2001年から2017年までの東京モーターショーにおけるBMW車のブース、展示車両を紹介します。
第45回東京モーターショー2017(BMW)
概要
The 45rd Tokyo Motor Show 2017
場所:東京ビックサイト(東京都江東区有明 3-11-1)
主催:一般社団法人 日本自動車工業会
期間:2017.10.27(FRI)-11.5(SUN)
BMW展示ブース
ブースの広さは前年同様のイメージだが、ミニの展示が無かったのは何故でしょうか。
アジア初披露となるThe BMW Concept 8シリーズ、The BMW Concept Z4の2台をメインに新6シリーズグランツーリスモ、
ニューBMW X3やニューBMW M5など注目のBMWモデルが出展されていました。
海外でデビューした新BMW iのコンセプトモデルの出展が無かったのが残念です。
コンセプトZ4
E89型の後継モデルにあたります。
2L直4ターボ、3L直6ターボの2タイプとなる予定。
逆スラントノーズとやや台形のキドニーグリルがポイント。
縦長の4燈LEDヘッドライトが新しい。
インテリアも最新のBMWトレンドでまとめられています。
大型化されたidriveパッドやハンドルのパドルシフトが特徴的です。
コンセプト8シリーズ
BMWのトップモデルとなるビッグサイズクーペ。
1999年に初代E31の8シリーズが生産終了し、その後は後継モデルが途絶えていました。
その8シリーズが約20年ぶりに復活を果たします。
3L直6ターボと4,4LのV8の2タイプとなる予定。
もしかするとV12も搭載されるかもしれません。
逆スラントノーズとやや台形のキドニーグリルがポイント。
薄長の4燈LEDヘッドライトが新しい。
インテリアも最新のBMWトレンドでまとめられています。
センターコンソールの形状が斜めになっており、スペシャリティー&ラグジャリーな印象です。
iDriveコントローラーのタッチ部分は、スワロフスキーガラス製のようです。
新型6シリーズ グランツーリスモ(GT)
先代はF07の5シリーズに属していたグランツーリスモです。
日本ではパッとしない不人気モデルとなっていましたが、新型は6シリーズと格上げされての登場となります。
ボディサイズ
全長:5,091mm
全幅:1,902mm
全高:1,538mm
ホイールベース:3,070mmにより、後席の居住性は7シリーズを上回ります。
ハッチバックのトランクは使い勝手が良く、日本よりは海外でウケが良いモデルです。
全長は10センチ拡大され、7シリーズと同等レベルです。
車高はやや下がり、全体としてはスタイリッシュになったようです。
エンジンは2L直4ターボ、3L直6ターボ(ガソリン・ディーゼル)ですが
サイズ的にV8も登場するでしょうか。
エクステリア、インテリアともにG30の5シリーズレベルのクオリティを確保しています。
3代目の新型X3シリーズ
2017年10月19日に日本発売開始の新型X3です。
BMW X3は、先代F25の後継モデルとなる3代目です。
2017年基準のエクステリア、インテリアになっています。
先代後期モデルでは、ライトとグリルが繋がったデザインとなっていたフロントマスクですが、スタンダードな形状に戻っています。
キドニーグリルはさらに大型化しています。
モニターも10インチとなりました。
エンジンは2L直4ターボのガソリンとディーゼルがラインナップされています。
本国では3L直6モデルもありますが、国内導入の見込みはありません。
安全装備や快適装備も2017年基準となり、大幅に向上しています。