ステアリングを回すとき常に9時15分の位置で持つのが良いのか?
No.880 たまさ [E90 320i] : 2007/09/23(Sun) 10:34:55 :
ドラテクに造詣の深い皆様にお伺いします。
BMWドライバートレーニングでは、ステアリングを回すとき
常に9時15分の位置を持つよう教えています。
しかし山道を走っていると、この方法ではクリッピングポイントを
通過するときに腕が交差してしまいます。例えば左カーブだと
クリッピングポイントで右手が8時の位置に来ます。ステアリングを
保持するのに最も力が要る瞬間なのに、これでは安定した力が出せません。
路面に段差があってショックを受けたらステアリングが動いてしまいます。
少なくとも山道を走る場合、BMWの方法は正しいとは思えません。皆さんは
どう思われますか。(ちなみに私は、クリッピングポイント通過時点で
手が9時15分になるようステアリングを持ち替えています。これも
正しいとは思えませんが(^^;))
ステアリングを回すとき常に9時15分の位置で持つのが良いのか?(1)
masa/[e90 330i] : 2007/09/23(Sun) 11:44:05 :
ドラテクの造詣が深いと言えませんし、長期出張中で車に乗っていないので自分がどうやっているかリアルにイメージできない部分があるのですが、私の場合;
まず、街乗りまずいつも9時15分だと思います。
車庫入れなどでグルグルステアリングを回すような状況の時も、左手と右手をステアリング上に置く場所はいつも同じです。そうすると早く効率よくハンドルが回って、ハンドルを持つ手とタイヤの向きの関係がいつも決まっているので、切りましたり、戻したりの混乱がありません。
で、問題はコーナーリング中ですけど、私も同じような疑問を持っています。ただ切った状態で9時15分で持つことはしていないと思います。そう持ってしまったら、出口でハンドルを戻すときに持ち変えが必要になりスムーズに戻すのが難しくなるからです。切った状態で9時15分に持ってしまってケツが滑ってしまったら、その先アタアタ持ち変えてとっちらかってしまいそうに思います。
で、ではどうしているの?と記憶を手繰ろうとすると、右手なり左手なり、どちらか片方は必ずステアリング上の9時15分を持っていて、そちらの手をメインにハンドルを握っていて、もう片方の手は、苦しくないポジションに置いているように思います。
本当にそうかな〜?曲がり具合が苦しいコーナー(例えば180度辺りハンドル切って9時15分が逆転している状態)では持ち替えているように思います。
ひとっ走りしてどうやっているか確認したいところですが、本当に造詣の深い方の教えを。
ステアリングを回すとき常に9時15分の位置で持つのが良いのか?(2)
レーステック/[E90 325 DP] : 2007/09/23(Sun) 17:45:36 :
・基本姿勢10:10としてクロスハンドル(5:00〜7:00の範囲では持たない)。
・クロスハンドルまで使わずな状況では迎えハンドル等も併用。
(スライド,ドリフトの際の姿勢作りや修正)
・ハンドルはきっかけ的に引く側(下円に向かう)を意識、それと同時に回す側(上円)
を押すように意識。
このように、クロスハンドルを基本動作としながら状況に応じての使い分けを実質とし
ています。
実際には、姿勢を変える、戻す、と同時に、回旋動作にも注力をしなければならないです。
(⇔姿勢変化に追従できない回旋動作の方は「タコ踊り」に至る場合も)
したがって、
先ず、回旋動作、反復・徹底する習練が必要で、それに準じて、姿勢に応じた回旋の補正
を体得するようにしたり、かもしれません。
「一朝一夕」とはならずで、習うより慣れろで徹底練習をし、現場では考え込むことのな
いようにされることが肝要で、そうした環境や練習ができれば幸いと存じます(^^)
ステアリングを回すとき常に9時15分の位置で持つのが良いのか?(3)
メロン/[E90-325 E46-M3] : 2007/09/24(Mon) 09:33:42 :
わたしはいつも9時15分の位置で運転しています。
BMWで教えている基本はあくまでも基本なので
自分に合ったバリエーションに変化してゆくのが自然と思います。
例えばきついコーナーでは、予め予測される切り角になるような位置まで
迎えにいって引きおろした方が良い場合もあります。
あまりいつでもこうしなければという意識があると
安全に運転することは出来ません。
自然と考えなくても操作できるルーチンが正解だと思います。
そのあたり、何もベースが無い場合は
BMWで教えているポジションは有効かと思います(^_^)
私は送りハンドルですね! 北方謙三を読んでたら自然とそうなっちゃいました(笑!
両手の位置はいつでも10時10分(パドルを付けてからは9時45分ですが)、腕が交差することは決してありません。山道でもサーキットでも同じです。ドライバーズ・トレーニングに参加したこともなく、誰かに教わった訳でもないのですが。やまなしのサーキットの社長は言ってたかなあ。ステアリングの真上より反対側には手を持っていかないみたいなことを。
あまり深く考えない方が「駆け抜け」られるような気がしますけど。
こんにちは。
私も基本はChateau Margoさんと同じ、全く同感です。
まず、姿勢はかなりタイトに、ハンドルを抱え込むように座って、シートを立てます。
(そうしないと、ハンドルの 上に手が行ったときに反応が鈍ります)
そして、握りは、9時15分よりも気持ち下の当たりを持ちます。
(出来るだけ送り手がクロスするのを防ぐためです)
そして、送り手がクロスする前に、引き手で引きます。
その後、送り手を戻します。
つまり、送りハンドルです。
出来る限り、コーナーリング中に手がクロスしたり、それにより体がねじれたりする事を防ぐのがポイントだと思います。
ステアリングの反対側に手を持っていかない方がいい...
まさに、その通りですね。
私も、タイトコーナーで、特に手の位置と、姿勢に注意しています。
ちなみに、ハンドルの下の方を持つ利点はもう一つあります。
万が一居眠りをした場合、通常人間は、利き手を引っ張る癖があるようです。
10時10分の位置にした場合、右手が30分のところに来て、かなりハンドルが切れてしまいます。
その場合、車は大きく右側に切れますので、対向車線に勢いよく飛び出し、重大事故になる危険性が高いということです。