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ミニ(BMW MINI)の型式、開発コード一覧

BMWミニ
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MINI(ミニ自動車)のグレードとは

2代目ミニミニ (Mini) は、ドイツの自動車会社であり、BMWが2001年に設立した自動車ブランドです。1994年にBMWがローバーを傘下に収め、生産を始めとするミニに関する全ての権利を取得。当初はイギリスを拠点としてローバーが中心となって開発がスタートし、1997年のジュネーヴ・モーターショーで一般公開。2001年初代が発売開始となります。
当ページでは、ミニのモデル型式・形式コード、開発コード、モデル・グレード形状の一覧を解説します。

グレード 内容
ワン(one) エントリーモデルの設定が「ワン」である。装備品などが簡素になり、価格設定としても購入しやすい価格になる。
クーパー スタンダードモデルとしての設定となるのが「クーパー」である。ワンよりもパワフルなエンジンを搭載。
クーパーS クーパーをベースとした高性能スペシャルなモデル。よりパワフルなエンジンを搭載。
ジョンクーパーワークス(JCW) クーパーSをベースとして、さらにパワフルにチューンされたエンジンを搭載するモデル。内外装もチューニングが施されるスポーツモデル。

ミニの車体番号ルール

車体番号の掲載場所や車体番号の意味を調べる方法、VINコードの掲載場所はどこなのか?について解説します。
BMWミニの車体番号情報(VINコード)の調べ方

車検証型式

車検証上(車名・車体番号・形式の順)に記載されている「型式:AAA-BBBBB」の英数字のもの

  • 先頭3桁のルール「AAA:排出ガス規制の識別記号」
  • ABA 平成17年規制に適合させたもの
  • AAA 平成17年規制に適合させたハイブリッド車
  • CBA 平成17年基準排出ガス50%低減レベルのもの
  • DBA 平成17年基準排出ガス75%低減レベルのもの
  • CAA 平成17年基準排出ガス50%低減レベルのハイブリッド車
  • DAA 平成17年基準排出ガス75%低減レベルのハイブリッド車
  • 末尾5桁のルール「BBBBBB:自動車製造メーカーが決めた識別記号」

プラットフォーム一覧

自動車におけるプラットフォーム(PLATFORM)とは、ボディ設計の基本部分を指す。「シャーシナンバー」や「車台」とも呼ばれる。
莫大な開発費用を投入するため、一定期間、複数のモデルで共有する。

プラットフォーム 搭載するモデル形式
L3プラットフォーム MINI(R56)
UKL1(Untere Klasse,lower class in German)プラットフォーム MINI(F55,F56,F57)
UKL2(Untere Klasse,lower class in German)プラットフォーム MINI(F54,F60)

ボディタイプ一覧

ボディタイプ 特徴
2ドアハッチ 2ドア構成。リヤがハッチバック形状のボディタイプを指す。ワン、クーパー、クーパーSがこのタイプ。
4ドアハッチ 2ドア構成のミニの4ドア版。でリヤがハッチバンクのボディ。ワン、クーパー、クーパーSに設定。(2015年以降)
クーペ 2ドア構成、通常のハッチバックよりも全高が低くスポーティなボディ形状。
ロードスター 2ドア構成のクーペをベースモデルとしたコンバーチブルのボディがこのタイプ。
カブリオレ 2ドア構成。屋根がオープンカーとなるタイプ。材質がレザーの屋根がソフトトップ
クラブマン(初代) 2ドアハッチ版のホイールベースを延長し、観音開きのドアを運転席側に装備するのがこのモデル
クラブマン(2代目) 4ドアハッチ版のホイールベースを延長し、荷台スペースと居住性をアップさせたのがこのモデル。(2015年以降)
カントリーマン
クロスオーバー
ミニのデザインコンセプトを継承したSUVモデル。腰高のボディで4ドアハッチバックのボディ
エースマン 2024年登場のBEV。日本の道路事情・環境にマッチしたコンパクトSUVとして、カントリーマンよりも小ぶりなサイズ広々とした5人乗りのスペースとトランク・ルームを備える

モデル別スペック(諸元)

BMWミニ初代 クーパー
全長・全幅・全高 3650x1690x1455mm
ホイールベース 2465mm
排気量 1598cc
エンジン形式 直列4気筒DOHC
出力・トルク 116ps/5500rpm、15.2kgm/4500rpm
ミッション CVT
車両重量 1140kg
BMWミニ2代目 クーパーS
全長・全幅・全高 3715x1685x1430mm
ホイールベース 2465mm
排気量 1598cc
エンジン形式 直列4気筒DOHC直噴ターボ
出力・トルク 175ps/5500rpm、24.5kgm/1600-5000rpm
ミッション 6AT
車両重量 1210kg

中古車相場・注意点

R50/52/53中古車相場

2015

初期モデルは底値に近い。おすすめはクーパーの高年式モデル。
クーパーSは価格が安いモデルでは程度に問題ありの車両も多い。
100万円以下の価格帯となると価格も手頃なだけに手を出しやすいが車選びにも注意が必要。
一般店の購入であれば走行距離が少なく保障範囲なども確実にチェックしておきたい。

R55/56/57中古車相場

2015

初期モデルは100万円台前半から。おすすめはクーパーの高年式モデル。
クーパーSの高年式は価格も割高。それ以外は順調に値下げが進んでいる。
特別仕様車や限定車などのカラーリングに惹かれるが、ノーマルグレードの不人気カラーが狙い目である。
当然、不人気色の高年式が中古車としてもお勧めになる。
5万キロ以上の走行距離であれば劣化も相応になるので予算の許す限り高年式の低走行車を選びたい。当然、試乗や電装系統のチェックは欠かせない。

クラブマンはファミリー層やレジャー用途にも使えるため人気が高く割高になる。
程度が良ければ通常よりもおすすめである。

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