BMW X6ハイブリッドがリリース

V8ツインターボ:400ps、62.2kgm
低速用モーター:91ps、26.6kgm
高速用モーター:86ps、28.5kgm
ガソリンエンジンと2機のモーターが備わる。
合計出力は、量産市販車では、最強となる。
バッテリーは、プリウス同様のニッケル水素バッテリーで、
メルセデスが採用するリチウムイオンでは無い。
オマケのようなメルセデスのモーター出力に比べて、
BMWのモーター出力は、本格的なパワーを得ている。
GM・メルセデス・BMWの共同開発で主力と噂されていた
低速・高速の2モーター構成は、本命と見て良いのだろうか。
SUVの重量級ハイブリッドは、バッテリーとモーターで
さらに重くなり、実燃費としてリッター10キロ超の燃費は、期待できないだろう。
メルセデスのハイブリッドに比べても、本気度の感じるハイブリッド構成は、
価格的にもX6のMモデルを超えないレベルに収まると現実的なのだが、
超高級ハイブリッドSUVの価格設定は、非常に興味のあるところである。
今後、X5や7シリーズハイブリッドのデビューも予定されている。
日本車に比べて、10年は遅れているハイブリッド技術。
欧州車の追い上げは、始まったばかりである。

世界最速のSUV X6M

同時にX5Mもデビュー。
SUV初のMモデルということで、パワートルクは、M5/M6を凌駕する4.4リットルV8 DOHC32バルブツインターボエンジンは555ps、69.3kgmを発揮。
ノーマルのビーエムダブリューのX6 E71 407ps、61.2kgmは、から大幅なパワーアップとなっている。
今までのMエンジンは、ノーマルとは別物という感じだったが、今回は、ターボチューンのハイブーストで当たり前というか、Mらしさにやや欠ける。
しかし、性能は凄い。0-100km加速は、4.7秒となり、車重2300キロ超のボディをM5と同等のレベルまで引っ張り上げる強烈なパワーと4WDのトラクションは、SUVの世界最速の座にふさわしい。

BMW、クーペスタイルのSUV「X6コンセプト」

フランクフルトモーターショーで、X6コンセプトがデビュー
ベースはX5 そのものであるが、
リヤにかけて大胆なクーペスタイルとなっている点で目新しい。
大型化し、北米のニースにマッチしたX5は、さらにニッチマーケットを狙い
X6でユーザーのニーズに応えていくのだろう。
このモデルにハイブリッドエンジンを搭載したモデルは2009年となっているが、
スタンダードモデルは、この完成度からすると、2007年内に登場してもおかしくない。
さて、ハイブリッドエンジンをBMWが登場させた事により、BMW水素自動車の今後が
気になるところである。7シリーズの水素自動車モデルは、
本国ドイツで派手な広報活動が行われ、
水素スタンドなどのインフラ整備を行っていく上でも
ハイブリッドより水素自動車の一般化・実用化に先だろう。
またEU圏内では、クリーンディーゼルが市場を席巻しているが、
トヨタのハイブリッド攻勢、欧州メーカーのハイブリッド車登場により、
ディーゼル車の欠点・弱点が表面化していく可能性もある。
メルセデスはクリーンディーゼルエンジン搭載車を日本でデビューさせたが、
それ以外の車種は増えそうにない。また、BMWも日本でも未導入である。
当HPのアンケートを見る限り、日本でもBMWディーゼル車を望む声は多そうである。
しかし、売れるかどうかは微妙である。それはマニュアル車にも同様のことが言える。
やはり一部のユーザーに行き渡ってしまうと、それ以降、販売台数は伸びない可能性は高い。
そういう意味では、BMWのディーゼル未導入の戦略は、間違ってはいないのかもしれない。
さて、X6に話を戻すが、巨大化したX5のクーペX6は、
X5よりも、色々なシーンにマッチするゴージャスなSUVであることは確かである。