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低ダストのブレーキパッドはBMWのホイール汚れに効果大

メンテナンス
BMファン君
BMファン君

街中を走るBMW車のホイールが真っ黒のシーンをよく見かけます。なぜ、国産車に比べて汚れているのでしょうか。ブレーキダストで汚れている理由と低ダストのブレーキパッドの製品を紹介します。

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なぜ、BMWはホイールの汚れが酷いのか

汚れの理由は、ブレーキダスト

国産車に比べ、BMW車オーナーになった方にとって、ホイールの汚れが酷いと感じる方も多いと思います。これは、BMWを含む欧州車はブレーキを利用した際に排出されるブレーキダストが出やすいブレーキパッドを標準装着しているからです。

なぜホイールが汚れるのでしょうか?理由はブレーキダスト

なぜ、BMW車のホイールは汚れやすいのでしょうか?
その理由は、ブレーキパッドやブレーキローターの材質にあります。

1980年代まではブレーキパッドの磨耗材にアスベストが採用されていましたが、1990年代以降は環境への配慮が高まりノンアスベスト化が進んでいます。現在では代替製品とし、NAO材(NON STEEL NON ASBEST ORGANIC)を用いた材質となっています。

純正ブレーキパッドの効きは、どうなのか

汚れやすい分、国産車よりもブレーキの利きが良いと言われています。
国産車と比べても価格帯も高く、実際の効きも良いようです。

NAO材(ノンアスベストオーガニック)とは

ブレーキパッド等の摩擦材に用いられるノンアスベスト系の新素材。
アスベスト(石綿)を含まず、チタン酸カリウムをはじめとする有機化合物(オーガニックコンパウンド)を中心とした素材で構成され、環境に優しいのが特徴です。

ディスクパッドはスチール繊維の配合比率により、3つに分類されます。

  • セミメタリック材(スチール繊維が基材):サーキット・スポーツ走行用途
  • ロースチール材:高速域の性能も重視(BMW純正ブレーキパッド)
  • NAO材(Non-Asbestos-Organic):ストリート用社外品

国産車向けのブレーキ系素材

ブレーキパッドの材質として、「グラスファイバーやアラミド、銅、セラミック」が用いられるケースが多いです。ローターに対する耐摩耗性があり、ブレーキ鳴きも少ないメリットがあります。

  • 日本の公道向け。120km以下の想定速度
  • ブレーキの鳴きが少ない
  • パッドの寿命が長い
  • 低コスト
  • ブレーキタッチ・フィーリングの快適性

BMW車(欧州車)向けのブレーキ系素材

現在のNAO材系と呼ばれるパッドに対して、スチール成分を10~30%配合しています。
NAO材より耐熱性が高く、効きが強いのが特徴ですが、その分パッドやディスクの摩耗も激しいのです。

アウトバーンなどの高速走行がメインの欧州では、日本に比べて想定速度が絶対的に高く、ブレーキのパッドやローターの制動性能が重視されます。

  • アウトバーンの高速走行を想定。200kmの想定速度
  • ブレーキの鳴きがやや多い
  • パッドの寿命が短長い
  • ブレーキの効きを優先するため、ブレーキ出すとが多く出る

BMWの制動力重視なら純正ブレーキバッド

アウトバーンの高速性能を想定したブレーキ性能を保持しているため、日本ではオーバースペックとする説もあります。
ブレーキの絶対性能を考えれば、純正ブレーキパッドがベストマッチングであると言えます。

純正ブレーキパッドのデメリット

前述の通り、ブレーキの効きと引き換えにデメリットが多いようです。
特にブレーキダストを少なくしたいとの声が多いようです。

低ダストでお勧めのブレーキバッドとは

アウトバーンの高速性能を想定したブレーキ性能を保持しているため、日本ではオーバースペックとする説もあります。
ブレーキの絶対性能を考えれば、純正製品がベストであると言えます。

純正ブレーキパッドのデメリット

前述の通り、ブレーキの効きと引き換えにデメリットが多いようです。
特にブレーキダストを少なくしたいとの声が多いようです。

低ブレーキダストの社外品ブレーキバッドを選ぶ

社外品ブレーキパッドの選択とは

公道性能としては、十分な純正ブレーキパッドも不満が出てくる部分があるでしょう。
それを補うのが社外品です。用途は以下の通りです。

  • 制動力の向上(サーキット走行など)
  • ホイールの汚れやブレーキ鳴きの軽減

一般用途は快適性の高いノンスチール製品

一般道や高速道路など、普段使いとして乗るストリート走行用の車には、快適性を重視したノンアスベスト素材のスタンダードなブレーキパッドがおすすめです。ノンスチール製のものは低ノイズ性に優れているため「ブレーキ鳴き」を抑制。耐摩耗性も高いため、パッドが長持ちしやすい傾向があります。

高速道路でハードブレーキを行う方は少ないと思われ、一般道を走る程度の低速域・低温域で効果を発揮できる性能と理解されると良いでしょう。

峠道やサーキット兼用ならセミメタリック製品

ノンアスベスト素材の製品に比べて、ライトなサーキット走行や峠道、ストリートを両立する性能です。ブレーキの制動力向上と引き換えに、ブレーキ鳴きや汚れのデメリットは我慢するしかないでしょう。

サーキット走行重視なら、メタリック製品

サーキット走行メインの性能を発揮するため、メタリック(金属)素材のブレーキパッドにより、高速でのハードブレーキングによる超高温に対応し、高速域の耐久性と性能持続に威力を発揮します。
低速時には効きが悪い、ダストが出やすい、ブレーキ鳴き、といったデメリットは性能と引き換えに我慢が必要です。

ホイールを綺麗に保つなら「低ダストタイプ」がおすすめ

BMWの純正ブレーキパッドは、制動性能を重視するためブレーキダストが出やすくホイールが真っ黒に汚れてしまうケースが多いでしょう。そのデメリットを抑えつつ、制動力も確保した摩擦係数の高いノンスチールの社外品は、比較的低ダスト設計であることが多めです。

DIXCEL製のブレーキパッドがおすすめ

DIXCEL製のNAO(ノンアスベスト・オーガニック)製品です。制動力を確保しつつ、ダストは大幅に低減しています。
高いコントロール性、踏力に応じた効きによる快適性も確保。ローターへの摩耗影響も少なく、ブレーキローターの長寿命化にも大きく貢献します!
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