リレーアタックから愛車BMWを守る方法とは

(Last Updated On: 2019年1月6日)

BMWのスマートキー(コンフォートキー)とは

最近のBMWでは新車納車時リモコンキーが2つ付属しています。
他メーカーではスマートキーやインテリジェントキーと呼ばれる電子キーです。
BMWではリモートコントロールキーと呼ぶようです。

BMWのコンフォート・アクセス機能概要

  • キーをポケットやバッグなどに入れておけば、従来のようにキーを直接操作せずに車体の操作が出来ます。
  • ドアのロック/ロック解除
  • トランクリッドやテールゲートのロック/ロック解除
  • エンジンの始動/停止

オプション装備により以下の操作も可能

  • ウェルカムライトの点灯/消灯
  • ドアロックと同時にサイドミラーの折り畳み
  • パワーウインドーの開閉(サンルーフの開閉)
  • キーごとにシートを自動的に位置調整
  • ドアロック解除と同時にエアコン/シートヒーターのオン
  • スマート・オープン/クローズ機能
  • コンフォート・オープニング

リレーアタックとは?

スマートキーの特性を悪用した車両窃盗手法。
バケツリレーのようにキーの微弱電波をリレーしていくことから、この名が付いています。
スマートキーは車両とキーが発する電波を互いに受信することで電子IDを照合し、ドアの施錠・解錠やエンジンの始動を行う仕組みです。
通常はキーが車両の周囲約1メートル以内になければ作動しません。

  • 犯行グループは車両から離れた運転者に近づき、キーが常時発する微弱な電波を特殊装置で受信・増幅して仲間に送信します。
  • 電波を車両までリレーすることによって解錠を可能としています。
  • さらにエンジンを始動して車両を盗み出します。
  • キーをあたかも保持しているように電波を記録し、再送信する仕組み、もしくはエンジンを再始動する仕組みもある様子

日本での被害件数は不明ですが、海外では発生が確認されていることから、警察庁が注意を呼び掛けています。

リレーアタックを防止する対応策

現在、リレーアタックに対して、自動車メーカーでの明確な対応策は無い模様。
そのため、リモコンキーからの微弱電波を傍受され無い対応が必要です。
自宅や外出先で、リモコンキーからの電波を傍受されないように随時注意が必要なのです。

具体的には、携帯電話やスマートフォン用の「電波遮断ケース」が安価に売られており、効果的です。
自動車用キーの電波遮断ケースも出回っていますが、まだ一般的ではないようです。
どちらも通販では入手可能です。

鉄の缶は効果があるのか?

お菓子の鉄缶などは塗装部分から電波が漏れるために蓋をしても効果がないケースがあるようです。
そのために市販の「電波遮断ケース」かアルミ箔などで覆うのが効果的のようです。

デジタルキーの今後

ディスプレイキーは、BMW 7シリーズなどに採用されています。
BMWでは、専用アプリ「BMW Connected」により、スマートフォンからクルマにアクセスする技術が可能となっています。
実際に2018年7月から導入されています。
NFCを使ってドアのロック/アンロックとエンジンスタートが可能で、スマートフォンの画面にクルマのステータスが表示される。
NFCとは、近距離無線通信規格と呼ばれるもので、「かざすだけ」で電子マネーの支払いやSuicaなど交通系ICにも使われている技術です。

キーが本物なのか、偽物なのかを正確に判別する仕組みが必要となります。
自動車メーカーや自動車保険としての対応は後手に回っています。
現在は、万が一の対応としての自動車保険(車両保険の加入)とリモコンキーの電波遮断の対応が求められます。


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