Dセグメントとは・・・我慢を強いられる日本市場

(Last Updated On: 2017年10月29日)

Dセグメントとは。
欧州車での勝手な定義で、全長が約4500mmから4800mmまでの範囲の
車種を指すが明確な定義はない。
従来、コンパクトセダンとして認知されていた車をDセグメントに分類しているが、メーカーの大型化思想によりセグメントの範囲が不明確なものになりつつある。
代表的な車種としては
・BMW3シリーズ
・メルセデスCクラス
・アウディA4
・フォルクスワーゲンパサート
・アルファ156
・トヨタアベンシス
・スバルレガシィ
・ホンダアコード
となるが、メーカーや顧客のターゲット・車の性格は大きく異なっている。
上記よりも、一回り小型な車種をCセグメント、大型な車種をEセグメントに分類する。
昨今では、北米マーケットを意識した日本車も従来の5ナンバー枠を捨て、3ナンバー化を図っている。
ホンダシビックなどは、国内よりも海外をメインマーケットに転換した典型である。
一方、トヨタクラウンのように日本市場をメインとした車では、意識的に全幅を1800ミリに抑えられている。
さて、E90 3シリーズにおける全幅の大幅な巨大化について、「一部雑誌で肯定・容認する意見」に対して、「HP上で全面的に否定」させていただいた。
一部雑誌からの反響も得られ、雑誌のインプレッション内容に、メーカーから買収されたかのような、全幅容認意見から一変し、否定的な意見が多くなったと感じる読者も多いと思う。
しか~し、発売から3年が経過し、好調な売れ行きを示す3シリーズの結果により
「全幅拡大を市場に受け入れられた・・・」
「ボディが大きくなった事を歓迎する志向・・・」
など、首を傾げる雑誌コメントも堂々と出てきた。
実態としては、車庫などに問題の無いユーザーが購入しているのであって、道路や駐車事情が改善されているワケではなく、ギチギチの駐車場や狭い路地などでは、ユーザーは我慢を強いられているに過ぎない。
日本市場向けの車として、クラウンは、オッサン向けの日本のマーケットを熟知?していると思う。
この車の良し悪しは別として、日本のアッパー及びアッパーミドルサルーン(Eセグメントユーザー)は、1800ミリ超を好まないことは、トヨタのマーケティングからも明白である。まして、EセグでDセグを超える全幅など日本の狭い道路事情では、考えられない数値であることは言うまでもないだろう。
もう、欧州車をベタ褒めする時代は、とっくに終わった。欧州車の個性を楽しむ時代だと思う。自動車評論家は、メーカーを受け売りを止め、ユーザーの立場に立ったコメントをするべきだろう。


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