BMファン君
BMW ALPINA(アルピナ)の歴史、モデル一覧、種類や機種を解説します。
目次
BMWアルピナの歴史(創立1961~現在)
1961/04:ALPINA創立
ALPINA創立者の息子であるブルカルト・ボーフェンジーペンにより、本人所有のBMW1500に対して、ソレックス製キャプレターをウェーバー(現マニエッティ・マレリ)製のキャブレター2基に変更したことから始まった。(初期のALPINAはドイツバイエルン州の事務機器メーカーとしてはタイプライター等を製造)
1961/07:公認チューナーの称号
ブルカルト・ボーフェンジーペンによってチューニングされたエンジンの性能が話題となりBMW本体のパウル・C.ハーネマンより評価される。以降、本体公認チューナーとしてALPINAがチューニングした純正車両と同等の車両保証が与えられることになった。
1964:BMW1500用キャブレター開発
BMW 1500用ウェーバー・デュアルキャブレター・システムを開発
1965/01:合資会社設立
アルピナ・ブルカルト・ボーフェンジーペン合資会社(ALPINA Burkard Bovensiepen KG)を設立した。所在地はドイツバイエルン州カウフボイレにある。当初の従業員は8名であった。
1968/02:モータースポーツ参戦開始
ALPINAの知名度を更に高めるべく、モータースポーツ(ツーリングカーレース)参戦を開始する。
1970/12:レースシーンでの活躍
全てのドイツ選手権を制覇する等、レースに於いて歴史的勝利を掲げ、技術力の確かさをアピールする。
1971:BMW3.0 CSLのプロジェクト参画
BMW3.0 CSL(ライトウェイト・クーペ)のプロジェクト・マネジメントを担当
1977/11:ツーリングカー選手権の王座獲得
3.5CSLでツーリングカー選手権の王座に輝き、モータースポーツから撤退し、公道を走るクルマの開発に専念する。
1979:ワイン事業開始
- 1979年:アルピナワイン事業設立
- 2019年:ALPINAワイン40周年
2023:ALPINA創設者逝去
Burkard Bovensiepen(ブルカルト・ボーフェンジーペン)が2023年10月12日、87歳の生涯を閉じた。