BMWオーナーのセールストークに負けない新車値引きの交渉術(実例)。交渉実例。新車購入時の値引き対策の一つとして整理ました。自動車もバイクも使える交渉術のヒントになります。
成約に至るまでの実話です。
某BMWオーナーの方から、いただきました実際の交渉事例です。あくまで参考程度にご覧ください。
1回目提示額
東京の田舎に住むvvvです。
私は最初の値段交渉で”10万円引き”を提示され「ま~こんなもんか~」と納得して帰ってきました。
(注:当時の一般的な値引き目標には到達したが・・・さて)
都合で妻が実家の○○県に居るので(ケンカしてるわけじゃありません♪)
妻との会話
電話した会話内容です。
- 私 「10まん引き だったよ~」
- 妻 「え~10まんだけ~ 少ないよ~」
- 私 「そんなもんだよ~ 新型だし~ なんとか今度も頑張ってみるけど~」
- 妻 「私だったら あ~だ こ~だ あ~だ こ~だ」
- 私 「じゃ~ お前の近くのBMWディーラーで、幾らになるか交渉してこい」
- 妻 「・・・・・・実際買うんじゃないから・・・・・」
- 私 「さっきからの威勢はどうした。絶対明日行ってこいよ」
- 妻 「あ~ いや~」
ということで臆病な妻は、父親を連れてディーラーに行きました。
2回目提示額
そこで、「下取り車を出す」と言って見積もってもらったら「下取り車の値段は安いですね~」と言われたらしいのですが(6年?7年前の日本車1600ccハッチバック) 26万引きになりました。
下取り無しだと結局13万円程の値引きになったらしいです。
- 妻 「ほら、こんだけになったもんね~~」
- 私 「なに~ そっか~ わかった13万は引くんだな~
3回目提示額
それ以上で明日交渉するよ」
その時、心の悪魔が囁きました。
【妻の○○県のBMWは26万引いたと言いきっちゃえ!】
【ばれたら(調べられたら)「あっ下取り有りでの値段だったのか~」 】
【と知らなかった振りなんかして♪」 】
その日は担当営業マンが休みで、その日は契約が無理と言われたのですがディーラー「今日は担当者が居ないので・・・・・」
私 「今日でないと、空かないんですよ~ 早く注文しないと○月まで間に合わないですよね~」
ディーラー「担当者から連絡させますので、宜しくお願いします」
担当者からの連絡は、携帯にしてもらったが、電波が悪くて、留守電にメッセージが入っており、「今日は無理ですので、後日お願いします」と入ってました」
私自身、近くに行ってたこともあり、ディーラーに怒り気味に
私 「どうなったんですかね~ 近くまで来てるんですよ!」
ディーラー「担当者から連絡ありませんでしたか?」
私 「わかんないです。電波状態が悪い所なんでね~
ですから今日ダメなんですか!」
ディーラー「担当者がいないと~ ちょっと~ 」
私 「私はBMW社から買うんですよね~。担当者でないと車買えないの?
私は車が欲しいんですよっ!」
ディーラー「チョットまって下さい(ゴソゴソ) わかりました。お越しください」
5分後到着し、いつもの愛想の良いお兄ちゃんが、とっても作り笑顔で迎えてくれました
そこで、”ムッ”とした顔で店に入っていくと見た事無い営業マンが対応してくれました。
営業 「今日は○○休みで申し訳ございません。子供の運動会らしいんですよ」
(ほんとかよ~ なんか、ぶなんな言い訳だな)
私 「休みはあるのは当り前ですし、ですけど○曜日以外は今週居ると聞いてたのですが?」
営業 「見積りを見つけ出してきたのですが、こちらでよろしいでしょうか?」
私 「はい それで値段ですけど」
営業 「はい」
私 「ひどいですね~ 妻の○○県ディーラーで26万の値引きですよ~
「なんか、若いのでなめられた感じがしましてね~」
営業 「そんなこと無いと思います。
わたしも色々なお客様の交渉し値引きなしも多く」
「一番多くて10万なので、妥当な提示と思われます」
私 「ここが近くて良かったんですが ○○県でこれだけ引くんだったらちょっとね~」
「私もここの近くに住んでるので、近いこのディーラーさんで買いたいですが
いくらなんでもひどいですよね~」
営業 「いや~ でもその値段は○○県のBMWもどういうふうにだしてきたのか~」
私 「やっぱ、年配の人じゃ最初から対応違うんですかね~」
(余談ですが、私は20代後半です。パッと見は大学生?喋るとコヤジです)
営業 「そんなことは、ないとおもいますが~」
私 「で!どうなんですか?手付金 も用意してきたんですよ!」
営業 「ちょっと無理な場合もありますが~ 所長も奥に居るので聞いてきますが」
私 「はい いいですよ どこで買っても同じサービス受けられるんですよね」
営業 「それでは、ちょっとまってて下さい。所長と話してきます」
奥に入って2分程で出てきて(どうせ所長も聞き耳立ててたんだろうな~)
営業 「はい、それではこの値段で」
笑顔になりそうなのを我慢しながら、クールに
私 「それじゃ~手付金10万で仮契約して下さい」
営業 「ちょっと書類等を用意しますので少し待って下さい」
「今日は見積りと、領収書だけしか出せませんがいいでしょうか」
私 「はい いいですよ 手付けの10万です」(ばれる前に早く契約したいんだよ~)
営業 「はい10万円の領収書です」
次の日、担当営業の人から連絡ありましたが”居留守”
一週間後に連絡して2週間後行く旨を伝える(本当に忙しかった)
契約完了(まとめ)
正式な書類にハンコを沢山押し、契約完了となりました。パチパチパチ
以上のような感じです。
ポイントは、思い切った吹っかけと、本気で他店で買う感じの気迫ですかね~?♪
BMWの良い点を先に伝え、悩んでいる点を会話に盛り込む
- まず、BMWのイチ押し車で、気に入っている点を説明し、買いたい意欲を伝えます。
- 近隣の他メーカー車(例:メルセデスやレクサス)を検討中である旨を伝えます。
(イチ押し車よりも下の価格帯やモデルだと効果あり) - 金額面で、BMWが良い数字を出せば、BMWで決めたいニュアンスを伝えます。
このシナリオを整理しておき、セールスマンとの会話に繋げることが重要です。
下取り車ありの場合
値引きと下取り査定は、別々に商談しましょう。
ディーラーによっては販売額からの具体的な値引き額を示さず、「 値引き額+査定価格」の合計を下取り価格として提示することがあります。
これでは愛車の正確な価格(=査定価格)が不明瞭で買取り専門店との価格差がつかないため、 その条件が本当に良いものなのかどうかの判断がつかなくなり、高額値引きが見込めなくなります。
こんな状況にならない為のノウハウは下記を参照。
値引き交渉は2段階で、まず車本体、次にオプション
車両のみの値引き
まずは、車両と+工場時装着オプション(レザーシートやサンルーフなど)のみで交渉を開始します。アルミやコーティングなど後付け可能なオプションは、全て除くことが重要です。
ディーラーオプションの値引き
ディーラーでの装着オプションや付属のグッツなど後付け可能なのもは、値引きで販売する付属品・オプション品は一部の専用品を除けばホームセンターなど購入可能です。最終交渉で安価なものであれば、サービスで付けることも可能でしょう。また、高額オプション品については、値引き交渉に加えましょう。
契約書への押印前にもう一押し
事前の見積書を提示されていたり、電話での金額提示後、正式に押印契約するケースもあると思います。
数千円から数万円のオプションを予め準備しておき、押印をちらつかせながら「もう一押しお願いできませんか」を頼んでみることをお勧めします。
値引き交渉は「頼み込む」低姿勢が重要です
強気な交渉よりも頼み込む低姿勢が重要
営業マンも感情がありますから、購入後の関係も考慮した交渉が必要です。値引きを最優先した交渉では「うるさいお客と判断され」交渉が決裂することも有ります。
営業マンをその気にさせる交渉術
- 車や店舗の印象を褒める。相手も良い気持ちになります。
- 下手に出て営業マンや立てる逆営業トーク。
- 以降の人間関係やサービスを重視する。
- ただし、予算に限りがあるので「値引きを頑張って下さい」と頼み込む流れに繋げます。