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BMWミニF66のメリット・デメリットとは

BMWミニ
BMファン君
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BMWミニ4世代目となるF66型モデルの良い点・悪い点、メリット・デメリットを解説します。

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BMWミニの4世代目とは

2023年にフルモデルチェンジされた新型BMWミニです。BMWミニの4代目モデルは、デザインや機能が大幅に刷新されていますが、従来からのブランドイメージを継承しています。
F66型はガソリンエンジンモデル(クーパーC/S/JCW)グレードとなります。
新たにJ01型のバッテリーEV(フル電気自動車モデル)が追加され、プラットフォーム(シャーシ)もガソリンエンジンモデルとは別物になり、EVモデルは、クーパーE/ESグレードとなります。

  • 丸目のヘッドライト
  • 丸目のインテリア・センターディスプレイ
  • BMWならではの世界観
  • ゴーカートな走行フィーリング

4代目BMWミニの特徴

  • 3ドアと5ドアハッチバックを「クーパー」と命名
  • クーパー:1.5Lの3気筒ターボ
  • クーパーS:ボンネットのエアーインテークは省略された
  • JCW:このグレードのみパドルシフトが付く
  • リアのマフラーの穴(エグゾーストパイプ)が見えない形状となった

BMWミニの4世代目F66のメリット

前モデルのF56型と比較したポイント、良い点とは

  • 円形の大型「有機ELセンターディスプレイ」は直径240mm
  • オートブレーキホールドが追加(やっとBMW並みに)
  • 質感がアップしたシート(フェイクレザーですが)
  • ハンドリングが軽くなった(モードにより重さは変化)
  • 安全装備の充実(ブラインドスポットモニターなど)
  • 乗り心地の改善(突き上げ感の減少)
  • 運転中の走行モードの高度化・インタラクティブ化
  • ヘッドアップディスプレイの高精細化(地図表示など)
  • ナビの高機能化(ARディスプレイ:実走行映像とナビ指示の合成表示)
  • 運転支援機能もBMWの最新基準に準拠(欧州・国産と比較してもトップレベル)
  • DCT(デュアルクラッチ)のシフト・変速ショックは軽減され、滑らかさが増した
  • ゼンリン製の地図を利用しており、情報の精度が高い
  • ライト・テールランプの光り方の設定変更可
  • OS9にバージョンアップし、各種機能も多様化
  • アンビエントライトなど、車内外のムードアップ機能向上
  • 3気筒1.5ターボエンジンでも日本の速度域での不満はなく十分な動力性能

BMWミニの4世代目F66のデメリット

前モデルのF56型と比較したウィークポイント、悪い点とは

  • パドルシフトが選べない(JCWのみ選択化)
  • ハンドル上のボタンでマニュアルシフト(ギヤ選択は可能)
  • ニットのようなインテリアパネルは好みが分かれるところ
  • 各種パット、インテリアパネルにハードプラスチック感がある
  • 左側が開閉するセンターコンソール下の小物入れ
  • アームレストの欠点(物入れとして利用できない、開閉しない)
  • エアコン操作など各種物理ボタンが、ディスプレイ操作になったこと
  • エンジン音の疑似サウンドが心地よい場合とそうでない場合がある(操作で切替可能)
  • JCWで若干グレードダウン(ブレーキなど)
  • 一部グレードでサンバイザーのミラーライトが省略されている

パドルシフトの代わりとして(マニュアルシフト)

  1. R-N-D-Lのシフトボタンを操作
  2. Lの状態で数秒長押し
  3. ハンドル上、左のプラスマイナスのボタンでシフト選択可能

Lモードの賢さ

急な山道などの上り坂、下り坂でも車速や勾配に応じたシフト選択を行ってくれるため、マニュアルシフト操作を行わなくても、賢くギヤを選択した走行が可能です。

物理ボタン操作に代わって音声操作に慣れるべし

BMWミニでも操作・物理ボタンが省略され、タッチパネル上で操作する流れとなりました。
操作頻度の多いエアコンなどは、物理ボタンを残して欲しかったという声も多いと思います。
しかし、その効率化に踏み切った理由として、音声認識機能の向上が寄与しています。

積極的に音声操作に慣れるのがコツ

  • 「オーケー、MINI」または、ステアリングのマイクボタンを押してアシスタントを呼び出し
  • 「エアコンの温度を1度上げて」・・・一例
  • 「エアコンの風量を少し下げて」・・・一例
  • 「この先のファミリレストランを探して」・・・ナビ中の一例

今まで、音声認識が今一つの状態だったのが過去モデルですが、今回のF66は認識精度が向上しています。よく使う機能は、音声操作に慣れてしまえば、画面操作は不要になるのです。

BMWミニF66のメリット・デメリットとは:まとめ

  • 乗り心地の改善が見られ、幅広いユーザー獲得に向けたチューニングが見られる
  • 大型の有機ELディスプレイは圧巻の大きさでナビも見やすい
  • OS9など、ユーザーエクスペリエンスな部分の機能向上が見られる
  • 安全運転支援面でもBMW水準の性能に引き上げられている
  • 一方、操作ボタンのタッチパネル操作化など、従来ユーザーにとって混乱も見られる
  • プラスチック素材が目立つチープなコストカット部分が見られるが、先進的かつ斬新なインテリアがそれをカバーするだけのインパクトがある
  • BMWミニの個性的な外観やインテリアなど、所有欲を満たす個性は、他の欧州車、国産車を引き離し、一歩先を行く魅力を放っています
  • 同一プラットフォームのF56に対して、中身としては電装面を中心にF66は大幅な進化
  • このあたりは先代ユーザーにとっても進化が感じられ、より多くのファン獲得に繋がっていくことでしょう。
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