BMWの3代目7シリーズのE38情報。歴史やスペック・サイズ・エンジンなどの関連情報を整理しました。735i 740i 750iL L7 B12のラインナップです。
E38 7シリーズ概要
BMW 7シリーズの3代目となるE38は、1994年にデビューしたワイドアンドローのスタイリングを持つBMWのトップモデル。
前任者のデザインコンセプトを継承し、リニューアル。 8気筒エンジンはモデルシリーズの標準となり、12気筒ガソリンエンジンはラグジュアリークラスのベンチマークを定義し続けました。6気筒ガソリンエンジンに加えて、6気筒および8気筒ディーゼルエンジンもBMWのラインナップのトップに初めて供給されました。さらに、水素を動力源とする小さなシリーズも開始されました。 BMW 7シリーズ(E38)も、その先代と同様に、ロングホイールベースバージョンと、エクスクルーシブでストレッチ性の高い高級リムジンモデルL7の形で供給されました。7系(E38)は合計327,598台が生産されました。
4985ミリの全長をもつフルサイズカーでありながら、ドライバーズカーとしても楽しめるスポーティなハンドリングも魅力。フラッグシップモデルにふさわしい室内の広さや装備も兼ね備える。マルチファンクションステアリングやTVチューナー付オンボードモニター、電装系を集中制御するCANデータバスなどの先進装備を採用。
140ミリのロングボディーのL7もある。735i/740i/750iLの3モデルがラインナップ。
V8のDOHC32バルブエンジン(VANOS付)は、BMWならではのシルキーかつパワフルな回り方も魅力。
フロントサスはダブルウィッシュボーン、リアサスはインテグラルアーム(マルチリンク式)となり、パワーを確実に路面へ伝える。スタビリティコントロールや電子制御ダンパーなど走行性能の装備も向上した。
特徴
286馬力のV8エンジンを搭載した「BMW 740i」は、約13,000台が製造された。
0-100km/h加速は6.9秒を記録。
7シリーズ E38の歴史
日付 | 内容 |
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2001 |
世代交代4代目7シリーズ(BMW E65)にバトンタッチする。 |
2000/10 |
運転者サポートの向上全車ワイド化したモニターを採用。 |
1999/11 |
Mスポーツパッケージ735iと740iにMスポーツパッケージモデルがデビュー。
Mスポーツ・クラブセレクション
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1998/11 | ![]() マイナーチェンジヘッドライト・テールランプなどデザイン変更を実施。 |
1998/1 |
安全装備の向上750iL:サイドエアバッグ追加。I.T.S.(ヘッドエアバッグ付きサイドエアバッグ)標準装備 |
1997/6 |
L7モデルの追加ロングホイールベース(140mm)のL7モデルが追加 |
1996/11 |
小変更740i:ATギア比の変更 |
1996/6 |
マイナーチェンジ5ATをフロアシフトでコントロール出来るステップトロニックを全車標準装備。740iの排気量を4.4Lに拡大。 |
1994/10 |
3代目7シリーズがデビュー2代目7シリーズ(BMW E32)から3代目7シリーズにバトンタッチし、E38がデビュー。ワイド&ローの華麗なスタイリングと先進装備でデビュー。 |