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BMW U11情報(X1/iX1シリーズのスペック・カタログ)

X/iXシリーズ
BMファン君
BMファン君

BMWの3代目X1シリーズとなるBMW U11型のスペック、歴史を解説します。
初代iX1として電動化モデルも追加されています。

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BMW U11の概要

クロスオーバーSUVをBMWでは、SAV(スポーツ アクティビティ ビークル)と呼ばれるエントリーモデルがX1シリーズです。2代目X1シリーズ(BMW F48)は、FF(前輪駆動)ベースの4WDへ進化し、3代目となる(BMW U11)もFFベースの駆動形式を踏襲しています。
2シリーズのグランツアラーと共通化されたベースのシャーシは第2世代の「UKL2プラットフォーム」へ進化し、ガソリンモデルとEVモデルを併用できる設計となっています。
ボディサイズは先代より若干大型化しました。ボディサイズは全長4500mmで日本でも使いやすいコンパクトサイズはそのままです。
インテリアは、iDrive8に進化し、BMWカーブディスプレイにより、メーター10.25インチ、センター10.7インチモニターを装備します。
空力も優れておりCD値0.27を達成。キドニーグリルはオートフラップで開閉します。
X1モデルとして初の電動化専用モデルのiX1が追加。
トランスミッションは、7速DCTを採用し、ダイレクトなフィーリングが特徴です。
モデルラインは「xLine」と「M Sport」の2種類

ボディサイズ

  • 全長/全幅/全高:4500mm/1845mm/1642mm
  • ホイールベース:2692mm
  • 先代F48比:全長+43mm、全幅+24mm、全高+44mmと、ホイールベース+22mm

荷室容量

  • 標準:540L
  • iX1:490L
  • 後席を畳む:1600L

xDriveシステム

シャーシ制御システムに常時モニタリングされ、フロントアクスルのパワーテイクオフベベルギア、デュアルセクションプロペラシャフト、電気油圧制御ハングオンクラッチを備えたリアアクスルディファレンシャルを使用して、状況に応じて前輪と後輪の間で駆動トルクを効率的に分割します。

xLine(ラグジャリー仕様)

  • 17インチが標準。18、19、20インチのアロイホイールが選択可能。
  • サテンアルミニウムのウインドーモールがxLineの特徴
  • グレイシャーシルバーのエクステリアミラーキャップ
  • キドニーグリルとグリルバーのサラウンドはパールクロム
  • フロントとリアのバンパーの下のサイドシルトリムピースとトリムプレート
  • インパネ上部、ドアトリムのSensaTec表面過去
  • アルミドアシル・ストリップ
  • ハイグロスブラックのインテリアトリム:ユーカリオープンポアファインウッドトリムまたはアルミメッシュトリムへ変更可

M Sport(Mスポーツ仕様)

  • フロントバンパーの大型エアインレット
  • 一体型ディフューザーのリアバンパー
  • 専用の18インチMダブルスポークバイカラーアロイホイール
  • アダプティブMサスペンション
  • ハイグロスブラックウィンドウサラウンドを搭載
  • インテリア:ダークアルミヘキサキューブトリム
  • シフトパドル付きのMレザーステアリングホイール

U11主要諸元(スペック)

世界で販売されるモデルスペック。(日本未導入のモデルを含む)

BMW X1 sDrive18i

  • エンジン:1499cc 直列3気筒ガソリンターボ
  • 駆動方式:2WD
  • 最高出力:136hp
  • 最大トルク:230Nm
  • 0→100km/h加速:9.2秒
  • 最高速度:208km/h
  • WLTPモード総合燃費:14.3-15.9km/L

BMW X1 xDrive20i

  • エンジン:1998cc 直列4気筒ガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド
  • 内燃エンジン:最大出力156hp、最大トルク24.5kgm
  • マイルドハイブリッドモーター:最大出力19hp、最大トルク5.6kgm

BMW X1 xDrive23i

  • エンジン:1998cc 直列4気筒ガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド
  • 総合出力218hp、総合トルク360Nm
  • 駆動方式:4輪駆動(xDrive)
  • 0→100km/h加速:7.4秒
  • 最高速度:225km/h
  • WLTPモード総合燃費:13.9-15.4km/L

BMW X1 sDrive18d

エンジン:1995cc 直列4気筒ディーゼルターボ
駆動方式:2WD
最高出力:150hp
最大トルク:360Nm
0→100km/h加速:8.9秒
最高速度:210km/h
WLTPモード総合燃費:18.2-20.4km/L

BMW X1 xDrive23d

  • エンジン:1995cc 直列4気筒ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド
  • 駆動方式:4輪駆動(xDrive)
  • 総合出力:211hp
  • 総合トルク:400Nm
  • 0→100km/h加速:7.4秒
  • 最高速度:225km/h
  • WLTPモード総合燃費:18.9-20.8km/L

BMW X1 xDrive25e

  • エンジン:1499cc 直列3気筒ガソリンターボ+ハイブリッド(PHV)
  • 駆動方式:4輪駆動(xDrive)総合出力:245hp
  • 総合トルク:477Nm
  • 0→100km/h加速:6.8秒
  • 最高速度(EV時):190(140)km/h
  • EV航続距離(WLTPモード):78-89km
  • WLTPモード総合燃費:90.9-125km/L

BMW X1 xDrive30e

  • エンジン:1499cc 直列3気筒ガソリンターボ+ハイブリッド(PHV)
  • 駆動方式:4輪駆動(xDrive)
  • 総合出力:326hp
  • 総合トルク:477Nm
  • 0→100km/h加速:5.7秒
  • 最高速度:205(140)km/h
  • EV航続距離(WLTPモード):78-89km
  • WLTPモード総合燃費:90.9-125km/L

BMW iX1 eDrive20

  • 駆動方式:FF駆動モーター
  • 最大出力:204hp
  • 最大トルク:25.2kgm
  • 0~100km/h加速:8.6秒
  • 最高速:170km/h(リミッター作動)
  • バッテリー:蓄電容量64.7kWh
  • 航続距離:最大475km
  • 充電器:最大出力11kW(標準装備)

BMW iX1 xDrive30

  • エンジン:第5世代BMWeDrive/2モーター(前後)EV
  • 駆動方式:4輪駆動(xDrive)
  • 最高出力:313hp(200kW)/4300-15200rpm
  • 最大トルク:494Nm/0-4300rpm
  • 0→100km/h加速:5.7秒
  • 最高速度:180km/h
  • 電気モーター:最高出力140kW/最大トルク247Nm
  • リチウムイオンバッテリー容量:66.5kWhの
  • 一充電465km走行

  • バンパー、サイドステップ下部のブルーのアクセントがiX1を見分けるポイント
  • 第5世代の第5世代の「BMW eDrive」テクノロジーを搭載
  • 前後アクスルにそれぞれ1個のモーターを搭載し、4輪駆動
  • モーターは最大出力313hp、最大トルク50.4kgm
  • バッテリー蓄電容量64.7kWh
  • 一充電走行可能距離(WLTP):396km-440km
  • 普通充電では8kWのBMWウォールボックス(200V/32A)の利用により、約6時間30分で充電開始時10%の状態から80%まで充電可能。
  • 急速充電(CHAdeMO:90kW充電器)は下記のスペック
  • 約50分で充電開始時10%の状態から約80%までの充電。
  • 約30分で充電開始時10%の状態から55%まで充電。

BMW X1 xDrive28i(欧州仕様)

  • 全長/全幅/全高:4500mm/1845mm/1642mm
  • ホイールベース:2692mm
  • トレッド(F/R):1582mm/1583mm
  • 最低地上高:205mm
  • 燃料タンク容量:65L
  • 重量:1700kg
  • 装備重量:2199kg
  • エンジン:直列4気筒DOHC、BMWツインパワーターボ、高精度インジェクション、バルブトロニック完全可変バルブコントロール、ダブルVANOS可変カムシャフトタイミング
  • 容量:1,998cc
  • ストローク/ボア:82.0mm/94.6mm
  • 圧縮比:10.5:1
  • 最大出力:241ps4,500-6,500rpm
  • 最大トルク:xxxNm1,500-4,000rpm
  • フロントサス:ストラット
  • リアサス:3リンク
  • ブレーキ:シングルピストンフローティングキャリパーディスクブレーキ
  • 走行安定性システム:DSC (ABS および DTC (ダイナミックトラクションコントロール)、ARB テクノロジー (ニアアクチュエータホイールスリップ制限)、CBC (コーナリングブレーキコントロール)、DBC (ダイナミックブレーキコントロール)、パフォーマンスコントロール、ドライブレーキ機能、フェージング補正、ドライブオフアシスタント、xDrive 全輪駆動システムとネットワーク化された DSC、オプションのアダプティブ M サスペンションを含む
  • パワステ:サーボトロニック機能を備えた電動パワーステアリング(EPS)。オプションのスポーツステアリング
  • ステアリングレシオ:15.5
  • 標準タイヤ:F225/55R18、R225/55R18
  • 標準リム:7.5Jx18インチ(F/R)
  • AT:7速ステプトロニックデュアルクラッチトランスミッション(DCT)
  • 0-100km/h加速:6.4秒

U11の歴史(ヒストリー)

3代目X1シリーズがプレスリリース:2022/6/1

2代目X1シリーズ(BMW F48型)より、バトンタッチ
BMWのコンパクトスポーツアクティビティビークルの新型第3世代となるX1の内燃モデルとiX1の電動化モデル。最新BMWトレンドを取り入れたエクステリアデザイン。iDriveは第8世代となり、新しいBMWカーブディスプレイを搭載したモダンでテクノロジー重視のインテリア。
xDriveと7速DCTによるインテリジェント4輪駆動。2022年第4四半期に発売

日本販売開始:2023/2/17

日本向けとして、「iX1 xDrive xLine」および「iX1 xDrive M Sport」の2グレードのモデルライン

  • X1 xDrive20i:ガソリンエンジン搭載
  • iX1 xDrive30:BMWスモールコンパクトセグメント初の電気自動車(EV)
  • X1 xDrive20i:556万円より
  • iX1 xDrive30:668万円より

X1 xDrive20dモデル追加:2023/5/26

2リッター4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。グレード名も20dとなります。

  • 最高出力:150PS/4000rpm
  • 最大トルク:360Nm
  • 48Vマイルドハイブリッド搭載による燃費向上
  • WLTCモード:19.5km/L
  • 変速機:7段デュアルクラッチトランスミッション
  • 駆動方式:xDrive(4WD)
  • X1 xDrive20d xライン:価格606万円
  • X1 xDrive20d Mスポーツ:価格606万円

X1 M35i xDriveモデル追加:2023/6/28

  • 米国2023/10市場導入
  • 各種M専用のインテリア、エクステリアパーツを装備
  • 7速DCT
  • アルカンターラのインパネ
  • ブラックのセンサテック/アルカンターラ・スポーツ・シート

最新世代の直列4気筒2.0リッターガソリンエンジン

  • ミラーサイクルの採用
  • インテークポートと燃焼室の再設計
  • カムシャフトタイミング変更
  • デュアル・インジェクションへ変更
  • 点火システム変更
  • 排出ガス・ルーティング変更
  • 冷却用オイル供給システム
  • メインベアリングシェル
  • VANOS可変カムシャフトタイミング
  • VALVETRONIC完全可変バルブタイミング
  • 最高出力:300ps/5750~6500rpm(他国では317ps版もあり)
  • 最大トルク:400Nm/2000~4500rpm
  • 0-100km/h加速:5.4秒
  • 最高速:250km/h制限

ドイツ工場100万台のX1生産を達成:2023/7/19

  • ドイツ・レーゲンスブルク工場における小型SUV『X1』の生産が100万台に到達
  • 100万台目のX1は、EVのiX1

iX1 eDrive20グレード欧州追加:2023/9

  • FF駆動の電気自動車として、安価なFF駆動モデルが追加
  • 航続475kmはシリーズ最長

X1 M35i xDriveモデル日本発売:2023/9/28

  • 価格:786万円
  • 最高出力233kW/5750-6500rpm、最大トルク400Nm/2000-4500rpm
  • 直列4気筒 2.0リッターBMWツインパワーターボ
  • 7DCT
  • Mスポーツ・ブースト機能
  • アダプティブMサスペンション
  • Mキドニー・グリル
  • Mエクステリア・ミラー・キャップ
  • 19インチMアロイ・ホイール
  • 各種Mパフォーマンス専用インテリア、エクステリアパーツを装備

2023-2024 インポートカーオブザイヤー受賞:2023/12/7

受賞理由は以下の通り

日本市場に相応しいコンパクトサイズでありながら、BMWらしい動的質感の高さを実現。パワー・オブ・チョイス。つまりユーザーのライフスタイルに応じてBEV、ガソリン、48Vマイルドハイブリッド・ディーゼルの3種類のパワーユニットが用意され、そのどれもがハイレベルな走行性能を獲得している点が支持された。
補助金を含めればほぼ同一のプライスレンジに収まるインポーターの努力も見逃せない