BMW5シリーズの6代目となるセダン(F10) ツーリング(F11) グランツーリスモ(F07)のスペック(諸元)やカタログなどの関連情報を解説します。
BMW F10 F11 F07の概要
上級FRセダンとしてBMWの主力モデルに位置するBMWの5シリーズの6代目となるセダン(F10型)です。ワゴンタイプのツーリング((F11)も同様にラインナップされる。エクステリデザインはエイドリアン・ファンホーイドンク氏をデザイン責任者として、エクステリアデザイナーはヤチェック・フレーリッヒ氏が担当。先代(E60)のシャープなスタイリングからに比べて、マイルドのスタイリングに路線を変更されました。
7シリーズベース(F01)のシャーシは、ロングホイールベース化とスタビリティの安定化に寄与。iDriveは、第3世代のコントローラとなる。また、8速ATとの組み合わせにより、シャープな加速と燃費向上の両立を果たす。アルミのドアは先代比23キロの軽量化。50:50の重量配分によるスポーティなハンドリングを踏襲。
インテグレイテッド・アクティブ・ステアリングは、取り回しの良さと高速時の安定性に寄与。
エンジンのダウンサイジングに加えて、ディーゼルやアクティブハイブリッドのモデルも追加され、低燃費と環境性能を重視した車種バリエーションを展開する。さらに5シリーズGT(グランツーリスモ:形式名F07)は、セダンとSUVとの融合を図った新しいコンセプトのモデルが追加された。ボディサイズは7シリーズに迫るサイズと3mを超えるホイールベースは、新しいジャンルのセダンです。
生産は、ドイツのディンゴルフィン工場である。F10セダンをロングホイールベース化したモデル(F18)は、中国の華晨宝馬汽車で生産(洛陽)され中国専用モデルです。
M5(F10)は、V10エンジンから直噴4.4リットルV型8気筒ツインターボへ変更。7速M-DCT。560ps、69.3kgmのパワートルクは先代を大きく上回ります。
初代E12型5シリーズが登場してから、F10型生産終了までで、累計760万台の生産を達成しました。
F10 F11のボディサイズ
- 全長x全幅x全高:4910mm×1860mm×1475mm
- ホイールベース:2970mm
関連ビデオ
F10 F11 F07の歴史
2017/02:7代目の5シリーズ(G30型セダン)がデビュー
7代目、5シリーズとなるG30セダンにバトンタッチした。
2016/10/29:523i Mスポーツベース限定車「THE PEAK」登場(
523i Mスポーツと523d Mスポーツのセダンとツーリングに「ザ・ピーク」の限定車(260台)
F10/F11型のファイナルとなる限定車が登場。712~770万円
- ボディカラー:アルピン・ホワイトⅢ、ブラック
- ホイール:ダブルスポークスタイリング351M(19インチ)
- 専用ブラック・キドニー・グリル
- ダコタレザー・シート(ブラック)、シートヒーター
- ファイン・アンソラジット・ウッド・トリム
- 専用レザー・キー・ケース(シリアル・ナンバー入り)
- 専用インテリア・バッジ(シリアル・ナンバー入り)
2016/04/29:セレブレーション・エディション・バロン限定車
523dをベースとしたセレブレーション・エディション・バロンを200台限定車
ミネラル・グレーとメディテレーニアン・ブルーの2色設定
ビジネス紳士のフォーマルさをイメージ。
- 19インチ351Mホイール、F245/40R19、R275/35R19
- アダプティブLEDライト
- BMW Individual アルミニウム・ライン
- ソフト・クローズ・ドア(フロント&リヤ)
- オートマチック・トランク・リッド・オペレーション
- ダコタレザー:オイスター or ヴェネト・ベージュ
- ファインライン・アンソラジットウッド・トリム
- Rウインドー・ローラーブラインド(電動)
- Rサイドウインドー・ローラーブラインド(手動)
- マルチディスプレイ・メーター
- 専用インテリア・バッジ、コートハンガー、インテリア・アロマ・ディフューザー
- 専用レザーキーケース(シリアル・ナンバー刻印)
2016/04/11:F10/F11/F07が累計生産200万台を達成
現行5シリーズの世界販売は、先代比で42%と大幅な増加。
2015年だけでも、5シリーズセダンは、世界で34万7000台以上を販売。
好調なセールスを記録。
2015/11/09:マエストロ(523dベースの限定車)登場
ブラックサファイアカラーのマエストロは99台限定
- ボディカラー:ブラックサファイア
- アダプティブLEDヘッドライト
- Mスポーツエアロとメッキのドアモールの組み合わせが限定車ならでは
- レザーシート:アマロブラウン
- ウッドパネル:ファインウッドシカモアレッドブラウンダーク
- オーディオ:600W/16個スピーカーのharman/kardonサラウンドサウンドシステム
- オートマチックトランクリッドオペレーション
- ソフトクローズドア
- フロントシートヒーター
- 価格798万円
2015/6/29:523dの値下げと523i/528i価格改定
売れ筋モデル523dセダン・ツーリングが約57万円の値下げ。
- レーン・チェンジ・ウォーニングを標準装備化
- アクティブ・プロテクションを標準装備化
- 523d/523i/528iの価格改定
2015/6/13:Grace Line(グレース・ライン)の160台限定車が登場
523i/523dスタンダードをベースモデルとして、ミネラルグレーとミネラルホワイトのボディカラーが特徴。
- 専用18インチ ダブルスポーク・スタイリング609アロイ・ホイール:
- クローム仕上げキドニー・グリル(マットクロームバー)
- アダプティブLEDヘッドライト
- BMW Individualハイグロスシャドーラインエクステリア
- ダコタレザーシート(オイスターのカラーで専用ステッチ付)
- スポーツシート(運転席&助手席)
- マルチファンクションMスポーツ・レザー・ステアリング・ホイール(シフト・パドル付)
- レーンチェンジウォーニング
- マルチディスプレイメーター・パネル
- リヤウィンドーローラーブラインド(電動)
- 限定モデル専用インテリア・バッジ
- 523i GraceLine:720万円
- 523d GraceLine:743万円
2014/6/27:528iにアダプティブLEDヘッドライトを標準装備化
528iのセダン・ツーリング・グランツーリスモに
追加オーダーの多かったLEDライトを標準装備化。価格710万より。
535i以上は以前から標準。
2014/5/28:523iセダンの限定車「イノベーター」
210台の限定車は特別なアイテムを標準装備
- BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム
- マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル
- アダプティブLEDヘッドライト
- ボディカラー:アルピンホワイトⅢ、ブラック・サファイア
- 18インチ スタースポーク・アロイ・ホイール365:
- 8Jx18ホイール+245/45R18タイヤ
- ダコタレザーシート: シナモン・ブラウンとファインライン・アンソラジットウッド
- オートマチック・トランク・リッド・オペレーション(オープン/クローズ)
- 電動フロント・シート(8ウェイ/運転席&助手席、運転席メモリー機能付)
- フロント・シート・ヒーティング
2014/5/7:M5に30周年記念モデルは、600psへパワーアップ
「30 Jahre M5」という名称の30周年のアニバーサリーモデルである。
パワー・トルク560ps/6000-7000rpm、69.3kgm/1500-5750rpmのM5エンジンをベースに
600ps/71.4kgmへパワーアップ。0-100km加速は3.9秒となり最速セダンの領域に入った。
- 全世界300台限定(日本向け11台)。納車2014/11より開始。
- Mカーボンセラミックブレーキシステムを標準装備する。
- ボディカラー:Individualフローズンダークシルバー
- ブラック塗装20インチMライトアロイホイール
- ダーククローム・キドニーフレーム、サイドギル、ドアハンドル、テールパイプ
- レザーメリノブラック/アルカンタラアンソラジットコンビネーション:Mマルチファンクションシート
- 専用アルミニウムトレースダークインテリアトリム
- 専用アルカンタラアンソラジット・マルチファンクションMスポーツステアリング
2013/11/29:ドライビング アシスト プラス標準。スタンダードのグレード復活
運転支援システム「ドライビング アシスト プラスを標準装備(M5を除く)
カメラとミリ波レーダーセンサーを併用した運転支援システム
衝突回避・被害軽減ブレーキやアクティブ・クルーズ・コントロールの機能を包括する。
- 前車接近警告機能:衝突の危険性が高まった際、ドライバーに警告する。
- 衝突回避・被害軽減ブレーキ:警告後の危険度に応じて自動的にブレーキによる衝突の軽減を図る。
- 歩行者検知機能:歩行者に接近した際もドライバーへの警告やブレーキングを実施する。
- アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付き):前方との車間距離維持し、車速を自動的制御。
- レーン・ディパーチャー・ウォーニング:カメラで車線の逸脱を検知し、ドライバーに対して警告を行う。
- 従来には存在したスタンダードのグレードを復活。
- 523iセダンの615万円より。
- 523iツーリングの648万円より。
- 528iグランツーリスモの731万円より。
2013/9/12:マイナーチェンジ実施
LCI(ライフサイクルインパルス)となる大きな変更である。
523iノーマルモデルを廃止し、ModernとLuxuryを用意し、大幅な装備充実を図ったが価格もアップ。
528iは実質値下げ。デザインはキープコンセプト。
全車改定内容
グリル(12本→10本)、ヘッドライト、テールランプの内部デザインの変更。
iDriveのダイヤル表面をタッチパッド化。
ドアミラーにウインカー内臓。
モニターのサイドにクロームトリム追加。
内装のウッドパネル、シートカラーと形状変更。チタンシルバーのボディカラー廃止。
ヘッドライトの眉毛がLED化。Mspoのハンドル形状変更。
Msportのバンパー形状に変更無し。ModernとLuxuryバンパー形状変更。
グランツーリスモの535iを廃止し、528iへ変更(お手頃価格へ)
- オプション装備品の注意
- LEDアダプティブヘッドライト(535i以上に標準。下部が直線のイカリング。523/528iに19万円OP)
- キセノンヘッドライト(523i/528i標準。丸いイカリング、ウインカーはバルブへ変更。)
- マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル(528i以上に標準)
- ドライビングアシストプラスは、この時点ではオプション
- セダン:660~1510万円
- ツーリング:693~1151万円
- グランツーリスモ:748~1196万円
2013/7:M5ナイトホーク(限定10台)
LCIマイナーチェンジ後モデルをベースとして、
M5車両にコンペティションパッケージを含む、専用内外装の加え、約500万円分の装備を追加。
フローズンブラックのボディカラーとマットブラックのホイールは、まさにナイトホーク仕様。
サキールオレンジのシートが特徴的。
15psアップの575psエンジンやMカーボンセラミックブレーキなど、走りも強力。
セダン:価格1820万円
2013/4/11:エクスクルーシブ・スポーツ(限定300台)
523i Mスポーツパッケージをベースに19インチMライトアルミ
シナモンブラウンのダコタレザーシート
ピアノフィニシュブラックのインテリアトリム
マルチディスプレイメーターパネルとヘッドアップディスプレイ、HiFiシステム・プロフェッショナル
などの特別装備を備える。アルピンホワイトⅢ、カーボンブラックの2色設定
セダン・ツーリング:価格719万円~772万円。
2013:2013年モデル仕様追加
USBオーディオインターフェースを標準装備化:USBメモリー(外部記憶媒体)から、MP3等のファイルを直接再生可能。
iDriveのナビバージョン:01.00.0004
Road Map JAPAN Next 2012-2
新東名高速道路、反映済みバージョン
2012/10:ALPINA D5ターボリムジン登場
3リッター直6直噴ツインパワーターボエンジン
280ps4000rpm、61.2kgm1500-3000rpmを発揮。
十分なパワーとディーゼルの強大なトルクを持つエンジンは日本専用。
995万円の価格は、550iよりもお買い得。
2012/09/12:535i/550iグランツーリスモ(F07)エンジン改良
4.4リッターV8の直噴ツインパワーターボエンジン(ツインターボ)
450ps、66.3kgmへパワーアップ。0-100km/h加速は5.0秒。
535i/550iエンジンオートスタート/ストップ機能、ドライビングパフォーマンスコントロールを追加
燃費性能改善:535i(JC08/12.2km/l)、550i(JC08/9.6km/l)
標準装備の向上:テールゲートの自動開閉とUSBインターフェイス
535i グランツーリスモ:884万円
550i グランツーリスモ:1140万円
2012/08/29:F10 523dブルーパフォーマンス(ディーゼル)を追加
F10(5シリーズ)初となるディーゼルターボエンジンを搭載。
直列4気筒DOHC 2.0リッター 直噴可変ジオメトリーターボディーゼル
184PS/4000rpm、38.7kgm/1750-2750rpmのパワー・トルク。燃費もJC08/16.6km/l
標準モデルは、ガソリン版より23万円アップの633/663万円より(セダン/ツーリング)
日本のポスト新長期規制対応のクリーンディーゼル
尿素SCRを装備せず、NOx(窒素酸化物)を吸蔵還元触媒により、
排出ガス処理技術「BMW ブルーパフォーマンステクノロジー」備え、メンテナンスフリーのクリーンディーゼル化を達成する。
ドイツ本国では520dと呼ばれるモデルだが、日本では523dとなる。
2012/08/29:F10 アクティブハイブリッド5にMスポーツパッケージを設定
各種のMsportパーツを装着したインテリア、エクステリアとなる。
Mスポーツパッケージのオプション価格は37万円アップ。
2012/06/21:EU向け550iのV8がパワーアップ
4.4リッターV8の直噴ツインスクロールターボエンジンはは、
449ps、66.3kgmへパワーアップ。従来比、42ps、5.1kgmのアップになる。
2012/04/27:F07 グランツーリスモにMスポーツパッケージ追加
535i:52.0万円のオプション設定。
550i:40.5万円のオプション設定。
インテリア:専用スポーツシート、マルチファンクションMステアリング、アッシュグレインアンソラジットのウッド
エクステリア:Mエアロ、19インチMライトホイール、Mスポーツサス
Mスポ用にカーボンブラックのボディカラー設定も有。
2012/05:Mパフォーマンスのパーツ発売開始
5シリーズ・Mパフォーマンス専用パーツ
- フロントスポイラーセット
- サイドスカート
- カーボンタイプのリヤスポイラー
- カーボンミラーカバー
- ストライプのライン
- ブラックキドニーグリル、
- 赤のセンターマークが入りのアルカンターラ素材のステアリングホイール
- カーボン製シフトグリップ
- カーボン製のトリム
- ロゴ入りホイール
- フロント4ピン、リア2ピンのアルミニウム製ブレーキキャリパー(カラー選択可能)
- 軽量ベンチレーテッドブレーキディスク
- 専用ステッカー、エンブレム
2012/04:ニュルブルクリンクタクシーがF10 M5へ
ドイツ・ニュルブルクリンク北コース(20.8km)でドライバートレーニングの一環として、
サーキットの限界体感が出来るタクシーである。(約216ユーロ)
車両としてF10 M5を用いる。正式名称は「リングタクシー」である。
2012/03/22:F10 アクティブハイブリッド5 市販開始
直列6気筒3リッター直噴ツインスクロールターボエンジン(306ps)を搭載する535iセダンをベースにモーター追加したハイブリッドモデル(シリーズパラレルハイブリッド)
ベースとなる535iに比べ、燃費消費率を約15%向上。価格も10万円アップの850万円は、バーゲンプライス。インテグレーテッド・アクティブステアリングを標準装備
- 電動モーター:55ps、21.4kgm
- システム総合出力:340ps、450Nm
- 最高速度は250km/hリミッター
- 0-100km/h加速:5.9秒
- EUモード燃費:14.3~15.6km/L
- トランクとリアシート間に96個バッテリーセル(リチウムイオン バッテリー)
- 約4kmの純EV走行可能(60km/h以下)
2012/02:F10 ALPINA B5 BiTurbo ショーデビュー
スイスのジュネーブショーでデビュー
直噴4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。
507ps、71.4kgm
ZF製8速AT(スイッチトロニック)、0-100km/h加速4.5秒、最高速319km/h(リミッター解除)
2011/11/27:直4ツインパワーターボの528i登場、燃費向上の装備追加
528iは、新型の直列4気筒ツインパワースクロールターボエンジンを搭載。
180kW(245ps)5,000rpm、350Nm(35.7kgm)/1,250-4,800rpmのスペック。
エンジン・オート/スタート・ストップ機能
ECO PROモード(燃費向上のためのエンジン・電装系の総合コントロール)
上記装備により、燃費の向上が図られた。
528iセダン: 13.8km/L: 7,150,000
528iツーリング: 13.4km/L: 7,450,000
ドイツ本国では528iと名乗るモデルが、日本そのまま名称を継承した。
よって、520i(本国)→523i(日本)のみ名称変更されたことになる。
2011/11/25:F10 M550DxDrive登場
直列6気筒3.0Lディーゼルエンジン+直噴トリプルターボ
381ps、75.5kgmの大トルクを発生。xDriveにより強烈なトルクを効率的に路面へ伝える。
0-100km加速は、ディーゼルエンジンとしては驚異的な4.7秒は、Mのネーミングに恥じない性能。
日本導入予定なし
2011/11/14:F10 アクティブハイブリッド5 ショーデビュー
アクティブハイブリッド5が「第42回東京モーターショー」でワールドプレミア。
直列6気筒3リッター直噴ツインスクロールターボエンジンを搭載する535iセダンをベースとし、モーター追加したハイブリッドモデル。
モーターのみで60km/h以下での走行が可能。
535iセダンと比べ、燃費消費率を約15~20%向上。発売は2012年
2011/10:F11 535i xDriveツーリング、550i ツーリング
535i xDriveツーリングが登場。ツーリングモデルの使い勝手と走破性の高さがポイント。
フルタイム4輪駆動のxDrive(エックス ドライブ)は、走行状況に応じて前後駆動トルク配分を電子制御する。直列6気筒ツインスクロールターボ306psのパワーは4WD化により、強力なトラクションを確保する。
550i ツーリングは、407ps/5,500rpm、61.2kgm/1,750-4,500rpmの4.4リッターV型8気筒ツインパワーターボエンジンを搭載。ツーリングのトップモデル。
いずれも、ECO PRO(エコ・プロ)モードを搭載し、燃費の向上を達成。
- 535i xDrive ツーリング:8,900,000
- 550i ツーリング:10,700,000
2011/10:直4ターボの523i登場。燃費向上の装備追加
523iは、新型の直列4気筒ツインパワースクロールターボエンジンを搭載。
135kW(184ps)5,000-6,250rpm、270Nm(27.5kgm)/1,250-4,500rpmのスペック。
エンジン・オート/スタート・ストップ機能
ECO PROモード(燃費向上のためのエンジン・電装系の総合コントロール)
上記装備により、燃費の向上が図られた。
- 523iセダン: 14.4km/L(約26%改善) 6,100,000
- 535iセダン: 12.8km/L(約21%改善) 8,400,000
- 523iツーリング: 13.6km/L(約31%改善) 6,400,000
- 535iツーリング: 12.4km/L(約17%改善) 8,700,000
- 528iは廃止。
ドイツ本国では520iとなる184ps(2.0L相当)だが、日本では523iを名乗る(格上げ)ところがポイントである。
従来の523i直6モデル204ps(2.3L相当)に比べて、当然であるがパワーダウンしているのだが、価格据置となっている。
2011/09:アクティブハイブリッド5(F10)
535iの直列6気筒ツインスクロールターボにモーターを追加したアクティブハイブリッド5が登場。
306ps、40.8kgmのエンジンに加えて、55ps、21.4kgmのモーターを組み合わせた8ATで駆動するハイブリッドモデル。
リチウムイオンバッテリーを搭載し、市販は2012年の第二四半期。
2011/09:528i 30th Anniversary Edition(F10)
528iセダンのM Sport パッケージをベースとして、ディープシーブルーの専用カラー
ヘッドアップ・ディスプレイ、HiFi システム・プロフェッショナル、USBのオーディオインターフェース
BMW Individualの特殊装備
- ファインウッド・サテン・ウォールナット・ハニーブラウンインテリア・トリム
- サンプロテクションガラス
- 30周年ロゴ入りシリアルプレート
- 価格789万円(限定200台)
2011/07:M5日本予約開始(F10)
- 直噴4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。
- 560ps/6000-7000rpm、69.3kgm/1500-5750rpm
- 7速M-DCT、0-100km/h加速4.4秒、最高速305km/h(リミッター解除)
- 燃費は30%の向上。アイドリングストップ機構
- M5専用エアロを装備する。19インチMライトアルミホイール
- 4本出しのマフラー
- 7/25予約開始→納車2012/1。価格1495万円
2011/07:EU先行投入 4気筒ターボデビュー
・520i:1997cc、184ps、27.5kgm
・528i:1997cc、245ps、35.7kgm、0-100km/h-6.2sec、MAX250km/h
・直噴4気筒ツインスクロールターボシステム、バルブトロニック、ブレーキエネルギー回生システム
2011/03:B5ビターボ ツーリング デビュー(F10)
Alpina B5ビターボ ツーリング デビュー
4.4リッターV8ツインターボエンジンは、520ps 72.9kgmのパワートルクを誇る。
8速ATの設定。アルピナのエクステリア、インテリアのカスタマイズが施され価格は1574万円。
2011/01:衝突テストで5つ星
欧州の公的衝突テスト「ユーロNCAPコンソーシアム」における衝突安全テストで5つ星を獲得。
テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、ポール衝突29km/h、歩行者衝突40km/hの項目。
2011/03:xDriveデビュー
xDrive搭載の4WDモデルが追加
本国にて、535i xDrive、530d xDrive、530d xDriveツーリングの3タイプが2011/04デビュー
2011/01:衝突テストで5つ星
欧州の公的衝突テスト「ユーロNCAPコンソーシアム」における衝突安全テストで5つ星を獲得。
テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、ポール衝突29km/h、歩行者衝突40km/hの項目。
2010/12:B5 bi turbo発売(F10)
アルビナB5ビターボがデビュー。
550iベースのV8ダブルVANOSのツインターボは、アルピナマジックのチューニングによりパワーアップ。N63B44Aエンジンベース
520ps/5500rpm
72.9kgm/3000-4750rpm
ハネウェル・ギャレット製タービンとマーレ製ピストン、ジーメンス製CPUも強化。
専用エアロ、アルピナブルーのメーター、ミルテウッド、アルピナライン。
1495万円。おなじみのアルピナブルーカラーは55万のオプション。
2010/10:エコカー減税対象拡大
セダン・ツーリングのエコカー減税対象拡大
523i/528iのセダン・ツーリングが、平成22年度燃料消費率+20%達成。取得税と重量税が50%減税。535iセダン・ツーリング・グランツーリスモ、平成22年度燃料消費率+15%達成。取得税と重量税が50%減税。
2010/10:Mスポーツパッケージ(M-Sport)発売
- Mスポーツパッケージ(M-Sport)がデビュー
- 標準より29~49万円アップ
- 専用スポーツシート、Mスポーツレザーハンドル(シフトパドル付)
- ATスポーツオートマチックシフトレバー
- アルミニウムヘキサゴンインテリアトリム
- BMW Individualアンソラジット・ルーフライニング
- Mスポーツサスペンション、エアロダイナミクスパッケージ、
- Mスポーツ用アルミ
- Mスポーツ用カーボンブラック色も設定。
2010/09:F11ツーリング発売
- モデルコードは「F11」がツーリングとなる。
- 523iツーリング:2.5NA(204PS/6300rpm 25.5kgm/2750-3000rpm)640万円
- 528iツーリング:3.0NA(258PS/6600rpm 31.6kgm/2600-3000rpm)745万円
- 535iツーリング:3.0ターボ(306PS/5800rpm 40.8kgm/1200-5000rpm)865万円
- 荷室容量560L、リアゲートのガラス部分は開閉可。
- ラゲージカバーは、2ウェイで、どちらでも自動開閉
- リアシートは4:2:4の分割可倒式、リアシートを倒せば560→1670Lに拡大。
- オプション:「ラゲージ・コンパートメント・パッケージ」
- リアシートの角度調整可(MAX11度:荷室容量30Lアップ)
- アクセサリー:「インテリア・バイシクル・ホルダー」2台のマウンテンバイク搭載可。
2010/08:F07 550i xDrive グランツーリスモを追加
550iグランツーリスモをベースとして4輪駆動モデルのxDriveを追加。
前後のトルク配分を電子制御する。価格1132万円
エンジン、装備は、550iグランツーリスモと共通。
2010/07:523i追加(F10)
523iセダンがデビュー。エンジンは2500ccの直6エンジンを搭載。価格610万円
204ps/6300rpm、25.5kgm/2750-3000rpmのパワートルクとなる。
11.4km/Lの燃費を達成(F60-525i比で30%UP)。エコカー減税適合モデル。
8速AT、電動パワステ、マイクロハイブリッドテクノロジーなどは528iと同様。
・先代525iの8.8km/Lから11.4km/L燃費向上
・アッシュウッドインテリアトリムが標準
528iは標準のダゴダレザーシート(メモリー付きパワーシート)、電動ランバーサポート、リヤ電動ローラーブラインドが523iは、付かない点がポイント。Hi-Lineパッケージ390,000円をプラスすることで装着可。
2010/07:Mスポーツパッケージ海外デビュー
Mスポーツパッケージ・プレスリリース
Msport専用のフロント・リヤーバンパー
専用のインテリアトリム・シート
18インチMダブルスポークアルミ(350M 標準)
19インチMダブルスポークアルミ(351M オプション)
ダブルスポークアルミの復活は、E39を彷彿とさせる。2010/9 欧州リリース。
2010/04/15:528i・エコカー減税適用
E60-525i比で約19%、約18%の燃料消費量向上
10/15モード・JC08モード燃費10.4km/L
2010年度燃費基準+15%と2005年排ガス基準75%低減レベルにより、
BMW車初の自動車取得税と重量税が約50%軽減のエコカー減税に認定
新車購入補助対象モデルにも認定され、エコカー減税と新車購入補助金で計43万円の減税効果。
2010/03/25:6代目5シリーズ F10国内発売
5シリーズセダン(F10)国内発売
550i:4.4リッターV型8気筒ツインターボ:1040万円
535i:3.0リッター直列6気筒直噴ツインスクロールターボ:835万円
528i:3.0リッター直列6気筒:715万円
全車8速AT、ハンドルは全グレード右左有り
528iは「エコカー減税対象車」の見込み
2010/03:ハイブリッドモデル発表
コンセプト 5シリーズ アクティブハイブリッド(5SERIES ACATIVE HYBLID)がジュネーブモーターショーでデビュー。
他シリーズでデビュー済の4.4L-V8エンジンのハイブリッド版ではなく、直列6気筒エンジンをベースとしたハイブリッドモデルとなる。
8速AT+モーター(54ps/40kw)+直6エンジンの組み合わせ。
EV単独走行も可能でトータル10%の燃費向上。
エンジン+モーターと各単独の走行パターンが選べる。アイドリングストップ機構を装備。
ハイブリッドモデルとして、ブレーキング時は充電モードになる。
2010/03:ツーリング(F11)発表
注目のリヤゲートは、先代よりも大きく傾けられスタイリッシュに変化。
ボディサイズは、全長4907、全幅1860、全高1462mm、ホイールベース2968mm、セダンより全長が+8mm。
- 荷台は、560L。最大1670Lの容量。
- リアシート40:20:40の3分割。
- 独立開閉式リヤウインドー
- セルフレベリング機能付きのリアエアサスペンション
- セダンと似たようなデザインのテールランプ。
- アンダーフロアストレージ(荷台下の収納スペース)
- ラゲージパーティションネット(荷台の荷物を安定)
- 最大積載量は650kg
- ガラスハッチとリヤゲートの2パターン開閉。
- その他、エンジン、快適装備はセダンと共通
- ドイツ・ディンゴルフィング工場製(F10/F11/F07/F01同様)
- 2010/4ライプツィヒモーターショーで正式公開
オプション装備
- ラゲージコンパートメントパッケージ
(後席バックレスト角度調節:最大11度)荷室容量約30Lアップ、フック付きパーセルレール - BMW純正アクセサリー:インテリアバイシクルホルダー:マウンテン・バイク2台積載可
2009/11:6代目5シリーズショーデビュー
ロサンゼルスモーターショーにて公開予定
2009/11/27:グランツーリスモ予約開始
535iグランツーリスモ: 878万円。3.0直6ツインターボ
550iグランツーリスモ:1114万円。4.4V8ツインターボ
2009/11/23:6代目5シリーズ発表
5代目の5シリーズ(BMW E60セダン E61ツーリング)からバトンタッチし、
6代目のBMW F10セダン F11ツーリングがプレスリリースされる。
海外でのラインナップは、4タイプ。
- 523i:2.5L直6(2.3リッター相当のパワー)
- 528i:3.0L直6(2.8リッター相当のパワー。258ps、31.6kgmは、E60-530iよりダウン)
- 535i:3.0L直6シングルターボ(306ps、40.8kgm)
- 550i:4.4LV8ツインターボ(407ps、61.2kgm)
ドイツ南部のディンゴルフィング工場で生産開始
2009/09:5シリーズGT本国発表
本国では、530d グランツーリスモのディーゼルターボもラインナップされる。(日本導入予定無し)
2009/03:5シリーズGT グランツーリスモ デビュー
スイス・ジュネーブショーで5シリーズGT グランツーリスモ(形式F07)がデビュー。
7シリーズベースのシャーシを用いて、全長4998mm、ホイールベース3070mmのSUV使い勝手とセダン走りを融合させた新しいボディが5シリーズのラインナップに加わる。2段階で開閉するトランクは440Lを確保。
日本導入予定は、2タイプ。
・「535i」3.0L直6シングルターボ(306ps、40.8kgm)
・「550i」4.4LV8ツインターボ(407ps、61.2kgm)