ドライブレコーダーが付いていない車種を対象として、BMWディーラーでは純正ドライブレコーダーを用意しています。BMWオーナーにお勧めのドライブレコーダーを紹介します。純正と社外品の選び方、評価・評判を解説します。
ドライブレコーダーの基本機能
駐車時の異常を検知する機能
高機能フロント&リヤ・カメラで、前後の状況を録画して、愛車への不測のリスクに備える。
フロント・カメラとリヤ・カメラを組み合わせ、運転中から駐車時まで、車両前後の状況を絶えず検知し録画記録します。
人や車両とそれ以外のものはレーダーセンサーで識別し、更に車両の振動、衝撃はGセンサーで計測検知し録画記録します。なお、バッテリー上がりを防止するため、可動を停止する場合があります。
スマホとの連動機能
WiFIによるスマホ連携機能により、スマホ側での動画試聴も可能となります。(要スマホアプリ)
マイクロSDカードによる録画
PCやスマホへのデータ参照やコピーが可能
BMW純正ドライブレコーダー Advanced Car Eye 3.0 Pro
Advanced Car Eye 3.0は、2.0から機能が進化しています。
- 3.0pro:フロント液晶モニター付き、リヤカメラ付き:¥69,740(税込)
- 3.0:液晶モニター無し:¥49,280(税込)、リヤカメラ別売り:\12,430(税込)
高機能フロント&リヤ・カメラ、前後状況検知・録画
BMWドライブレコーダー「Advanced Car Eye 2」
純正ならではの高機能。運転中から駐車時までリスクを見張る。
BMWドライブレコーダー「Advanced Car Eye 2」
事故時や走行中の他車の危険運転、駐車中の異常など、カーライフのさまざまなリスクに備えるBMWドライブレコーダー「Advanced Car Eye 2」。純正ならではの先進機能を搭載し、運転中はもちろん駐車時まで、愛車と周囲の状況での異常を検知し「記録」「再生」します。ドライバー自身の安全意識も高まり、スマートな運転を心がけることで、事故防止や省燃費にもつながります。
前後、フルHDの解像度で、十分な機能です。
- フロント+リヤカメラ:63,140円
- フルHD(フロント・リア):1920x1080px/27.5fps/200万画素
- Gセンサーによる、駐車時の衝撃を検知
- 当て逃げお知らせボイス
- WIFIリンクでスマホ試聴
- GPS
- リヤカメラ(価格込)
- MicroSD:32GB(max)
- 本国仕様グローバルモデル30.0fp→27.5fpsへLED安定化のため調整
TCL製ドライブレコーダー
BMWのロゴ・メーカー名が入り、一見TCL製とはわかりません。
モニターもタッチパネルも操作感も良いのですが、リヤカメラの解像度が低く、機能的にも一世代前の機能です。基本的に、この製品もパスを推奨します。
市販品としては「WHSR-510」相当になります。
- フロントカメラ:39,312円
- フルHD(フロント):1920x1080px/27.5fps/200万画素
- Gセンサーによる、駐車時の衝撃を検知
- 当て逃げお知らせボイス
- タッチパネル
- GPS
- リヤカメラ:16,200円
- HD(リア):1280x720px/27.5fps/100万画素
パイオニア製ドライブレコーダー
カーナビでは老舗のパイオニア製で安心のメーカーですが、リヤカメラが付けられず、選ぶ価値はありません。一世代前の機能です。基本的に、この製品もパスを推奨します。
市販品としては「ND-DVR40」相当になります。
- フロントカメラ:33,156円
- フルHD:1920x1080px/27.5fps/200万画素
- 画像補正
- GPS
- 駐車時の異常を検知
パーキングアシストプラスの内臓カメラでも録画可能
パーキングアシストプラスは、オプション装備です。
自動駐車を実施するために車載の内臓カメラ映像などから、情報を取得し車両操作を行っています。
この内臓カメラ機能をドライブレコーダー機能として、純正オプションで提供されています。
パーキングアシストプラス装着車に限定し、その内臓カメラ機能を利用した前後カメラ対応のドライブレコーダー機能が実現できます。後つけ感もなくお勧めです。
期間無制限の約3万円のオプション設定ですので、同型にお乗りの方は迷わず選ぶ価値がありますね。2020年以降の3シリーズ(G20)以降に市販された最新モデルに装着されている機能です。
オプションで実現できる機能
- 車載カメラのため、フロントウィンドー上の後つけ感ゼロ
- 車載のセンターモニターで映像・録画の確認可能
- 車載USBポートからUSBメモリーへコピーできる
- 車載カメラの前後左右の映像確認が可能。カメラ性能も良く美しい画像
ディーラー取付工賃
取付工賃は、約4万円は必要となり、部品込10万円は必要となるでしょう。
新車購入時や車検点検時に、合わせて依頼できる点がBMW純正ドライブレコーダーのメリットです。当然、純正品としての適合度や取付も不安要素はありません。
最新モデルは標準でドライブレコーダーをオプション設定
BMWは、輸入車ブランドとして唯一、標準の車載カメラ機能を利用して、ドライブレコーダーとしても使える機能を装備しています。
パーキングアシストプラス装着車にオプション装備可能
2019年以降の新型「3シリーズ」をはじめ「5シリーズ」、「7シリーズ」、「8シリーズ」、「X5」、「X7」などのパーキング・アシスト・プラス装着車に、その機能をオプションとして設定しており、BMW コネクテッド・ドライブ・ストアを通じてオンライン購入が可能です。(「1シリーズ」、「2シリーズ」「X1」「X2」には、パーキング・アシスト・プラスの設定は無いため、純正アクセサリーのドライブレコーダーを装着しましょう)
コネクテッド・ドライブによるオンライン購入の評価・評判
メリット
オンラインで購入でき、車載カメラでのドライブレコーダー機能が実現できる。
デメリット
- 性能面で後付け専用モデルに劣る
- 購入費用も数年で後つけモデルと同様以上になってしまうため、コスト面でも割高となる
まとめ
正規ディーラーで取付られるメリット
おすすめ製品としては「Advanced Car Eye 2」一択となるでしょう。モニターが無い点が気になる方もいると思いますが、スマートフォンを持ち歩く現在では、デメリットにはなりません。
市販品を安価に購入し、ディーラーに取付を依頼することも可能です。
コスパで割高感があり
最新モデルでは、画素数300万画素や360度録画のモデルもあります。
「Advanced Car Eye 2」と同等機能のモデルは普及価格帯のモデルであり、安価に購入できる点もメリットでしょう。
ただし、サポートはディーラーで受けられませんので、その点がデメリットになります。
市販品を安価に購入し、ディーラーに取付を依頼することも可能です。(ディーラーへ事前に相談をしましょう)
- コムテックZDR016:コンパクトボディ
- コムテックZDR026:高画質モデル
- コムテックHDR360GW:360度録画モデル
- ケンウッドDRV-MR760:音声入力
- ユピテルWDT510c:超広角モデル