BMWの2代目Z4シリーズとなる、Z4ロードスター(開発コード:E89型)です。
モデルラインナップは、sDrive23i sDrive30i sDrive35iとなる関連情報を解説します。
BMW E89(Z4)の概要
Z4シリーズの2代目となるのが、形式名称はBMW E89です。
シャーシは先代モデルをベースとしたが、E89モデルは、全天候型のメタルトップとなりました。リトラクタブルのメタルトップは、屋根部分とリアウインドーが2分割され、トランク内に格納されます。電動自動化された開閉は20秒で完了します。メタルトップ化により、安全性と対候性が圧倒的に向上。遮音性は先代比50%アップで快適性も向上し、インテリアの質感もアップした。メタルトップ素材はアルミニウム製で低重進化にも貢献。ラグジャリー路線にも磨きがかかっています。
トップモデルとなるsDrive35iには、3リッターツインターボ、7速DCTが搭載され、電動メタルトップを装備しつつ、135iより若干の車重アップ(1600kg)で圧倒的な動力性能です。
ボディサイズも一回り拡大される事に伴う重量増は、335iの大幅なパワーアップで動力性能・絶対性能も向上。Z4はメタルトップのオープントップにより、いつでも解放感ああふれる走りを楽しめるモデルです。
Z4(E89)ボディサイズ
- 全長、全幅、全高:4250mmx1790mmx1290mm
- ホイールベース:2496mm
Z4シリーズ E89の歴史
日付 | 内容 |
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2016/8/22 |
Z4 E89の生産終了製造期間7年半、累計生産台数11万5000台以上 ドイツ・バイエルン州レーゲンスブルク工場より、最後のE89モデルとなるsドライブ35isを製造して生産を終了した。 |
2013/8/30 |
Z4 sDrive 20i GTスピリットの限定車60台発売ツーリングカーレースの最高峰「SUPER GT 2014」開幕戦で「Z4 GT3」1-2フィニッシュを記念した限定車(60台)609万円
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2013/4/24 |
マイナーチェンジモデル発売基本はキープコンセプト。これは、内外装の完成度が高かった事を意味する。
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2013/1/11 |
マイナーチェンジモデルがショーデビュー北米デトロイトショーにて、デビュー後4年経過時点でのマイナーチェンジ版が登場。 |
2012/5/25 |
コンセプトカーのサガートクーペが登場。イタリアのミラノに位置するカロッツェリアのメーカー(サガート社)からZ4ベースのサガートクーペがデビュー。 |
2012/3/16 |
Z4 デザインピュアバランスエディションが登場。Z4 sDrive20iをベースとした特別仕様車92台限定。569万円 |
2011/10 |
Z4 sDrive20iが登場。
135kW(184ps)5,000-6,250rpm、270Nm/1,250-4,500rpmのスペック。
マイナーチェンジ(前期と後期の違い)
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2010/11 |
デザイン・ピュア・インパルスのオプション設定追加アタカマ・イエローのボディーから、専用シート、インテリアを装備する。23i用で42.5万円 |
2010/10 |
Z4 Silver-Top限定車ブラック・サファイアのボディ、チタンシルバーのルーフとミラーの専用色。 |
2010/05 |
「sドライブ35is」が日本発売開始。Mスポーツステアリング(パドル付)、BMW Individualアンソラジット・ルーフライニング、専用18インチMホイール |
2009/12 |
「sドライブ35is」がEUデビュー。スペックは、340ps/5800rpm、45.9kgm/1400rpmとなり、35i比で、34ps、5.1kgmのアップ。 |
2009/12 |
Mスポーツパッケージを設定(EU仕様)Mエアロダイナミックボディスタリングキットは、専用のMエアロ前後バンパーを装備 |
2009/5/16 |
日本では、この2グレードからデビュー。sDrive23iが523万円、sDrive35iが695万円。sDrive23i(2.5L)、6AT、右ハンドル |
2008/12 |
2代目Z4がショーデビュー米デトロイトショーでフルモデルチェンジ版がデビュー。BMW Z4 E85の後継モデルとして登場。ネーミングもZ4を継承し、2代目となる。 |