BMファン君
BMWのG50セダン、G51ツーリングの特徴やスペック、歴史情報。
独自の分析、洞察から8代目3シリーズの特徴を解説します。
BMWのG50 G51 F84の概要
欧州コンパクトセダンのDセグメントのベンチマークモデル。
BMWの3シリーズの8代目となるセダン(BMW G50型)です。
引用:BMW BLOG
内燃エンジン(ICE)とバッテリーEV(BEV)の共通プラットフォームをベースとした流れは、先代G20/3シリーズと共通の後輪駆動(FR)です。4WDも設定あり。
ワールドプレミアは2026年後半を予想します。(日本登場時期も同様)
モデル型式コード
- G50:セダン
- G51:ツーリング
- G28:セダン(中国専用ロングホイールベース)
- G84:M3セダン
- G85:M3ツーリング
BMWのG50 G51 F84の特徴
エンジンラインナップ
全車電動化されたラインアップとなります。直列6気筒モデルは廃止となり、PHEV
- 2.0L直列4気筒ガソリン+48Vマイルドハイブリッド(8ATビルドインモーター)
- 2.0L直列4気筒ディーゼル+48Vマイルドハイブリッド(8ATビルドインモーター)
- 2.0L直列4気筒ガソリン+プラグインハイブリッド(8ATビルドインモーター)
ボディサイズ
- G20:全長4715×全幅1825×全高1440mmより、やや大型化
- ホイールベース2850mm、共通を想定
プラットフォーム
G20 3シリーズはクラスターアーキテクチャ(CLAR)プラットフォームを採用し、高強度鋼およびアルミニウムの使用を増加し、軽量化を進めた結果、ボンネットフードや左右フロントフェンダー、フロントサスペンションタワー、エンジンサブフレームなどが軽量化され、約55kgの軽量化を達成しました。G20は、マクファーソンストラットのフロントサスペンションとリヤ・マルチリンクリアサスペンションを備え、衝撃を吸収する油圧ダンピングシステムを備えています。重量配分は、50:50を維持し、新プラットフォームにより、ボディの剛性が50%増加しています。
エクステリア、インテリア
- 現行5シリーズ(G60/G61)風の縦目4灯LEDヘッドライト
- アイコニック・グローのキドニーグリル外周が光るデザイン
- カーブドディスプレイ(15.1インチより大型化しない模様)
- iDrive9.0化(Android O/S搭載)、iDriveコントローラ廃止有無は未定
- インテリアのアンビエントライト(インタラクションバー化は未定)
世界市場向けラインナップ
- 318i
- 320i
- 320d Xdrive
- 330e
- M3
BEVモデルの内燃エンジンとはモデルを完全分離
G60/5シリーズでは、エンジンと電気自動車は、同一プラットフォームを用いた車でした。
次期3シリーズにおけるバッテリーEV(BEV)モデルは、G50/G51では登場しません。
NA0/NA1型として登場します。
尚、電動化モデルを「i3」と命名する3シリーズ電動化版となるのかは、未定です。
ビジョンノイエクラッセの登場時期は2025年
最新のデザイン・コンセプト「BMW Vision Neue Klasse(ビジョン・ノイエ・クラッセ)」の登場時期、次期モデルの反映、ボディサイズ、スペック(主要諸元)を解説します。