BMW新車購入3年後に延長保証というサービスに加入できます。
車検切れ満了時、延長保証は必要か?という質問に答える情報を提供します。
BMW新車延長保証プログラム
BMW新車延長保証プログラムとは、BMW正規ディーラーでBMW新車購入のユーザーが加入できる修理保証プログラムです。
新車延長保証の種類
新車登録後3年間の新車保証終了後も、2年間または1年間、保証対象箇所に不具合が生じた場合、走行距離に関わらず、無償修理が提供されます。2年延長保証と1年延長保証の2種類あります。
2年延長保証を契約の方は、契約満了時にさらなる延長保証として、再延長プランもあります。
6つの特典ポイント
- トラブル時、延長保証内容の条件内で無償修理。
- 新車延長保証期間中は、走行距離に関係なく保証されます。
- BMWエマージェンシー・サービス付帯(レッカー、交通費負担、宿泊手配など)
- 初度登録日から3年間「タイヤパンク補償」「ホイール補償」(1回のみ)
- お支払はBMWオートローンへの組込みや、BMWカードをご利用いただけます。
- 2年延長プランにご加入の方は、2回目の車検時にご加入できる再延長プラン有り
保証対象の箇所
- エンジン/トランスミッション
- エア・コンディショナー
- エアバッグ
- シートベルト
- リモート・コントロール/ドアロック
- パワー・ウィンドー
- 電動ドアミラー
- オーディオ/ナビゲーション・システム
再延長プラン
新車延長保証に加入していた方のみ、再延長プランに加入可能。
- 保証期間:20カ月
- 走行距離:50000キロ、80000kキロの制限があるので注意が必要です。
延長保証は、必要?、その理由
新車の見積もり書において、「新車延長保証プログラム2年」の記載があります。
新車の延長保証は必要か?という理由ですが、入っていた方が良いです。
1/2/3シリーズの見積例
見積金額:11万9800円
延長保証に入るべきでしょうか?
愛車を乗る期間が3年以上なら、延長保証に入ることを推奨します。その理由は下記になります。
- 5年以上:加入推奨(各種保証としてのメリットが大きい)
- 3年以内:故障、修理が発生した場合、実費で払うなら不要
※BMW認定中古車にも2年の延長サービスがあります。絶対推奨
元は取れるのでしょうか?
近年のBMWは故障も少なくなりました。3年間トラブルが無かったケースでも4年目以降で起こるケースもあります。エアコンなど不具合多発の事例も少なくなりましたが、故障すれば10万、20万と費用がかかります。
過去、外車の修理代が高額で手放していた時代をふりかえれば、安心の保険料として、2年で12万は安上がりなのかもしれません。
BMWの品質は向上し壊れなくなったことは事実
特に電装系の品質向上は著しく、ネット上に転がる30年前の故障情報(外車は壊れやすい)は、全く参考になりません。
3年で手放すような短期間で、買い替えを行う方にとっては不要ですが、万が一の保険として加入しておく金額としては安いでしょう。
この部分は、輸入車を購入するための必須費用として予算に含めることをお勧めします。
注意すべきポイント
ディーラーでは、延長保証の加入有無を管理しているものですが、修理が必要な不具合が発生した場合は、オーナー皆さん側から、延長保証対象なのかを確認することをお勧めします。稀にディーラー側が失念している場合があります。
また、修理部品や修理期間に時間が掛かる場合もあります。修理に際しては、延長保証の加入有無に関わらず、他の方と平等に実施されます。
- 修理依頼時は、延長保証の適用有無と適用範囲を確認する。
- 修理期間、部品の入庫時期を確認する。
- 代車の有無を確認する。
車検や整備は正規ディーラーでの実施が必須
- 正規ディーラーかつ認定整備が可能な工場で実施したもの
- 約款や保証書にも記載
- 購入時の重要事項説明で説明およびサインを実施
保証期間中、ディーラー以外の整備工場でメンテナンスを実施した場合、規定により無効となる場合があり、注意が必要です。
延長保証は必要か:まとめ
保証対象個所に万一トラブルが発生した場合でも、BMW新車延長保証プログラムに加入していれば無償修理が可能です。安心の保険を買うイメージで加入しておくと、万一のトラブル時に入っていて良かったとなります。
故障したら都度実費で払えばよい、という考え方もあります。BMWの信頼性向上と共にトラブル発生率も減少していることでしょう。ただし、全く壊れないかと言われれば、壊れる可能性もあり、延長保証で修理費用が掛からないメリットを重視したいところです。
BMWのライフサイクルや過去、不具合の経験則をふまえて、加入有無の判断は、皆さんの判断次第です。