F30 320dと320iの比較試乗インプレ

(Last Updated On: 2013年7月13日)

320i、320iX、320d、Mスポーツと2012年の下半期にかけてニューモデルラッシュが続いている。
ここでは、注目の320iと320dに試乗できる機会があったのでレポートしようと思う。
bmw-320d-f30.jpg
まずは、ブルーパフォーマンスのディーゼルエンジンを搭載した320dから。
エンジンを始動するとディーゼル特有のガラガラ・カラカラ音は感じられる。
家の周りにベンツ、アウディ、レクサス、クラウン勢が居る場合は、
若干高級車らしくない音には違和感を感じるかもしれない。

気になるのはその部分だけ。
走り出してみると圧倒的トルクでスムーズに車速があがる。アクセルを踏めば、強烈な加速も味わえる。
380Nmのトルクは328iをも凌駕するので当然といえば当然なのだが。
減税率100%という優れた得点もある。
8速ATによりトルクの加減もうまくコントロールされる。
高回転まで回すまでもなく、圧倒的トルクが法廷速度を超えるので、高回転フィールうんぬんよりも、
日常生活的な一般ドライバーの速度域では、大排気量車を転がしている感覚でかつ、
335iより軽い320dは、機敏な動きで扱えるのである。
これは、今までNAの320iから比べると異次元の感じかもしれない。
そして、もう一台の320iガソリンモデルである。
4気筒ツインパワーターボ化され、320dと同等の184ps、トルクは270Nmと十分な数字だが、発生回転数との差もあって、
320dより、やや大人しい加速感であるもの、ガソリンターボ車として見れば違和感はない。
体感加速とは異なり、絶対的性能として、0-100km加速は、以下の数字になる。
320i 7.3 (7.6)
320d 7.5 (7.6)
※カッコはMT
体感加速的にはディーゼルが上なのだが、絶対性能はガソリンに軍配が上がるようである。
この差は、最大出力の発生回転数によるものだろうか。
当然、0-400m加速では、高回転で伸びのあるガソリンの320iとの差が、
さらに開くことが予想されるが、データが無い。
日常の足・経済性は、断然ディーゼル。
エンジンのフィーリングはガソリン。

となるが、まだ日本ではやや過去のものとなってしまったディーゼルとしての見方と、
最新のブルーパフォーマンス・ディーゼルが理解されていない市場でもある。
今後の売れ行きが注目されるところだろう。


コメントを残す