BMW 新車販売の不振が鮮明に

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-34716520081104
ロイターのニュースによると、2008年第3四半期の決算で、税引き後利益が前期比で60%ダウン・・・
とのことで、売れ行き不振が明確に数字となって表れてきた様子。
EU圏の不振か、北米の不振か、今年度の予想数字をも下回り、BMWの株価にも大きな影響が予想される。
今年度、X6とニュー7シリーズが登場し、3シリーズのビッグマイナーが実施された。
来年度、2009年は、Z4のフルモデルチェンジ、X1のデビューが予定されている。
Z4は、ニッチマーケットのモデルであり、売り上げには貢献しないだろう。
激戦区のコンパクトSUV市場において、VWティグアン、メルセデスGLKが先にデビューしている。
X3の弟分としてX1がデビューする。
L4457xW1789xH1535のスタイルは、3シリーズワゴンの腰高モデルという感じだろうか。日本市場にはマッチしている感じで売れそうな予感だが、BMWマーケット全体に占めるシェアとしては、微妙なところ。
1、3、5シリーズも後期モデルに突入し、装備の充実や値引きなどでの消耗戦の時期となり、新車の販売不振が追い討ちをかける・・・。
今後も不景気が拡大するようだと、自動車メーカーの淘汰・再編が加速すると思われる。
BMWグループとしても、世界的な自動車再編の流れの中で、勝負に出る時期かもしれないが、失敗すると致命傷となる。

ユーロ安。ランド安。BMW現地価格を日本円に換算

http://www.bmw.de/
320iセダン:30,200ユーロ:360万円
325iセダン:35,350ユーロ:420万円
335iセダン:41,950ユーロ:499万円
M3:65,200ユーロ:775万円
525iセダン:42,200ユーロ:502万円
530iセダン:45,900ユーロ:546万円
10/24日付けの1ユーロ119円で、ドイツ本国での価格を
円換算で計算してみると上記になる。
ほんの数ヶ月前、1ユーロ165円台では・・・
320iセダン:30,200ユーロ:498万円
325iセダン:35,350ユーロ:585万円
335iセダン:41,950ユーロ:692万円
M3:65,200ユーロ:1075万円
525iセダン:42,200ユーロ:696万円
530iセダン:45,900ユーロ:757万円
ドイツと日本仕様では、装備が微妙に違うので、
単純な比較は出来ないが、ユーロ高の時は、日本よりやや高く、
ユーロ安では、100~200万円ぐらい安くなる。
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3シリーズは、南アフリカからの輸入なので、
ランド通貨を円換算(1ランド8.42円:10/24)してみる。
http://www.bmw.co.za/
320iセダン:286,500ランド:241万円
325iセダン:342,500ランド:288万円
335iセダン:394,500ランド:332万円
とにかく、南アのランドに対しては、円の価値が大幅に上がったので、
南ア製の車は、その本国に比べて安価な製造コストに加えて、
為替的にも爆裂的においしい状況にあるのだ。
原油・原材料も景気後退により、以前の水準にもった感じである。
輸入車の価格体系も円の為替水準に連動し、ユーザーへの早期還元が望まれる。

「駆け抜ける喜び」が無くなる日。ステッカーを一新

BMW 全モデルに“BMW EfficientDynamics”ステッカー導入することで、
リヤウインドーに張られているお馴染みのステッカーが一新されるようである。
クリーンエネルギーやハイブリッドについて、日本市場へのリリースは、やや遅れ気味のBMWであるが、このステッカーに秘められたメーカーとしての姿勢は評価したい。
ステッカーとしては、現行の「駆け抜ける喜び」の方が、
良かった感じがするのは、私だけだろうか。
特にBMWマークが無くなってしまったのは、ややインパクトが薄い。
特に日本語訳をカタカナにしても、何の意味だか全くわからないのである。
世界的な統一ブランドイメージとしてのステッカーだと思うが、
慣れるのに時間がかかるだろう。
また、一般市場でも正規ディーラー車のステッカーとして認知されるのに時間がかかるだろう。
短期・中期・長期のエネルギー戦略によって、最終的に水素自動車に移行させたいのはわかるが、長期ビジョンは、石油に替わる代替エネルギーでも良かったと思う。

ユーロ安124円台でBMWも安くなる?

今年の7月、8月頃、170円に迫る勢いだったユーロも
124円台となり、約25%も下がった計算になる。
1000万の車が、日本円で750万円で計算である。
800万の車が600万なのだ。
また、3シリーズを日本向けに製造・輸出している
南アフリカは、「ランド」・・・という通貨である。
http://finance.google.com/finance?q=zarjpy
これも、2,3年前は平均16円台の水準だったが、
昨今の円高により、8円台と約半分になった。
600万の車が、300万の計算になる。
海外旅行に行った際には、日本円の強さを実感できるのだろう。
また、輸入ブランド品についても、値下げが行われると思われる。
石油の価格も、以前の水準に下がりつつ、円高であれば
ガソリンの値段も一気に下がるだろう。
もちろん、原油・原材料の高騰で製造コストは、以前より増していることは
理解できる。しかし、急激なユーロ安・ランド安・円高で、
大幅な値下げに踏み切っても良い状況にあるだろう。
BMWも3,5シリーズはマイナー後モデルとなり、輸入車の売れ行き落ち込み
と重なって、ライバル他社に対して厳しい状況にある。
ブランド価格の維持と値下げは、相反するところかもしれないが、
為替レートの販売価格への早期反映を期待したい。