
BMファン君
BMWオーナーならドライブレコーダーの装着は必須と言える装備でしょう。
自動車保険にはドライブレコーダー特約を付帯することにより、機器のレンタルが可能です。最近のBMWにお乗りの方は、サブスクの利用も検討してみませんか?
自動車保険のドライブレコーダー特約とは
保険会社から指定ドライブレコーダーを安価レンタルし、愛車に装着することで、保険料が割引になるものです。
交通事故が発生した場合、その事故の状況を映像と音声で記録してくれます。
そのため、ドライブレコーダーの映像や音声は、発生状況の証拠として重要な判断基準となります。
ドラレコ特約でレンタルされるドライブレコーダーは、保険会社に自動通報する機能が備わっているのが特徴です。
万が一交通事故が起きた場合、保険会社に速やかに通報されます。
事故後の解決をスムーズに進められるので、未装着車の方は、ドライブレコーダー特約を付帯してみることをお勧めします。
メリット
- 事故時の映像や音声が記録として残り、事故状況の把握に役立つ
- スピーディな事故対応に繋がる
- 運転診断サービスもあり
- 月額1000円未満でレンタル可能
- 長期契約・無事故で、保険料も割引
- ドライブレコーダー故障で無償交換
- ロードサービスの手配との連携
デメリット
- スマホの位置情報同様に、ドライブレコーダーの取得情報が通知されます。
- 保険を解約する場合は、機器の返却が必要
- 機器を自由には選べない(指定のもの)
- 市販機器購入、DIY取り付けよりは、費用が掛かる
サブスクでドラレコが使えるBMWとは
パーキング・アシスト機能の有りのモデルが対象
一部車両に標準で搭載されているパーキング・アシスト機能用の車載カメラを利用して、ドライブ・レコーダーとして利用可能となる、サブスク(サブスクリプション)の契約になります。
- ドライバーの駐車操作をサポートするパーキング・アシスト機能を利用
- パーキング・アシスト・プラス搭載車両に車載されている前後左右の車外カメラを利用する
- 該当モデルであっても、車両ソフトウェアのアップデートが必要な場合あり
- すでにドライブレコーダー装着済車両には、自動車保険のドライブレコーダー特約は適用できませんので、ご注意ください。
ConnectedDriveストアを経由して該当車両にオンライン販売
- 任意のタイミングに機能を追加することが可能
- 1ヶ月(試用)、1年、3年、無期限まで、4通りの期間選択が可能
- 参考価格「1年:¥4,500/3年:¥12,700/無期限:¥28,200」
特徴
- エアバッグが作動するような大きな衝撃を受けた際、最大でその前後20秒、合計40秒間、車両の周囲360度を自動的に記録
- マニュアル操作でも、最大40秒間、同様に車両の周囲360度を記録
対象車種
2024年時点:「3シリーズ」、「5シリーズ」、「7シリーズ」、「8シリーズ」、「X5」、「X7」などのパーキング・アシスト・プラス装着車(モデル開発コードG05LCI以降)
※パーキングアシストプラス未装着車は、利用できません。(1/2/X1/X2)
メリット
- 初期導入の負担が軽い:車載カメラが装備済みなら設定・契約で利用開始でき、外付け購入や取り付けが不要です。
- 純正連携による信頼性:車両のセンサー(GPS、速度、衝撃検知)と映像が連動するため、事故証拠としての一貫性が高い傾向があります。
- 利便機能の統合:アプリ連携やWi‑Fi経由の映像取り込み、手動録画ボタン、自動事故保存など操作性が良い例が多いです。
- アップデートやサポート:ソフトウェア更新やメーカーサポートを受けやすく、機能追加が行われる場合があります。
デメリット・注意点
- 継続コストの発生:月額/年額の支払いが必要で、長期では一括購入より割高になる可能性があります。
- 機能制限のリスク:サブスク未加入だとカメラは物理的に付いていても機能が制限される場合があり、駐車監視などが含まれないことがあります。
- 契約の継続性と移転:契約満了・サービス終了・仕様変更の影響を受けるほか、車両売却時に契約引継ぎが難しい場合もあります。
- プライバシーとデータ保護:クラウド保存やテレマティクス連携に伴い、データの保管方法や第三者提供の有無を確認する必要があります。
比較検討のためのチェックリスト
- 契約期間(1年・3年・無期限)と総費用を試算する。
- 駐車監視、夜間撮影、録画保存形式(クラウド/USB)を確認する。
- 解約条件・移転可否・中古車売却時の扱いを明確にする。
- 外付けドライブレコーダーと機能・価格を比較してトータルコストを判断する。
BMW純正のサブスク型ドライブレコーダー:まとめ
BMW純正のサブスク型ドライブレコーダーは導入の手軽さや純正連携の信頼性という魅力がある一方、継続費用や契約に伴う制約がデメリットになります。短期利用やメーカーサポートを重視する場合は有利ですが、長期コストや売却時の取り扱いを重視するなら外付け機器も含めて比較検討してください。


