
BMファン君
あえてBMWの認定中古車を選ばない買い方、選択肢はあるのでしょうか?
一般的な中古車店の方が、価格が安く、予算を抑えたい場合の方法となりますが、判断基準や注意点を解説します。
新車と認定中古車の差とは何か?
新車保障とは何か?
- 新車保障3年
- 新車延長保証(2年延長プラン):新車購入者による任意申し込み
- 再延長プラン(20か月):新車購入者による任意申し込み
保証対象箇所に不具合が生じた場合、新車延長保証期間中の走行距離にかかわらず無償修理が提供されます。
認定中古車は販売ディーラーの保障なのか

BMW認定中古車の値引きと保証メリットとは
BMファン君BMWの認定中古車の保証内容やメリットが評判となる理由を解説します。認定中古車の値引きは可能なのか、疑問にお答えします。BMW認定中古車の概要BMWジャパンが指定した車両年数、走行距離や大きな事故歴がなく、整備がしっかりしている...
- 新車保障「メーカー保証」が残っていれば、こちらを優先利用可です
- 認定中古車としては、「ディーラー保障」となります。
新車保障、新車延長保証が残っていた場合、認定中古車の保障範囲と被る場合が多いです。
認定中古車はクレームを受け付けないのか?
ネット記事は本当か?
要約すると以下の内容になります。
- 正規ディーラーで購入後、保証期間にも関わらずいろいろな理由をつけて修理を断わられた
- 新車保証はメーカーが行うが、中古車はBMWジャパン(輸入代理店)が行うため、修理代金を請求してもBMWジャパンが支払わなければディーラーは損をする
- メーカーとBMWジャパンは企業規模が違うため、中古車のクレームを認めにくい
上記の記事を見かけました。これは、本当でしょうか。
保障範囲を契約書上に明記しており、認めないと信用問題になる
- そもそも致命的な故障の発生率が下がった(新車も中古車も同様)
- 致命的な故障はリコール扱いとなる(新車も中古車も同様)
- 結局、クレームの範囲次第ということになり、新車から3年以内、5年以内の低走行段階で発生した故障は、運も左右するというところでしょう。
- いろいろな理由をつけて修理のケースが開示されておらず、ネットの記事そのもの不明確である点です
最近のBMWは故障そのものが減少している
BMWオーナーになると、街中でBMWを見かける頻度が、国産の高級セダンやSUV並みに連続して見かける機会が多くなりました。
クラウンやレクサスに魅力が感じられないという理由もあるのでしょう。最大の理由は、壊れなくなった、信頼性が高まったという点が挙げられるでしょう。
信頼性の向上が、巷でBMWを見かける機会が多くなった理由
- 特にF型、G型になり、信頼性はかなり向上していると言えるでしょう。
- 故障率の減少がユーザーの拡大に繋がった。
- 輸入車としても先行するメンテナンスパック導入により、維持費軽減も貢献
新車から3年以内、1.5万キロ未満を選ぶことでリスク軽減
- 新車保障3年が残っている高年式車(新車保障が受けられる)
- 年間5千キロ程度の低走行
この条件に該当する中古車を選ぶことで、故障リスクを軽減することが出来ます。
もちろん、中古車を購入対象としている方であれば、新車としての完璧なクオリティは求めていないので、内外装の細かいキズなどは、許容できるでしょう。
メンテナンスの履歴から対象車両のリスクを判断できる
新車の場合、「BMWサービスインクルーシブ」や「メンテナンスパッケージ」に加入しているケースがほとんどですから、必ず整備記録が記載されており、実績が記録されています。
この履歴を確認することで、消耗部品以外の状況が把握できるでしょう。
購入予算に応じた新車・中古車選び
新車を選ぶ
- 予算が潤沢にある
- 好みの仕様、装備を選びたい
- おすすめ:吊るしの仕様や決算前は、値引き幅が大きい
- フルモデル、マイナーチェンジ後の値引きは小さい・渋い
- 新車派である
認定中古車を選ぶ
- 保証期間2年、1年(新車保障残のある車は、故障リスクも少ない)が割高
- おすすめ:保証期間6ヵ月(新車保障切れ、故障リスクはやや増加)がやや割高。
程度の良いタマをディーラー認定中古車として選んでいる
一般中古車を選ぶ
- おすすめ:新車保障残のある車を積極的に選ぶことで、認定中古車よりも確実に安い
- 新車から5年を超えた年式の車が、こちらへ多く流れてくる
ディーラー整備の履歴がある車を選ぶことが必要
一般中古車店での車選び注意点
- 3年を超えている車
- 走行3万キロを超えてている車
- 雪国、海岸地域の車は、ボディ下回りのサビに注意
- 不自然なシミ、匂いは、水没車に注意
- 超格安車は、水没車・事故車に注意
- 価格に飛びつかず、試乗と徹底的な確認が重要。購入後に気づいたのでは手遅れ
あえてBMW認定中古車を選ばない買い方:まとめ
- 新車保障が残っている3年以内の高年式中古車を狙うことで、メーカー保証が受けられる
- ガリバーなどの買取店で探すことで、大手中古車販売店としての保障も付く
- BMW正規ディーラーの認定中古車保障よりも保障範囲・期間は短い点はデメリットとなるが、価格的には30~50万程度安く買えるメリットがある