タイヤのアウトサイドが4輪片減りする摩耗は異常でしょうか
No.2084 D子 [F30 320D] : 2020/09/07(Mon) 最終更新日2024/4/1 :
タイヤは新車購入時からのB社製S0001RFTです。225/50/17×4 標準です
新車購入時から、後輪の横滑りが時々発生しヒヤッとしたことがありました。
2年くらいで、アウトサイド側に細かいひび割れが発生してきました。
現在5年ですが走行距離は 2万6千Km、余り車は使用していません。
気になってきたのが、4輪ともアウトサイド片減りしているということですが、
皆さんの車はいかがでしょうか?
B社に問合せしたら、アウトサイドが片減りするのはあまり聞いたことがないと言われました
車の調整不良か、またはタイヤの固有の問題なのか、アドバイスを頂けると助かります
理由としては、次購入するタイヤの参考ににしたいからです
宜しくお願いします
タイヤのアウトサイドが4輪片減りする摩耗は異常でしょうか(1)
本日は晴天なり/[F10 → G30] : 2020/09/08(Tue) 00:15 :
こんばんは。
お尋ねの件は、サスペンションのトーインが、基準値よりも大きくなっているのが主な原因かと思います。
F30のホイールアライメントの詳細は把握していませんが、
F10やG30と同程度だとすれば、フロントが0°14'、リアが0°18' が標準です。
このトーインをはじめとしたホイールアライメントは、ブッシュ類の馴染みとともにズレますので、調整が必要なのかもしれません。
なお、この数値は、日本車に比べ倍近いものですが、小さくすると、直進安定性が損なわれますので、注意が必要です。
次にタイヤについてですが、F10の時、非RFTのS001を2セット履きました。
グリップが高い分、滑り出しは唐突ですが、十分制御可能なものです。
ご質問の内容からすると、タイヤの特性によるものではなく、他に原因がありそうですが、
思いつくものとして、トランクルーム内の荷物が移動することによる、荷重変化でしょうか?
いずれにしても、ホイールアライメントの調整は無駄にはならないので、一度調整することをお勧めします。
タイヤのアウトサイドが4輪片減りする摩耗は異常でしょうか(2)
D子/[F30 320D] : 2020/09/08(Tue) 20:36 :
ご意見頂き大変感謝いたします。
ネットで色々調べていると、アライメントではないかと言う記事を見て、タイヤメーカのB社から勧められた
T館で検査していただこうと考えています。(ただし、高速道路を走行していても直進性は問題なく違和感はありませんが、新車時からフロントタイヤが浮くような感じで、ハンドルがふわふわになる現象はごくまれに発せしています。ディーラには何度も訪ねていますが、わからないとのことで原因不明のまま乗っています)
)もしかしたら、アライメントがズレているから、高速走行中ふわふわが出ているのかもと今想像しました。
今回車検で正規ディーラーに相談してもタイヤを目視しただけで、問題ないと言われ、
アライメント点検をお願いしても一切拒んで作業してくれません。(理由はわかりません)また、ここのスレッドに、正規ディーラさんと名乗る人のコメントにアライメントは許容範囲という意見がありましたので
どこで測定していただくか見当がつかないため今は迷っているところです。
また、トランクには何も積んでいませんので、荷が移動することはありませんし、99%は一人で運転していますので、ほぼ一定の重量がかかっているかと思っています
「F30のホイールアライメントの詳細は把握していませんが、
F10やG30と同程度だとすれば、フロントが0°14'、リアが0°18' が標準です。」←この数値はどこに尋ねたら教えていただけるのでしょうか?
ご存じでしたら教えていただけませんか?
タイヤのアウトサイドが4輪片減りする摩耗は異常でしょうか(3)
本日は晴天なり/[F10 → G30] : 2020/09/08(Tue) 22:42 :
こんばんは。
トーインをはじめとしたホイールアライメントの基準値は、ディーラーが整備に用いているサービスマニュアルに記載されています。
先の数値は、ディーラーから教えてもらったものです。
ホイールアライメントの調整ですが、多くの場合、ディーラーの整備工場には、トーインを測定するテスターはありますが、四輪のアライメントを測定するテスターはありません。
ついては、BMW専門の自動車雑誌に、BMWを専門に取り扱っている整備工場が紹介されている号がありますので、
もし、近隣にあれば、そこに相談するのも一考です。
早期の改善をお祈りします。
タイヤの編摩耗は、アライメント調整が効果的です。
E60でしたが、新車で購入したのに、左に寄るのでと伝えると、すぐにアライメント調整をしてくれました。
対応の悪いディーラーですね。
まずは、新車からの症状なので、無料でアライメント調整するよう申し入れてみては如何ですか?
応じないのなら、T館で調整ですね。
こんにちは、
色々、ご教授頂き大変感謝しています
皆さんが言われる通り、アライメントを一度点検してもらいます
二人ともベストアンサー賞を贈らせていただきます
今後ともご指導よろしくお願いします
コメントにもありました正規ディーラです。
車高を落としたり大きな変更を行わない限り新車購入後のアライメント調整は一切不要です。
数十万台も大量生産を行う車両にとって片減りを起こすようなアライメントの不具合は有り得ません。
ボディ剛性も一層向上しており、劣化に伴うアライメント影響は十万キロ程度では発生しません。
アライメント調整はチューニングショップの売上の一部となっていますが
実際、一般ユーザーにとっては体感できるものはなく、タイヤ片減り要因でもありません。
ノーマル車に実施する場合、オイル添加剤のように気休め効果に過ぎませんが
数万円の出費を伴います。ご理解した上で実施しましょう。
こんばんは。
色々な方々からのご意見があり、困惑のことと思います。
そこで、賜ったご意見を取捨選択する際の一助として頂ければと思い、BMWのものではありませんが、参考資料を添付させて頂きます。
https://www.mazda.com/globalassets/ja/assets/innovation/technology/gihou/2019/files/2019_no029.pdf
なお、ディーラーのセールスの方のご意見を否定するものではありませんので、誤解無きようお願いします。
動的シミュレーションや耐久性テストとして、MBD開発は昔から実施されています。
国産メーカーよりも欧州メーカーが先行しており、BMWは中心的な役割を務めています。
現時点では国産メーカーも追いついたといえるレべルです。
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H29FY/000665.pdf
さて、身近な例で言えば皆さんのディーラー点検の見積書において、
アライメント調整という項目を見かけることは無いでしょう。
これは、よほどの事が無い限りメンテナンス不要だからに他なりません。
度々失礼します。
コメントを追記させて頂きます。
車検において、サイドスリップの検査があります。
これは、トーインを調整するもので、ホイールアライメントの一部です。
他のキャスターやキャンバーは車検項目では無いし、そもそも、サスペンション形式により調整機能がありません。
また、このトーイン調整ですが、車検の見積書や請求書に記載されているのを見た記憶がありませんが、当然に整備されています。不思議です。
以前にも確認したのですが、今一度、ディーラーの整備士に確認することとします。
ご指摘のように、車検工程にサイドスリップ工程があります。
>ホイールアライメントの一部です。
しかし、整備項目上、サイドスリップ工程と「アライメント工程」は別ものです。
よって、サイドスリップ基準値内でしたら、このサイドスリップ工程の車検は合格になります。
最近のBMWで言えば工作精度も向上し、許容値内に収まり変更すら基本不要です。
整備内容としては、アライメント工程ではありませんので、車検整備一式に含まれます。
上記により、BMWの一般ユーザー点検や車検において、アライメント工程は、
よほどの大きな事故修正や改造影響が無い場合、基本的というか、ほぼ実施しません。
こんにちは。
ディーラーの整備士から回答がありましたので、要点をお伝えします。
まず、ホイールアライメント調整の必要性は、BMW Japan の HP にも掲載されていますので、参考にしてくださいとのことでした。
https://www.bmw.co.jp/ja/topics/service-and-accessory/accessories/car_accessories/tire-wheel/tire-service.html
また、その調整を行う時期については、ディーラーの HP の記載を参考にしてくださいとのことでした。
https://nicole.bmw.jp/ja/owners/approved_tire
なお、ここでの論点は、「D子様の愛車の症状が改善する方法」ですので、アライメント調整以外に方法があるのであれば、僕も後学のためにご教示を賜りたいです。
何度も書いていますが、F型モデル以降、アライメント調整は稀であり
タイヤ片減りはタイヤ空気圧、ホイールバランス、走り方原因が大きく
ランフラットタイヤもサイド剛性の高さから偏摩耗のケースが多いです。
実際、多数の2、3万キロ走行したタイヤを見れば完璧に均等摩耗しているケースは
ほぼ無く、何らかの偏摩耗が発生しているのが実態ですが、何ら問題はありません。
よって、基本的に大きな事故やサス変更以外は、アライメントに狂いは生じませんので
タイヤローテーションや空気圧、バランスを見直した上で不具合が継続しているのかを
確認することが重要です。
ディーラーのアライメントテスターは事故によるボディやサス変形を想定したもので
通常点検でアライメント調整を行うわけではありません。
HPに書かれた事項や偏摩耗だからといって必ずアライメント調整が必須ではありません。
(調整料が収益のショップと異なり、ディーラーは無駄な作業は実施しません)