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シロクマはなぜ死んだのだろう。

過去記事No5673

シロクマはなぜ死んだのだろう。

No.5673 e36m3c season2 : 2020/11/25(Wed) 12:33 :

コロナ禍の今、旅行と言うとあまりお勧めできない。GO TOキャンペーンで観光地は賑わいを見せている。皆感染を怖くないのだろうか?コロナ禍が過ぎるまで待てないのだろうか?待ったなしの問題は他にもある。自動車メーカーの脱ガソリン、脱ディーゼル化だ。この波は、ヨーロッパでは当り前になっている。彼の地では、氷河が溶ける、シロクマが餓死する、などで身近なのだろう。エフィシェント ダイナミクスを謳うBMWも例外ではない。2030年からガソリン、ディーゼルは全廃される。2030年以降は化石燃料を使ったエンジンは生産されない。しかし現行のEVはまだ未完成だ。ハイブリッドに先鞭をつけたトヨタも、EV化のスピードについていけない。充電ステーションを拡充しても充電に時間がかかっては、ガソリン車に取って代わることはできない。その場しのぎの感が否めない。そういえば、Z4とスープラの協業する当初、BMWから「i8の後継となるクルマではどうか」と示唆されている。i8はフェラーリのような形をしているが、伝統的な価値観のスポーツカーではない。売れてもいない。近未来を示唆したもので、走りではなく、想像力のスポーツカーだ。かっこいい。ところがトヨタ側はリアルスポーツにこだわって「次世代i8」は断わった。哲学や倫理観と言ったところで大きな隔たりを感じる。かつてBMWはリアルスポーツのM1を作った。レースでポルシェに勝つためだった。しかし強敵を打ち負かす機会をのがし、市場性もなく営業的にも大失敗だった。しかし、Mシリーズの元祖として、十分なスポーツ性を示した。今でも、その栄光は輝いており、MシリーズのBMWのスポーツイメージを牽引している。i8もハイブリッドのM1である。しかし事態は急を告げ「EVのi8」が必要だ。そうしないとMシリーズは死滅する。BMWがシロクマになってしまう。

シロクマはなぜ死んだのだろう。(1)

 ググル/ : 2020/11/25(Wed) 13:36 :

シロクマと絡めて考えると深いテーマですね。
EV車のコストは下がり、いずれ価格も逆転すると思います。
ただ、航続距離、インフラも含めて日常用途では厳しいですね。
2030年の時点では、バッテリーの供給量が追い付かず
現実問題として、内燃エンジン車も併売するしか無いと思います。
今のリチウムイオン電池には限界があり、次世代バッテリーが必要です。
一方でEV車のサーキットタイムを見ていると運動性能は心配なさそうです。
バッテリーの小型軽量化次第では、ガソリン車を凌駕しそうな気もします。

シロクマはなぜ死んだのだろう。(2)

 e36m3c season2/ : 2020/12/03(Thu) 11:40 :

ググルさん ありがとうございます。

報道でもあるとおり、2030年EV問題は各国とも喫緊の課題です。しかし、EVは充電時間に課題があり、実用化はまだ見えていません。また、充電すべき電力はエコの観点から原子力発電が、また顔を出してきます。EV化問題はたぶんに各国の思惑が入り混じり真に消費者利益をもたらすものから、遠ざかっています。100%のEVが理想でしょうがインフラを含めて遅滞しています。EV化を推進するならば、充電施設を増設すべきですが、その様なインフラ整備は見かけません。また、ガソリン税も道路特定財源は廃止されたにもかかわらず、相変わらず徴収を続けています。EV化でガソリンも売れなくなれば、これら税収もなくなります。現存する道路の維持管理にも相当の費用がかかります。他に財源を求めるのでしょうか?あまり良くない未来です。

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