ブレーキローターの交換時期・費用と寿命の延長方法
CASTER - (2005/03/28(Mon) 15:44:25)
ブレーキローターを研磨しようか交換しようか悩んでます。お金が無いので研
磨の方が優勢なのですが、ドイツ車のローターは消耗品と聞いた事がありま
す。本当でしょうか?どちらが良いか是非ご意見お聞かせください。お願いし
ます。
はじめまして。
先日研磨しました。といっても今回はBMWでなくメルセデスのW124ですが。
確かにドイツ車はパッドだけでなく同時にローターも削れていく軟らかさにするこ
とで確実な制動を行うのだ!という考えですので完全な消耗品として見ています。
私の場合、最初パッド交換に出したら、ディスクも減っているというので、研磨し
ようかという話になったのですが、専門の業者?ですと結構な値段がしましたの
で、保留していたら整備屋さんが自分でしてくれてました。のでかなり安くおさま
りました(いつも出している整備屋さんなのでほとんどサービスだったと思いま
す)。
ただ、目先の金額だけでなく、今どれくらい減っているのか、それで何年持つの
か、がポイントになりますよね。
あと、社外品というか、バッタものというか(特にネットなど)、かなり安くあるよ
うですが、整備屋さんによるとあまりよくはないとのことでした。
ご参考になれば・・・。
ありがとうございます。
もう一度ローターを見てみます。
大事な部分なので慎重に検討したいと思います。
使用限度の厚みより薄いようだったら、即交換です。
まずはきちんと測定してみては?それから研磨できる状態なのか
交換なのか検討してみてはどうでしょう?
ドイツ車も国産も使用限度違いがあるだけで、ローターも
パットも消耗品です。(そういうと全ての部品がそうなってしまい
ますが・・・)
交換直後ぐらいじゃ無い限りは研磨するメリットあるのでしょうか?
国産だと5万kmでもローター交換は考えられませんが、BMWの純正ローターと
パッドの組み合わせだとパッド2回交換にローター1回交換の目安です(私の場
合ですよ)。距離も、個人差ありますが、4年間3.6万kmでローターの使用限
界を超えてました(これも私の場合です。チョイ乗りばかりです)。走行開始
時からブレーキの食い付きは強く、ローターを削るから低温時の効きが良いの
でしょうか? 国産の場合は寒い時期の効きは特に弱いと思います。
ちなみに、国産でローターを交換したのは熱ひずみで変形してハンドルぶれが
発生したからです。変形量から見て、研磨するよりも交換が適切との判断でし
た。(変形量がかなり大きく、研磨すると使用限界厚さに近くなるとの事でし
た。)
私、国内の自動車メーカーでブレーキ設計をしています。
メーカー的にローターを研磨する必要が有ると判断する多くの場合は、中心
と外側の厚みが著しく差が付いた時(原因はキャリパーステーの変形等)と、
ローターの最外周部に段差が大きく成り過ぎ、次回のパッド取り外しが困難
に成る場合です。
回転面の凹凸はローターとパッドの当たりですから、本来余り気にしなくて
よいのです。逆に凹凸が有った方が、接触面積が増えて、計算上は力の伝達
効率が高いのです。ローターの凹凸が深い(粗い)と新品パッドとの当たりが
付くまで、ブレーキが利きにくいので、交換直後のタッチの違いに注意して
下さい。
冷えている時(冬場・高速走行からフルブレ-キング)の初期タッチの基本的
良し悪しを左右するのは、ローターの材質です。濡れると錆びやすいですが
鋳鉄系(最近はピカピカのステンレス系も有り)の物が良い傾向にあります。
BMWのあのパッドの粉の出具合は、環境にも配慮が足りず、早急に台代え品
を用意しなくてはならないご時世だと、強く思っています。