BMWのアプリ「My BMW」とは、機能や特徴

BMWアプリの利用方法

iPhoneやアンドロイドのスマートフォンをお持ちの方であれば、どなたでも利用できます。

• 「My BMW」の利用に関して、事前の契約などは一切必要ありません。
• iPhone（App Store）やアンドロイド(Google Play)より、アプリを新規ダウンロード
• アカウントを作成
• 無料で利用可となります。

一部の有料コンテンツを除きます。

My BMWアプリの機能とは

あなたのBMWと製品専用のサービス提供に繋がるインターフェースになります。

主な機能概要

• 車両の位置確認
• 車両の状態確認と設定、操作
• Amazon Alexaとの連動
• ナビゲーションと地図機能の利活用
• BMWの最新のニュースを知ることができる
• BMWサービスへの直接アクセスできる

車両ステータス、車両情報のモニタリング

スマホアプリから、車両状態をリモートで確認できます。

• 燃費の計算、燃費状況確認
• 燃料の残量確認
• 総走行距離
• ドアロックの各種施錠状態の確認（ドア、その他車種による）
• チェックコントロール（車体、エンジンのチェック）
• 車検、点検時期の確認
• リコール情報

アプリ上でのリモート操作

スマホアプリから、車両機能をリモートで操作します。

• ドアの解錠＆施錠
• ライトの点灯
• エアコンの作動
• 車両の位置の特定
• デジタルキー（2020年以降の対応車種）
• 車両周囲の録画（リモート3Dビュー：カメラ搭載車種）
• リモート・アクセス機能（対応車種）
• リモート・コントロール・パーキング（対応車種）

Digital Key Plus（デジタル・キー・プラス）

• ポケットから携帯電話を取り出すことなく、ドアのロック解除やロック、エンジン始動が可能となる機能です。（2022年以降対応車のみ）
• デジタル・キー・プラスを搭載したスマホは、ウルトラワイドバンド技術（UWB）で実現した拡張機能によって車両キーを完全に置き換える
• 高帯域幅の近距離用デジタル無線技術で、非常に正確な位置特定が可能なこととセキュリティレベルの高い
• UWBによって、無線信号が妨害されたり傍受されたりするリレー攻撃のリスクもほぼ排除される。
• iPhone/Android（指定機種のみ）

モバイルデバイスの仕様策定

推進機関「CCC（Car Connectivity Consortium）」を通じて、自動車業界の世界標準として確立させているほか、2022年12月にはAppleやGoogleなどのパートナーとの協力して、iPhoneやAndroidデバイス間で電子メールやSMSなどのメッセージング・サービスを介してデジタル・キーを安全かつクロスプラットフォームで共有可能にするなど、デジタル・キーのさらなる拡張実証を開始。

My BMWアプリのメリット

• ドアロックの状態確認が出来るため、ロックし忘れを確認できる。
• キーを忘れた、紛失した場合にアプリで代替できる（車種限定）
• スマホからカーナビの目的地を事前設定
• 走行距離確認は、自動車保険の更新時の入力に使えます。
• 残燃料の確認による、給油プランの検討（エンジン車）
• EVの残走行可能距離（後続距離）の確認による、充電プランの検討（EV車）
• Amazon Alexaのサービスとの連携機能

アプリ操作による所有の喜び

今までには無かったアプリとの連携により、車の活用としてのエンタメ要素も進化していくことが予想されます。

My BMWアプリのデメリット

アプリのレスポンス遅延

今後の改善されるとは思いますが、車両との通信応答レスポンスに難ありです。
やや時間がかかると思います。

ハッキングの脅威

コネクテッドの機能は、PCやスマホのリスク同様に、ハッカーの対象に繋がる可能性があることです。
メーカーはセキュリティ対策を徹底しており、走行安全面に繋がるリスクは無いと考えます。

高機能化によるコスト増、バグの発生

ソフトウエアの重要性は、以前と比べ物にならないぐらい高機能化しています。
それを動作させるためのハードウエアコスト、ソフトウエアの開発コストもアップし、車体価格を押し上げるでしょう。
また、高機能化は、絶えずバグ発生のリスクにさらされます。

まとめ

BMWのコネクテッドは、第一世代から、アプリとの連携による第二世代に進化しました。
リモコンキー内臓タイプから、スマートフォン上のアプリを利用した高機能化、連携により、利便性も大きく向上しました。

デメリットとしての各種問題点もありますが、明らかにメリットによる恩恵が大きいでしょう。
今後も「My BMW」アプリの高機能化に期待しましょう。