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BMWならMsport(Mスポーツ)グレードをおすすめする理由

BMW総合情報
BMファン君
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BMW車の人気グレードに「M-sport」(Mスポーツ)があります。スタンダードやラグジャリーなど複数のグレードがある中で、Mスポーツをお勧めする理由を解説します。

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BMW M社とMスポーツとの違い

ここでBMW M社製モデルとMスポーツグレードとの違いを解説します。

BMW M社とは

BMW M社の歴代モデルの歴史(BMW Motersport)
BMW専門のモーターサービスを提供するBMW M社について、創生から最新のサービス提供情報までを解説します。歴代のBMW車をベースとしたMモデル、Mパフォーマンスモデルのラインナップの一覧

BMW Mモデル

M2/M3/M4/M5/M6、X5Mなどのグレードは、別名「Mモデル」と呼びます。先頭にMが付き、その後にシリーズ名のみが名称車種になります。別名「Mモデル」です。
M社として一般モデルとの差別化を図り、エンジンや足回りなど専用設定となっています。
販売価格もトップグレードとなる位置付けです。

Mパフォーマンスモデル

M140i/M240i/M440iなどが相当します。先頭にMが付き、シリーズ名・排気量サイズ名の名称車種になります。別名「Mパフォーマンスモデル」です。
エンジンはシリーズ内のトップモデルのエンジンが搭載され、足回りも強化されていますが、M2やM3/M4ほど走りに特化された内容ではないモデルです。
価格設定も比較的、上級モデル的な位置付けとなっています。

Mスポーツモデル

一般車種の中で、スタンダード、ラグジャリー、Mスポーツなどのグレード設定の一つです。別名「Mスポーツ(M-sport)」です。MスポーツはMモデルのスポーツイメージを取り込み、一般走行に主体を置いたイメージです。エンジンは一般モデルと同様で、足回りやエアロ、インテリアはMモデルのスポーティな雰囲気を取り込んだイメージとなっています。
一般グレードの中でも人気があるのはMスポーツです。
Mスポーツが日本市場シェアの半分を占めており、Mモデルの雰囲気を味わいつつ購入価格も比較的安いのが人気の理由です。

Mスポーツを含む他グレードの解説

一般向けのBMWモデル

  • Standard/Basic/Modern(スタンダード/ベーシック/モダン):ノーマルグレード。他グレードの基礎となる標準装備です。価格も一番安価な設定
  • Style(スタイル):スタンダートより、やや装備充実(一部シリーズに設定あり)
  • Sport(スポーツ):スタンダードより、ややスポーティな装備充実。(ほぼスタンダードに準拠)
  • Luxury(ラグジャリー):クロームメッキ装飾のエクステリア、インテリアを採用。高級感を優先したモデル。レザーシート標準。
  • M Sport(Mスポーツ):フロント、リアに専用エアロパーツを装着し外観でもスポーティなイメージで差別化を図っています。専用サス、パドルシフト付き。
  • エディションジョイ+:M Sportに準拠するも価格を安くするため、一部装備を省略したモデル
  • Mスピリット:Mスポーツのエアロパーツなどのエッセンスを継承しつつ、走り関係のない装備のコストを落としたモデル。

BMW M社によるチューニングモデル

  • M Performance:BMW M社によるBMW車をベースとしたスポーツ走行を考慮したチューニング。Mスポーツよりも、Mモデルに近い性能を楽しみたい方へのモデル。
  • M:BMW M社がBMW車をベースとして、サーキット走行も考慮した高性能モデル。エンジンや足回りなども含めてM社専用チューンが施されています。
  • M Competition:上記Mモデルをさらに高性能化したモデル。よりハイパワー化したエンジンが特徴。
  • M CS:略称Club Sport。M Competitionをさらに高性能化したモデル。サーキット走行主体のパーツが多用され、カーボンパーツにより、軽量化が図られています。

Mスポーツの特徴とは

Mスポーツ専用バンパー

スタンダード(STANDARD)、スポーツ(SPORT)、ラグジャリー(LUXURY)のグレードと異なり、フロントバンパーは大きなエアダクトが開いており、リヤバンパーは下部がブラックアウトされ、よりダイナミックな迫力のあるスタイリングがスポーティ度をアップさせるイメージです。

ブラックアウトのウインドーモール

引き締まった印象を与えるブラックアウトされたウインドーモールが特徴です。

Mスポーツ専用のアルミホイール

他グレードよりもスポーク本数を減らしたダイナミックかつスポーティなデザインです。ホイールにMのマークも付きます。過去のシリーズによっては、ノーマルよりも1インチ大径のホイール・タイヤを装着していました。

Mスポーツ専用のサスペンション

車高を1cmほどダウンしたMスポーツ専用サスとなり、より引き締まったスタイリングと走りを実現しています。

パドルシフト付きのAT

MスポーツモデルのハンドルにはATのシフトダウン、シフトアップが可能なパドルシフトが装備されており、「+」と「ー」のパドル操作により、マニュアルシフトを行うスポーツ走行が可能です。

Mスポーツ専用のインテリア

ハンドルやシート、ドアシルもMスポーツ専用のマークやステッチが施されています。シートのサイドサポートが深く張り出しており、スポーツ走行において、上体を適切にホールドします。ノーマルのコンフォートシートより、バケット形状のシートとなっています。

Mスポーツとノーマルの違いとは

主にノーマルと比較し、Mスポーツの違いを記載します。

  • Mスポーツは、ノーマルに比べて、エアロがスポーティなインパクトがあるスタイリング
  • フロントバンパーのエアーインテーク(空気取り入れ口が大きく、迫力がある)
  • リヤバンパー下部がブラックアウトされている。
  • Mスポーツは、ノーマルに比べて少し硬めの足回りで、約1センチ程度車高が低いです。
  • 窓枠がブラックアウト(シャドーモール)されている。
  • インテリアの屋根がブラック(アンソラジッド)となっている。
  • ハンドルにパドルシフトが装備されている。
  • Mスポーツのロゴがハンドルやドアシルパネルに記載されている。

なお、Mスポーツをベースとした限定車などでは、上記にラグジャリーな装備やカラーを変更したモデルが発売されるケースがあります。

Mスポーツを選ぶおすすめ・まとめ

まとめとして「Mスポーツのおすすめ」理由を整理ました。

  • 人気のグレード。一般グレードの中でもシェア50%
  • 中古車下取り時も人気が高い
  • 唯一、一般モデルの中でパドルシフトがあるグレード(エアロと違い後付け基本不可)
  • エンジンの大きさに関わらず、Mスポーツが選べる
  • Mモデルより、価格が安価。ラグジャリーグレード並み
  • スタイリングや雰囲気でMチューンを味わいたい方へおすすめ