BMファン君
BMWの2代目iX3シリーズ（NA5）型の情報。iX3シリーズ（NA5型）の概要、特徴や装備、スペックのカタログ、歴史などの関連情報を解説します。50xDriveのラインナップです。
BMW iX3シリーズ（NA5)型の概要
iX3シリーズSUVのBEV専用プラットフォーム
BMWのiX3シリーズとして、2代目のモデルコード「NA5」型は、発表当初「ノイエクラッセX」と呼ばれ、新しい電動化専用プラットフォームとして登場しました。
- BMW1500をイメージする「ノイエクラッセ」のデザイン
- 新しいLEDのキドニーグリル、ライト、テール
- BMWパノラミック iDrive (17.9インチ、43.3インチ）
- 第6世代バッテリーによる800Vアーキテクチャ
- 航続距離800kmのゆとりのバッテリー容量、充電性能向上
- 高性能コントロール・ユニット「BMW Heart of Joy」や高度な運転支援テクノロジー
特徴
新型iX3は、2023年に発表されたコンセプトカー『ビジョン・ノイエ・クラッセX』の量産バージョン（写真左）
- 170億ポンド（約3兆4000億円）の投資
- 4年間の開発期間を経て誕生
- BMW 1500/1800/2002の「シャークノーズ」デザインのオマージュ
- 最大航続距離は800km
- 充電は400kWまで対応可能。充電器によっては10分で約350km分をチャージ
- V2L/V2H/ V2Gにも対応
最新の運転支援システム
- QualcommとBMWが共同開発した新しい運転支援システム「Snapdragon Ride Pilot」と名付けられ、iX3より初搭載
- QualcommのSnapdragon Rideシステム・オン・チップ（SoC）を基盤とし、両社が共同開発したソフトウェアスタック上で動作します。欧州連合（EU）のNew Car Assessment Programme（NCAP）のレベル2プラスシステムにおける最高安全基準を満たすよう設計
BMW iX3(NA5)スペック
iX3用のプラットフォームは、電気自動車専用ノイエクラッセプラットフォームとして、2025年発表の最新シャーシ。ハンガリーのBMWデブレツェン工場で生産
ボディサイズ
- 全長：4,782mm
- 全幅：1,895mm
- 全高：1,635mm
- ホイールベース：2,897mm
- 荷室容量：520L（後席シートを倒した状態で 1,750L）
- フロントボンネット内の荷室：58L
装備
- オペレーティング システム X（iDrive X：10.0)
- Panoramic iDrive
- センターディスプレイサイズ：17.9 インチ
- パノラマ ビジョン プロジェクション：43.3インチ（フロントガラス下部)
- プロセッサ：「スーパーブレイン」4台の高性能コンピューター
- 電動テールゲート
- 電動充電ポート（右後部）
- ストップ/ゴー付きアダプティブクルーズコントロール
- 前方衝突警告と車線逸脱警告
- 車線変更警告と出口警告
- スペース認識による自動駐車
- 無線ソフトウェアアップデート
BMW iX3 50xDriveスペック
- 駆動形式：4WD (xDrive)
- 総合出力：469ps・345kW（前後2モーター）
- 総合トルク：66.2kgm・645Nm
- 0–100km/h加速、4.9 seconds
- 最高速度：210km/h
- バッテリー容量：108kWh
- 電圧：800Vアーキテクチャ（円筒形電池技術：第六世代セル）
- 航続距離：805km（WLTP)
- 空気抵抗係数（Cd）：0.24
BMW iX3（NA5）の歴史・変遷
BMW iX3市販モデル公開：2025/9/5
- 欧州11月発売
- 4WD駆動：50xDrive
- 日本導入は2026年夏以降
- iX3 50 xDrive：5万8755ポンド（約1170万円：英国価格）
- iX3 50 xドライブMスポーツ・プロ：6万2755ポンド（約1250万円：英国価格）
