BMファン君
BMWミニ(BMW MINI)の歴史を解説します。
新車発売、限定車発売、装備追加、マイナーチェンジ情報を掲載していきます。
目次
先代ミニの歴史 (1959-2000年)
1956年のスエズ動乱の影響を受け、イギリスは深刻な石油危機であった。当時、BMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)技術者のアレック・イシゴニス氏により、4人乗りの座席を確保したコンパクトな車体と横置きエンジンとFFの前輪駆動レイアウトという現在では、一般的なシステムが完成。
Miniマーク1 (1959-1967年)
1959年8月発売。コード形式(ADO15)オースチンとモーリスミニから3ドアボディ発売。
排気量は、848/997/998/1071/1275ccエンジンに拡大。
Miniマーク2 (1967-1970年)
小変更のマイナーチェンジモデル
エンブレムとロゴ変更。BMCがレイランド・グループ、ローバー社と合併に伴い、社名がBLMC(British Leyland Motor Corporation)に変更
Miniマーク3 (1969-1977年)
ドアの三角窓を廃止。エクステリア変更のマイナーチェンジモデル。
オースチンとモーリスのブランドが消滅し、ブリティッシュレイランドのブランドに統一
Miniマーク4 (1978-1980年)
センターメーターの廃止
Miniマーク5 (1981-1984年)
- 1982年:BLMCは乗用車部門を独立し、オースチン・ローバーの新会社が業務継承
- 1983年:日英自動車による正規輸入ディーラー販売を開始
Miniマーク6 (1985-1988年)
フロントディスクブレーキ化、タイヤホイールの12インチ化による操縦安定性の向上
Miniマーク7 (1989-1991年)
ブレーキマスターバック(ブースター)追加による操作性の向上
Miniマーク8 (1991-1992年)
全車、排気量1.3Lエンジン搭載。ミニ・クーパーの復活
Miniマーク9 (1992-1996年)
全車キャブレターからインジェクション化し、安定性向上とパワーアップに寄与。クーラー装着の負荷に対応。
1994年:BMWがローバーグループを買収し、ミニブランドもBMW配下へ。
Miniマーク10 (1997-2000年)
SRSエアバッグ、サイドインパクドバーによる衝突安全性の向上