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BMWインテリアのクリーニングと保護まとめ

メンテナンス
BMファン君
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BMWインテリアは高級感と機能美を両立した造りが特徴です。レザーやアルカンターラ、ピアノブラック調パネルなど、上質な素材を維持するためには、正しいクリーニングと保護が不可欠です。本記事では、部位別の手入れ方法からおすすめの保護剤・グッズ、注意点やQ&Aまで、BMW車内を長く美しく保つためのポイントを徹底解説します。

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インテリアの部位別クリーニング方法

1. レザーシート(本革・ナッパレザー)

BMWの上位モデルではナッパレザーやメリノレザーなどの高級素材が採用されています。これらは非常に柔らかく、乾燥や摩擦に弱いため、定期的な保湿ケアが重要です。

  • 汚れ落とし:中性のレザークリーナーを柔らかいマイクロファイバークロスに取り、軽く円を描くように拭き取ります。
  • 保湿ケア:月に1回程度、専用のレザーコンディショナーを塗布して自然乾燥させます。
  • 避けるべきこと:アルコール成分や強アルカリ性洗剤の使用は、ひび割れや色落ちの原因になります。
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2. アルカンターラ(スエード調素材)

スポーツモデルやMシリーズによく使われるアルカンターラは、汚れが付きやすく、水や油に弱い素材です。

  • 埃や砂はソフトブラシやハンディ掃除機で優しく除去。
  • 軽い汚れは中性洗剤を薄めたぬるま湯で布を湿らせ、軽く叩くように拭き取る。
  • 最後に乾いた布で水分を拭き取り、風通しのよい場所で自然乾燥。

3. ダッシュボード・センターコンソール

BMWのダッシュボードはソフトタッチ素材が多く、ホコリや指紋が目立ちやすい部分です。

  • 週に1回程度、静電気防止クロスでホコリを除去。
  • ベタつきがある場合は、内装専用マルチクリーナーを使用。
  • UV対策としてダッシュボード用保護剤を薄く塗布。

4. ピアノブラックパネル・アルミトリム

グロスブラックやアルミパネルは、キズや指紋がつきやすいデリケートな部分です。

  • 乾いた布でこすらず、軽く湿らせたマイクロファイバーで拭く。
  • 艶を保つためにはノンシリコンタイプの内装コーティング剤を使用。

5. フロアマット・カーペット

砂や泥がたまりやすく、放置すると臭いやダニの原因になります。

  • 取り外して強く叩き、砂埃を除去。
  • 布製マットは中性洗剤+ブラシで洗浄後、陰干し。
  • ラバーマットは水洗い+自然乾燥でOK。

6. ステアリング・シフトノブ

最も手に触れる部分なので、皮脂汚れが蓄積しやすい箇所です。

  • 濡らしすぎないようにし、革専用クリーナーで軽く拭き上げ。
  • 仕上げにレザー用保護クリームでしっとり感を復活。
💡 ポイント:BMW純正インテリアは素材ごとにクリーニング方法が異なります。間違った洗浄剤を使うと、表面の劣化を早める原因になるため、必ず素材を確認してから行いましょう。

保護剤・コーティング剤の選び方と使い方

インテリア保護剤は、素材を長持ちさせるために重要です。特に紫外線や摩擦、皮脂などの影響を抑える役割を持っています。

部位 推奨タイプ 使用頻度
レザー 保湿系レザーコンディショナー 1〜2か月に1回
ダッシュボード UVカットコート剤 2か月に1回
ピアノブラック 帯電防止・防汚コーティング剤 1か月に1回
アルカンターラ 撥水スプレー(専用品) 3か月に1回
カーナビ液晶パネル 液晶画面用のコーティング剤 1か月に1回

保護剤を使う際は、塗布前に必ず表面の汚れを除去しておくことが大切です。汚れの上から塗ると、かえってシミやムラの原因になります。

おすすめクリーニンググッズ

  • BMW純正インテリアケアキット:レザークリーナーと保湿クリームのセット。
  • SONAX レザーケアフォーム:泡タイプで浸透性が高く、ナッパレザーに最適。
  • GYEON Leather Shield:耐摩耗性とUV耐性に優れたレザーコート剤。
  • AutoGlym Interior Shampoo:全素材対応の万能クリーナー。
  • マイクロファイバークロス(極細繊維タイプ):静電気を防ぎ、ホコリを効率的に除去。
🚗 豆知識:BMW純正用品は高価ですが、素材ごとの適合性が高く、安全性も保証されています。市販品を選ぶ場合は「pH中性」「ノンシリコン」「UVカット」などの表示を確認しましょう。

液晶画面用のコーティング

ブラックパネルを守るガラスコーティング

ガラスコーティング被膜によって、内装ブラックパネルに艶と光沢を与えると同時に、キズと汚れを付きづらくすることが出来ます。新車に施工することで、美しさを維持。

ナビ画面を守るガラスコーティング

ガラスコーティング被膜によって、ナビゲーション画面への指紋や皮脂汚れを付きづらくすることが出来ます。付いた汚れも拭き取るだけで簡単に落とせます。画面の滑り性も高くなるので操作性も向上します。爪などによる小傷防止にも一定の効果があります。

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※運転席の非光沢パネルには使えませんのでご注意ください。

クリーニング時の注意点

  • 直射日光下での作業は避ける(シミや跡の原因)。
  • 水拭き後は必ず乾拭きで仕上げ、湿気を残さない。
  • 電装スイッチやiDriveダイヤル付近は、水分厳禁。
  • 香料の強いクリーナーは避け、車内環境をクリーンに保つ。
  • 新車時の保護膜をむやみに剥がさない(光沢を損なう恐れ)。

よくあるQ&A

Q1. レザーシートのツヤがなくなってきたらどうすればいい?

A. 表面が乾燥しているサインです。保湿クリームを少量ずつ塗り、柔らかい布で馴染ませてください。艶出し剤よりも、自然な光沢を戻すタイプのコンディショナーが理想です。

Q2. ピアノブラックパネルの細かい傷は消せますか?

A. 軽い傷なら、微粒子コンパウンド入りの内装用ポリッシュで目立たなくできます。ただし強く磨きすぎるとツヤが不均一になるので注意。

Q3. アルカンターラの毛羽立ちは直せる?

A. 柔らかいブラシで軽く整えることで、見た目を回復できます。水分を含ませた後に強く擦るのはNGです。

Q4. 車内コーティングは自分でもできますか?

A. 可能です。最近はスプレータイプの内装コート剤もあり、初心者でも使いやすくなっています。ただし施工前に「脱脂・清掃」をしっかり行うのが前提です。

Q5. 革のベタつきはどう取る?

A. ベタつきは汚れや過剰な油分が原因です。中性レザークリーナーで軽く拭き、完全に乾かしてからコンディショナーを再塗布しましょう。

まとめ

BMWのインテリアを長く美しく維持するには、「素材ごとの正しい手入れ」と「定期的な保護ケア」が欠かせません。レザーには保湿、アルカンターラには優しい洗浄、パネルには静電防止といったように、それぞれの特性を理解することが大切です。

特に夏場は紫外線による退色、冬場は乾燥によるひび割れが起こりやすいため、季節ごとに対策を変えるのもポイントです。BMW純正ケア用品や信頼できるブランドのグッズを活用すれば、上質な内装を長く楽しむことができます。

上品なBMWのインテリアは、手入れの手間もまた楽しみの一部です。正しいクリーニングと保護で、いつまでも「新車のような車内空間」を保ちましょう。