になりそ
うな予感(笑
しかし、ブッシュなどサス全般にアタリがついていて以外に保つのでしょうか。次回
のアライメント調整が楽しみです。しかし、アライメントは明らかなダメージが無い
場合、点検間隔はどの位なんでしょう?
私の場合は、夏の骨折の際にアライメント調整済ですが、あいにく数値は忘れてしま
いました。もうすぐ一年点検なのでその時に聞いてみようかと思います。その際は報
告いたします。
ハイドロ・シトロエンから転向組の私は、慣れて来たとはいえ、プッシャーパワーを
抜いた一瞬の「どうするの」って聞かれてる様なバランス状態に未だに戸惑う事しば
しば、これが、どうしても二輪車(バイク)を連想させるみたいです。
シトロエンは、何はともあれ「直進しまーす」って感じでしたから。
フロントとリヤのアライメント変更結果(2)
レーステックTi14/[E90 325 DP] : 2006/10/03(Tue) 01:18:22 :
ちっちゃい黒ねこさんへ
(cc:みなさんへ)
「ちーむ東海」さんのオフミの帰り道、常識外れな速度超過にならない程度で、東名メイン
走行のウェット路面、新たな運動性能と操縦性を愉しんできました♪
(大井松田〜横浜町田までの25km渋滞は地デジで気分転換)
これから、また、更に楽しく走れますね☆(何か新たな発見あるかも)
さて、ハデな走りはしていないつもりですが(笑)走行しているうちにさらにアライメント
狂っていたでしょうね。言われる通りです。
今後の走り(実験)、過激には注意します。作業されたショップのチーフから「ガイシャは
よく走るけど、あまりガンバらず注意してよー(笑」とも。
アライメントの点検間隔、当たり前のようで?答えは一つじゃないんでしょうねー。
横着な?私は、「あり?なんかヘンかも。」というまで、あまり敏感に点検しません。
(空気圧くらいはチェックします)
吊るしのBMW、「ハンドリング、こんなもん?!まー、よく考えてからアライメント調整し
よ。」なんて、愚鈍な今回の納車から一年までを反省します。
黒ねこさん仕様のアライメント・データも参考になります。
そのうちお願いします(AWDばかりだった私には貴重な話です)。
シトロエンのハイドロサス、イイですねー。
プジョー乗りだった私には、シトロエンも万歳な乗り味に感じます(C4買おうとしてい
ましたし)。
ただし、複雑そうなメカですね。
ところで、清水和夫氏(私は好き)のブログで、AUDIの社内研究会に招待された清水氏が、
A8でありながら電子制御サスのセッティングで様々なメーカーのクルマの乗り味を忠実に
トレースされるAUDIの技術に驚いたとか。
その記事を見た私も驚きました。
土曜にヤナセBMW(中部地区)でお茶をしていた私、M6に電子制御サスがあって、清水氏
のコメントをふと思い出しました。サスペンションのハイテク化、当たり前の最近ながら
スゴイものですね。
フロントとリヤのアライメント変更結果(3)
ちっちゃい黒ねこ/[E90-320i MT DP] : 2006/10/03(Tue) 07:15:25 :
まさか、AUDIがBOSEと手を組んだん?
あれを使ったら反則でしょ。殆ど最終兵器です。あれならどんな車でも再現出来るは
ずです。
特にBump test trackのムービーは笑えますよね。
ポルシェのドライバーは首が折れるんじゃないかって、まるでリジット車。
テスト車両にレクサスを使っていたから、てっきり、トヨタが資金援助(金にものを
言わせ)して下品に独占したのかと思ってました。ちょっと希望が・・・
BOSEというメーカーの電子制御システムなのでしょか?(はてさて)
似たスペル、純正ショックアブソーバーを製造するBOGEなら知っていますが、
ガイシャのパーツメーカーとか知らないのです(^^;
最新車なら、997ポルシェの可変電子サスペンションも印象良かったです。
ただし、ノーマル,ハードの変更スイッチありますが、ハードで高速道路を走ったら、
サーキット用としか言えないような仕様で、跳んでっちゃうような危ない雰囲気でし
た(笑
http://www.bose.co.jp/auto/innovations/suspension.html
ここのムービーを見て下さい。きっと、笑えます。
変なリンクではありませんのでご安心を。
ハイドロ乗りには何とも気になる存在です。
レーステックさん ちっちゃい黒ねこさん こんにちは
BOSEムービー見ました。
猫足といってよいのか?忍者といってよいのか?非常に驚きの姿勢制御でした。
このほかに見たい映像があるとすれば、サスペンションのストロークでカバーできないほどの
バンプを連続で乗り越えるときと、ジムカーナのようなスラローム、ドリフト走行とおつりも
らったときの姿勢でしょうか(笑)
是非試乗したいと思ってしまいました。
BOSEのムービーすごいもんですね!!
でも、ボコンボコンと来る振動が快感な私としては、運転が楽しいのかが問題です
これだけ(どのくらいかは知りませんが)道路からのインフォメーションがないとしたら
スピード、路面状況などで判断が狂いそうな気もします
バスや新幹線なら大歓迎です。そうそうタクシーもいいかもしれませんね
でも自分で運転するときは少々突き上げようが硬かろうがかっちりとして、路面と
タイヤの接地感が把握できて、そろそろ滑るかな??なんて思いながら乗るほうを
選びたいですけど・・・このサスだったら絶対私は寝てしまうの間違いなさそうです
あれは、ここまでコントロール出来るというデモンストレーション。
味付けはプログラムで如何様にでも。原理的には電流と磁気と力、要するにフレミン
グの左手の法則の応用ですから、あのユニットにはバネもアブソーバも必要無く、全
て電流でコントロールでしょう、そうすると、固くと言えばリジット、柔らかくと言
えばゴム風船
GMSさん(真面目
がおっしゃる、突き上げの具合や、そろそろ滑るかな、なんて所をダイヤル一つでコ
ントロール出来たら楽しそうじゃありません?
メロンさんは冗談が「きつい」(笑
皆さん、それなりに楽しんで頂けて何よりです。
BOSE、リンク観ましたよ☆
あんなぶっと〜い、シリンダーケース初めて見ました(汗
というより既存の構造ではないので、何と言ってイイやら・・・。
重量やレイアウト、どうなのかな?とは思いますが、下衆な話はナシ×2(笑
あのような技術もあると。なるほど、でした。
既存の構造でも、良いショックは、たとえ高いスプリングレートであっても、精緻に、
しなやかに動いて、扱いやすく乗り心地もイイです。
その領域を桁外れに制御している具現なのでしょうか。
オモシロかったです(^^¥
殆ど油圧にたよりスプリングの無い(高圧の窒素ガスがスプリングの代わり)ハイド
ロの世界にいた者には、それほど非現実的な世界ではないのですけど、まあ、近々市
販車に搭載されるような事は無いでしょうね(笑
ただ、新しいハイブリッド・レクサスみたいな車に搭載されたらと考えると、そら恐
ろしいです(汗
BMWでも、DYNAMIC DRIVE という手法で似た様な事をやろうとしてますね。既存
のパッシブ・スタビライザーの代わりに油圧でアクティブな制御する事により通常の
ワインディングロードでは車体を完全に水平にしようとしているし(限界時にはわざ
とロールさせるみたいですが)、それを左右分離してコントロールする事で直進時、
片側の上下動による反対側への無用な影響も無くそうとしている様ですね。確かに
E63を運転していると良い悪いは別として、とにかく別物です。個人的には高級ゴー
カートと言われてもE90の方が好きですが。
まあ、こんなオバカな事もやっているという事で、チャンチャン。
ところで、一年点検の連絡があったんですが2日もかかるとか、一年点検の内容って
そんなに濃かったでしたっけ?
一応、前回修理後のアライメントのデータを探しておいて頂くよう、お願いしておき
ました。乞うご期待。
どんなに驚異的なサスペンション制御であっても、それを精緻なものとするのは愚問ながら
人によるエンジニアリングです。
シトロエン、プジョー、同じグループのブランド、モジュラーパーツの共有化で似ていなが
らも、どちらも似ていない絶品FF。
他方、私はBMWのアクティブ・スタビは初めて知りました。本来は最後に味を調えるため
のようなスタビをわざわざアクティブ化し、従来よりも乗り味に幅を持たせるなんてクソ真
面目なエンジニアリングの極み☆
お金を掛ければショックは幾らでも買えますが、BOGEの純正品だって、こなれてくれば結構
イイです。BMWはどのクルマも高価ですが、愚直なまでに真面目に良く出来ていて、私なんて
高価でも納得させられちゃっています。
ちっちゃい黒ねこさんへ
一年点検?
朝お願いして、夕方には終了、でしたね。
二日というのはサービスの混雑具合とか?
アライメント、お願いします(^^
調整理由とか好みも併せて(笑
レーステックTi14さん
遅くなりました。とりあえず【アライメントデータ】E90 320i DP MT
〔フロント〕
トー :左0.6m , 右0.7mm (基準値範囲0.2〜1.2mm)
キャンバー:右-0°21' , 左-0°16' (基準値範囲-0°38'〜 0°02')
〔リヤ〕
トー :左1.0m , 右1.0mm (基準値範囲0.6〜1.2mm)
キャンバー:右-1°33' , 左-1°31' (基準値範囲-1°45'〜 -1°15')
と言う事で、リヤがちょっと踏ん張り系の中庸でBMWオリジナルに近い設定と言う
感じでしょうか。調整理由とか好みも併せて(笑 ですが、大した経験も無いので、
ご指摘のとおり特に有る訳無いのですが、こじつければ、好みとその設定理由はバイ
クの様な設定でしょうか、BMWはバイクメーカーでもありますから。(バイクの様
な感じとは今、実際に感じている事でもあります)
人によるエンジニアリングですが、
そうですね結局は人ですよね、結果、いろいろなメーカーに個性と言うか違いが出て
くる、すなわち大事なのはメーカーのプリンシプル(損得のような目先の利益追求の
商売や自分の名誉などは論外)、それが見えて来なければ、愚直なまでに真面目なエ
ンジニアは何も出来なくなってしまいます。そう言う意味で、プジョーは細い石畳の
道を、シトロエンは床を下げ女性の美しい乗降為に世界初のFFとか田舎で買った卵
を割らずにパリまでのハイドロやシートなどメーカーのプリンシプルの違いを真面目
なエンジニアが具現化してきた結果で、それぞれに個性のある素晴らしい物が出来上
がったのでしょう。自動車に限らず、あらゆる事に携わる人それぞれに個性的なプリ
ンシプルを意識し創造してもらいたいものです。
画期的で驚異的な新しい素材や技術は、そんなエンジニアへのプレゼントでしょう。
今回、私がBMWに興味を持った切っ掛けは、後輪駆動のマニュアル(それだけなら
中古車も含めいくらでも有る)と言う事もありますが、実は車より先にメーカーや
ディーラーのプリンシプルでした。どんなに出来の良い車でも、しょせんは機械。故
障やマイナートラブルは避けられません、その時、利用者に最小限の被害で目的に近
づける事が出来るか、そして、その中にほんの少しの楽しみをドライバーにプレゼン
トする。このプレゼントが真面目なエンジニアのおかげで想像以上に素晴らしく、お
かげで今は、E63,E90君に私のプリンシプルを逆に問われ、戸惑う毎日が続いてる訳
で、誠にお恥ずかししだいです。
あと、メロンさん実験走行の返事もう少し待って下さい。当直のやりくりなど調整中
です。ただ、最悪、参加出来ないとしても、せっかく、コースをとって下さったメロ
ンさんへの敬意と今後の走行会の為にも出来るだけの協力(カンパ)をさせて頂きた
いと思っております。
ちっちゃい黒ねこさんへ
アライメント・データを確認させて頂きました。
個性とは様々ですね。データを総合的に見れば、私の325よりアジリティ寄りな傾向と
思われました(元AWD乗りの私はスタビリティ寄りが自然)。
325とは違う320の軽快さを勘案すれば良い感じに推察されます。
さて、人によるエンジニアリングの内容、納得です。
こうしたエンジニアリング、ちょっと話の方向は変わりますが、計算づくの左脳だけを
使うごとくでは生まれず、ひらめきやあるべきイメージがともすればボンヤリとあって、
そこから具現化されるのかも、と。だから、個性的で人の気持ちを楽しくさせてくれる
のかと思います。
例えば、プジョー,シトロエン,アルファ、ラテンのクルマ達は、理屈抜きで楽しいで
すもの(笑
「少々の不具合なんて、どうでもイイや♪」なんて。
BMWに興味を持たれている理由、真面目な分析、感心しました。
(プジョー407との引き合いに始まり、ひょんな感じでBMW購入した私はイイ加減。)
ほんの少しの楽しみをドライバーへ、ほんの少しどころか多いですよー(謙遜でしょか)。
雑誌「AUTOCAR」で記述されていたらしいですが、「ガイシャの1馬力は濃い」とあった
とのことです。そんな感じでしょう。
骨折が完治してから投稿したアライメントで2000km近く走りましたので、ブッ
シュなど組み付けも落ち着いたのでは思い(何のエビデンスも無いので単なる興味本
位の思いつき)、近々試しにアライメントの確認をしようかと思っています。取り合
えず、調整を乗り手に合わせるというコンセプトで実績の有りそうな コ○ピット2
1SETAGAYA あたりでと思っていますが、他に何処か良い所あったら教えて下
さーい。特に不具合を感じている訳では無いので、実際、何時になる事やらですが。
どなたか、上記のショップの様な所でアドバイスを受けられた方は居られないでしょ
うか?
また、脱線しますが
レーステックTi14さんの言葉を借りれば、「良い加減」とご謙遜されてますが右脳
的選択で、「真面目な分析」とは左脳的選択ですね。まあ、ご指摘のとおりです。
(笑
あと、今回のE90選択にはエクステリアデザイン担当が永島譲二さんという日本人で
ある事も要因の一つでした。永島さんがどんな方かはともかく、自分の置かれている
環境への反抗なのか、自分なりのプリンシプルの具現化のつもりかも知れません。
ところで、お書きの「ボンヤリとしたイメージ」ですが、それこそが技術者に課せら
れたグループのプリンシプルで、ひらめきは技術者自身のプリンシプルをもとに、持
てる知識や経験の結果出て来た回答だと理解しています。技術者が複数いれば、ひら
めきも複数、個性的な物が出てくる事でしょう。楽しい事です。ただ、時にプリンシ
プルを忘れ知識や経験が先行するのは淋しい事です。決して、知識や経験や技術を軽
視するつもりは有りません、大切な事です。西洋料理の世界ではレシピとして多くの
知識や技術は公表されてシェフの存在は個人の創造性により評価されてる様ですね
「知識や技術は教えられるけど想像力は教える手段が無い」という言葉を聞いた記憶
があります。(その時は、かなりショックでした)
「ガイシャの1馬力は濃い」ですか、奥行きのある面白い表現ですね。なるほどで
す。「人に1事を教えるには10知っていないと教えられない」とか、多くの楽しみ
をプレゼントしてくれるBMWの経営陣の懐の深さや技術陣の能力に感謝でしょう
か。
ちっちゃい黒ねこさんへ
脱線の方の話、左脳で考えること、これは大切ながらこだわり過ぎると、味気ない、既存
の殻を打ち破れないこともあるように思うのが私の主観です。
クルマの世界の例とでは、世界第二位となった日本の自動車メーカーの場合、近年、デザ
インの充実化や多角化を狙った社内システムに変わりました。そうしたシステムはあって
も、同社ではデザイン設計部門よりも工程部門の方が強く、部品の品質管理や工程スピー
ドが優先され、結果として、強い個性の楽しいクルマを産み出しにくい、とのことです。
ガイシャの日本人デザイナー、E90の他に、エンツォ・フェラーリやアウディ・シリーズ
産み出していますね。この方々、どちらの脳をよく使っているかは知る由もないですが
(笑
少なくとも、味気ないデザインでないクルマを産み出せる環境で、素人の私にしてみれば、
伸び伸びとデザインされているように思います。私はそうしたクルマに乗りたいです。
BMWの1馬力、お金持ちのクヴァント家が大株主で、「愉しいクルマを創りなさい」と
の姿勢が未来永劫ならば、この先の燃料が水素燃料になろうが何だろうが大丈夫のような
気がします(笑
脱線話の方が多くなりましたが、
右脳を左脳をどのようにバランスさせて使うにしても、もう一つ、プリンシプルが無
ければ意味の無いものになる、と言うのが私の主観になる様です。ただ、プリンシプ
ルは誰でもベクトルとして持っている物で、それを「意識するかしないか」と言い換
える事も出来るかも知れませ。
日本の自動車メーカーの件は、まさに、そんな事を実証してくれている例ですね(笑
行程部門の既存の殻を打ち破らない技術者と、デザイン部門の芸術家と勘違いしてい
るデザイナーを、システムだけマネしてプリンシプルを意識出来ずにどうすれば判ら
ず、結局、そんな技術者の知識や経験(左脳)を良しとする経営陣と言う事になるの
かな。
全てを経営陣のせいにする訳にもいきません。それにもまして、保身にはしる技術者
や芸術家気取りのデザイナーが闊歩する傾向も否めません。日本にはプリンシプルの
塊みたいな素晴らしい文化も残っていますし、現代でも素晴らしい発想をする技術者
やデザイナーが居る訳ですがプリンシプルの有る環境を求めて海外に出ちゃうのです
かね(笑