5シリーズGT グランツーリスモとは

BMWの5シリーズにグランツーリスモ(BMW F07)が加わった。

新型5シリーズも登場となり、こちらはF10セダンとF11ツーリング
になる。
価格的には535iは、約900万と、X5の3.0や530iツーリングよりも高く、
X5の4.8や740iよりは安いという微妙な価格設定となっている。
3.0NAモデルよりは高く、4.4モデルよりは安い・
3.0ツインターボエンジンは306psで名称は「535iグランツーリスモ」となる。
ベースシャーシは7シリーズを流用し、ホイールベースは3070mmの超ロングとなる。
ボディサイズも4998×1901×1559 の全長・全幅・全高となり、
もはや5シリーズの数値ではないラージサルーンの域に達している。
車重は535iでも2トンオーバーとなる。
ロングホイールベースがもたらす圧倒的な後席居住性と2段階の
トランクスペースなど確かに新しい試みではある。
スタイリングも腰高感を抑えつつ、上手くまとめているように思う。
さて、BMWのコンセプトCSというモデルがショーモデルとしてデビューしていた。メルセデスのCLS層と同様のスタイリング重視のセダンを狙ったモデルだったが、昨今の不況により、市販化が中止となった。
このグランツーリスモは新しいジャンルとなり、セダンとSUVが上手く融合した車に仕上がった。確かにインパクトはある。ただ、車不況の中で、込み900万オーバーの価格帯となれば、おのずと市場は限られるだろう。
なんといっても5と7の中間に位置するのだから。
どうせ、ニッチマーケットを狙うなら、コンセプトCSの方が、市場のニーズはあったのではないだろうか・・・と思う。
グランツーリスモ・・・外観、インテリア、コンセプトと車の内容は悪くない。ただ、継続するモデルになるのかは微妙かも。

ジャガー XFR vs BMW M5

イギリスBBC放送のTop Gearという
ユーチューブでは、よく見かけるビデオの紹介である。
お馴染み?のオッサンが出てくる。
イギリスでは、そこそこの人気番組であるらしい。
V10エンジンを積むBMW M5に対して、
V8スーパーチェージドエンジンを積むジャガーXFRスペックは、以下の通り
FR/6AT
ボディサイズ 4961mm/1877mm/1460mm
重量 1891kg
ホイールベース 2909mm
5.0L-V8スーパーチャージャー
375kW(510ps)/6000-6500rpm
625Nm(kg-m)/2500-5500rpm
パワー トルクは、M5を超える。過給器の威力か・・・。
ただし、パワーウェイトレシオは逆転。
ビデオの終わりには、覆面レーサーによるタイムアタックで、
番組内でランキングされている。
結果は、いかに・・・!?

ダウンサイジングと4気筒エンジン(その2)

さて、他メーカーのメルセデスベンツ新型Eクラス
といえば、BMWで言えば、エントリーモデルの1シリーズや3シリーズでなく、5シリーズに相当する。
ビーエムダブリューのE60の5シリーズに、この4気筒エンジンは、皆さんOKだろうか。
4気筒といえば、スモールコンパクトカーと同じである。
EクラスのE250CGIには、直噴化された1.8リッターの直噴ターボが搭載される。
1気筒あたり500cc並の容量が確保され、トルクのバランスは良いだろう。
ターボ化により、NA2500cc以上にパワートルクが増強される。
ネーミングの250は、2500cc相当の意で、これもクリアされた。
しか~し、4気筒エンジン。これがネックだ。
欧州系雑誌では、このグレードを賛美する論調が多い。
これは、時代の流れ・・・「エコに合っている」からとか。。。
これは、アリなのか。
Eクラスは、エントリーモデルのCクラスしか買えないユーザーにとっては、一つ上の存在ではないのか。
チープな4気筒エンジンは許されるのか。
CクラスでもV6モデルが存在する。このCクラス/V6モデルとE250CGIとの価格、気筒数との逆転現象も発生する。
現行でもC200コンプレッサーエレガンスは、1.8Lとスーパーチャージの組み合わせ。
これが、直噴ターボになってもエンジン製造のコストは大差ないだろう。
価格は、450万円で、メタリックペイントやキセノン、本革シートなどオプション装備で5,60万アップ。
Eクラスとしてのクオリティ・コスト増を加味したとして、580万あたりが妥当な線だろうか。
現在のE250アバンギャルドは、650万もする。
V6 2.5L → 直墳1.8Lターボ、エンジンの複雑さを考えると、コストの差はよく分からないが、部品点数は後者の方が多いような気がする。
しかしE250CGIに650万は認められないだろう。
BMWには、排気量と同等(見なす)するネーミングが存在するので、同じような問題が起きる可能性がある。
他メーカー同様、4気筒モデルのターボ化が行われると、325i/525iなどがリプレースされるかもしれない。
しかし、6気筒はBMWのイメージ戦略としても重要なポジションである。
パワー・トルクで4気筒ターボに見劣りしようが、
325iや525iの4気筒化だけは、避けてほしいと願う。