BMWの初代X7シリーズ(G07型)の情報。X7シリーズ(G07型)の概要、特徴や装備、スペックのカタログ、歴史などの関連情報を解説します。xDrive35d、xDrive M50iのラインナップです。
BMW X7シリーズ(G07)型の概要
BMWのキングオブSUV。トップグレード(最上位SUV)に位置する初代X7シリーズのG07型です。BMWのSUVトップモデルとしては、X5が高級として登場以来、その役割を担ってきましたが、X7の登場によりその座を譲ることになります。新ジャンルとしてSAV(スポーツアクティビティビークル)のX5を発表したのを皮切りに、X1からX6までのSAVのラインナップを拡充されていました。
ライバルメーカーのフルサイズSUVに対抗すべく、X7シリーズが追加されました。
3列シートは大人の乗車にも十分なスペースを確保しています。エクステリアではキドニーグリルは縦長に大型化され、キングオブSUVのモデルに相応しいインパクトがあります。
ダブルウィッシュボーンフロントサスペンションとマルチリンクリアサスペンションを備えたセルフレベリングエアサスペンションシステムを備えています。
40mmで上げたり下げ可能です。荷室は326リットル、シートを倒せば2120リットルの容量が確保できます。北米のサウスカロライナ州スパータンバーグ工場で生産開始。モジュラー型プラットフォーム(CLAR) を使用しています。
X7の呼び方
X7(エックスセブン)です。
X7 G07型の特徴
- BMWのSUVモデル最大のX7シリーズの初代モデル
- 3人乗車可能
- 大型のフロントグリルは存在感も抜群
- BMWのトップオブSUVに相応しい高級装備と圧倒的な居住性
- 大型SUVでありながら、0-100km加速4.7秒の俊足
- フロント・ダブルウィッシュボーンサス
- リヤ・マルチリンクサスセルフレベライザー(40mm車高調整可能、高速時の車高ダウン)
X7 G07型のボディサイズ
- 全長x全幅×全高:5165mm、2000mm、1835mm
- ホイールベース:3105mm
装備品
- ヴェルナスカレザー
- 4ゾーン気候制御
- iDrive 7.0
- アダプティブLEDヘッドライト
- ワイヤレス充電
- シートヒーター付き3列シート
中央の列は2座席構成の3つの座席を備えています。
ACCクルーズ制御やブレーキ介入による衝突検出を含む運転支援システム
オプション装備
冷却および加熱されたカップホルダー、LEDライトパターンを備えたパノラマサンルーフ、レーザーヘッドライトなどがあります。
コンフォートシートがオススメ
3列シートの構成で、6シーターか7シーターを選択可能です。
2列目は、標準で3人掛けとなります。(定員7名)
コンフォートシートのオプションを選べば、2人掛けのセパレートシートになります。(定員6名)
2列目シートがそれぞれ独立タイプのシートになり、ゆったりとラグジャリー感もアップします。センターは、3列目までの通路となり、シートを倒さなくてもアクセスが容易になりますので、こちらのオプションがお勧めです。
BMW X7(G07)型のスペック
BMW X7 xDrive M50iスペック
- 全長:5151mm
- 全幅:2000mm
- 全高:1805mm
- 最高速度:250km/h(リミッター)
- 0-100km/h加速:4.7秒
- 燃費:9.0-9.2km/L
- 乾燥重量:2580kg
- エンジン:V型8気筒4395ccツインターボチャージャー
- 使用燃料:ガソリン
- 最高出力:530ps/5500-6000rpm
- 最大トルク:76.3kg-m/1800-4600rpm
- ギアボックス:8速AT
- 燃料タンク容量:80L
BMW X7 xDrive 35dスペック
- 全長:5151mm
- 全幅:2000mm
- 全高:1805mm
- 最高速度:250km/h(リミッター)
- 0-100km/h加速:4.7秒
- 燃費:9.0-9.2km/L
- 乾燥重量:2420kg
- エンジン:2992cc直6ディーゼルターボ
- 使用燃料:ディーゼル(軽油)
- ユーロ6d規制をクリア
- 最高出力:265ps/4000rpm
- 最大トルク:63.2kg-m/2000-2500rpm
- ギアボックス:8速AT
- 燃料タンク容量:80L
BMW X7(G07)型の歴史
コンセプトカー「X7 iパフォーマンス」を発表:2017/9
2017年9月に開催されたドイツフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトカー「X7 iパフォーマンス」を発表
プレスリリースX7シリーズG07型デビュー:2018/10
2018年10月発表。「xDrive40i」「xDrive50i」「xDrive30d」「M50d」の4モデルが発表。
- 「xDrive40i」最高出力340psの直6ガソリンターボ
- 「xDrive50i」最高出力462psのV8ガソリンターボ
- 「xDrive30d」最高出力265psの直ディーゼル6ターボ
- 「M50d」最高出力400psの直6ディーゼルターボ
X7シリーズG07型ショーデビュー:2018/11
2018年11月に開催されたロサンゼルスモーターショーにて市販モデルであるX7を世界初一般公開。
日本発売X7シリーズG07型:2019/6/24
2019年6月24日、日本市場向けに「xDrive35d」「M50i」の2モデルが導入
- 「xDrive35d」には最高出力265psの3リッター直6ディーゼルターボ
- 「M50i」には最高出力530psの4.4リッターV8ガソリンターボ
- xドライブ35d:1099万円(税込)
- xドライブ35dデザイン・ピュア・エクセレンス:1229万円(税込)
- xドライブ35d Mスポーツ:1265万円(税込)
- M50i:1595万円(税込)
6気筒ディーゼルに48Vマイルドハイブリッド搭載:2021/2/24
48Vマイルドハイブリッドはスターターモーターと駆動併用のシステム
コースティング機能も採用することで燃費効率も向上
- xDrive40d
- 48Vマイルドハイブリッド(11ps)
- 新開発の直列6気筒直噴ディーゼルターボエンジン
- 最高出力340PS/4400rpm、最大トルク700Nm/1750-2250rpm
- X7:1114~1286万円
特別仕様車「西陣エディション」登場:2021/9/21
- xDrive40dデザインピュアエレガンスがベースの「西陣エディション」
- オンライン販売の限定車3台、価格1680万円
- 最高出力340PS/4400rpm、最大トルク700Nm/1750-2250rpm
- 3リッター直6ディーゼルターボエンジン・48Vマイルドハイブリッド
- 西陣の老舗箔屋として知られる村田商店・直営工房である楽芸工房製
フローズン ブラックメタリック限定:2021/10/28
- エディション・イン・フローズン・ブラック・メタリック:40台限定車(価格1466万円)
- xDrive40d Mスポーツをベースモデル
- マット調ブラックのBMWインディビジュアルカラー「フローズンブラック」
- キドニーグリルやテールパイプ(ブラックカラー)
- 22インチBMWインディビジュアル・ホイール758i(ブラックカラー)
- Mスポーツブレーキキャリパー(ブラックカラー)
- 6人乗り仕様
- エクステンデッドレザーメリノ(ブラックレザー)
- BMWインディビジュアル ピアノブラック・トリム
X7マイナーチェンジ(LCI)デビュー:2022/4/13
- 2022/8デリバリー開始(日本以外)
- X7 M60i xDrive:V型8気筒4.4リッターターボ、530ps/750Nm
- X7 xDrive40i:直列6気筒3.0リッターターボガソリン、380ps/520Nm
- X7 xDrive40d:直列6気筒3.0リッターターボディーゼル、352ps/700Nm
- 48Vマイルドハイブリッドシステム、12ps/200Nm
- 前後のライト形状の大幅変更で新7シリーズ同様の新フェイスに変化。フロント「上段にポジションとデイライト、ウインカー装備」「下段に、アダプティブ・マトリクスLEDヘッドライト」
- 12.3インチのメーターパネル、14.9インチのセンターモニター(カーブド・ディスプレイ)
- エアコンの各種操作ボタンは、センターモニター(タッチモニター)の画面内ボタンに集約
- BMW初の23インチ超大径ホイールもオプションで指定が可能
X7マイナーチェンジ(LCI)日本発売:2022/11/15
- X7のビッグマイナーチェンジモデルが、やっと日本発売
- 大型キドニーグリル、上下2分割ヘッドライト、夜間に光るキドニーグリル
- 6名乗車仕様、7名乗車仕様が選択可
- 12.3インチのメーターと14.9インチのコントロールディスプレイを一体化
- ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能が進化
- 完全自動駐車機能など、2022年基準のBMW最新装備を全て実装
- xDrive40dエクセレンス:1339万円
- xDrive40d Mスポーツ:1386万円
- M60i xDrive:1698万円