BMW新車ですごい値引きをゲットする決算割引の秘訣

BMWの新車購入時、すごい値引きをゲットする価格交渉のポイント。決算割引の極意、必見のテクニック。値引き額アップよりも得する秘訣を徹底解説します。

値引き情報とインターネット

情報の多様化

キー写真
ネットが一般化する前は、雑誌やクチコミなどの限られた媒体に頼っていました。
しかし、インターネットの一般化により、限られた地域の値引き情報の入手も可能になってきました。
買い手側のあなたは、インターネットを活用しない手はありませんね。
しかし飛び交う情報の中には事実に反したもの、片寄った情報などもあり、溢れた情報を取捨選択する判断力も必要です。

値引き情報が瞬時に広がる現在、売り手側も今までのような強気な販売戦略の見直しを計る時期も近いでしょう。
最近では、国産車や一部外車ではネット上の新車販売も行われています。参加する正規ディーラーは日々の値引き情報をネット代理店に提供し、ユーザーは値引きの多いディーラーを選んで買う事が出来るシステムです。このような画期的な販売手法は既存の流通システムやディーラーからの圧力を受けたり、当初は参加するディーラーが少なかったりしたようですが、ディーラー名を外部に漏れないようにする事により、ネット販売も軌道に乗ってきたようです。しかし、実際の売買交渉ではメールでのやりとりが数回に及んだものの実契約に結びつくものが少ないのが実情のようです。

マイナーチェンジやフルチェンジ情報を知る事が重要

インターネットや市販のスクープ雑誌では、最新のニューモデル情報やスクープを入手する事も出来ます。
末端の営業マンの知らない情報も、ネット上ではかなり前から流れている情報である事も多くあります。
モデルチェンジやマイナーチェンジを早期にキャッチすれば、自分はどのタイミングで買うべきか、判断出来ます。
営業マンのセールストークとは別の判断基準で、値引きを額を捉える事も可能でしょう。

新車購入ノウハウの今

BMWの新車値引額は、愛車査定額は、ディーラー営業マンの言い値ですか?
見栄を張って買う時代は終わりました。

値引き交渉なんてできない!と思っている人も多いハズ。
でも、新車・中古車問わず、クルマを買うのはほとんどフツーの人。
みなさん頑張って、ずいぶんとトクをしているみたいです。そんなテクニックを教えます。

BMWの中古車買取

  • 新車購入時、値引きを行っても、納車後のサービスは変わるの?
  • 値引き額って日々、変わるものなの?
  • 下取り車は、ディーラーがベスト?
  • 値引きと下取りの関係は?
  • 愛車を高く査定するのはどこか?
  • オークションで売却する場合のポイント
  • 査定が数万から数十万違ってくる場合もある?
  • 決算時期、買い時って?
  • 残価設定ローンって何?
  • 古い車の処分方法は?
  • 事故車は、二束三文で下取りになる?
  • 車種別のBMW中古車相場って?
  • etc・・・その他、情報満載

BMWの愛車を処分するとき、こちらに有利な条件で交渉を進められれば、数パーセントも買取価格が違ってくる場合があります。
大事に乗った愛車を適正な値段で売るノウハウを以降で解説します。

値引き交渉は悪なのか

値引き交渉は購入者の自由です。

今時、以下のような考え方の方もいるようですが、ナンセンスです。

  • 輸入車は国産車に比べて高い価値のあるものだから、それに見合った対価を払うのは当たり前
  • 値引きを皆が行うとディーラーやメーカーの利益が減る
  • 値引きでサービスが悪くなり、結果的にはユーザーの不利益に繋がる
  • ・・・などと考えるのは非常にナンセンスです。

ある一方では定価で買い、賢い消費者は安く買い・・・といった事は日常茶飯事です。普通に考えれば自分も賢い消費者になりたいと思うのは当たり前ですね。

サービスも対応良いという某ディーラーでは、同じ車で20万の値引きの開きがありましたが、サービスもメンテナンスも値引きを多くしたからと言って悪くはなりませんでした。輸入車は国産車に比べて高い価値があると考える方もいるようですが、その考え方とセールスマンの言い値で買うのは別の次元です。凄い値引きを交渉の末にGET出来る方は一部購入者に限られ、全員に適用される事は有り得ないので、ディーラーの全体の損失に繋がる事もありません。またディーラーも商売である以上、採算を度外視した価格で全ての車を売る事はありません。

また輸入車は特有の日本市場において、ブランド保持の為の価格設定がされていると考えるのが普通でしょう。当然、大幅値引きを恒常的に推進して売って行く戦略ではありません。それを行うことは、ブランド志向の日本市場であれば、メーカーの死活問題になると言うのは過去の経緯からも明らかですね。海外メーカーから見れば日本市場を熟知しての価格設定である事は言うまでもなく、値引きの弊害などという机上の空論を考える必要はありません。

見積りのカラクリ

よくありがちなパターンは値引きと下取り車の査定額が混ざってしまってそれぞれ、どれだけ引いたか分からない場合があります。

まず新車の購入時には、下取り車無しの状態で値引き交渉を行います。
値引き額も出し切った所で、下取り査定してもらうことによって新車の『値引き額』と下取り『査定額』を別々に把握する事ができます。

そうすることによって、あらかじめ下取り車を安く見積っておいて、お客に契約を迫る時の「落とし文句」として使う、、などの手口を見破る事が出来ます。
例えば、

  • 市場査定価格が210万の中古車でありながら、お客には下取り査定は200万です・・・と言う。
  • 新車値引きは10万です・・・としておいて最終的に値引きを20万にアップする。
    (実質ディーラーは全く損をしていない)
  • 要は、何も知らない客は損をするという事です。

とりあえず値引きがお店の制限値ぎりぎりとなるまで、粘り強く交渉しましょう。
(上司に最終決済を仰ぐなど、営業マンの努力が見られる)
さらに、下取り車の査定を上げる事でトータルでお客に値引き総額を訴えてくる場合もあります。この場合の下取り値も買取り専門店や他のディーラーと比較すべきです。
また、見積明細を細かく確認し、納車手数料、下取り査定料などの項目はゼロにすべきです。車庫証明等も自分で取れば、かなり節約できますよね。

スポーツパッケージや特殊パッケージ、専用カラーの限定車は別途オプションや新車購入後に後付けする場合と比較して、かなりお買い特で、装備品もあって損は無いものばかりです。これらの限定車は定期的に発売されますので、今回限りというセールストークに騙されないようにしましょう。(注:1回限りの場合もある)またマイナーチェンジ、フルモデルチェンジ前は在庫処分的な限定車も登場します。値引きに関しては定価販売に近いですが、別途オプションや購入後の後付けと比較しても損はないでしょう。

値引きの限界値

値引きの限界値はインターネットや雑誌で最新の動向を入手しましょう。
しかし、お店によって値引きの限界値はさまざまです。
(インポーターからの値引き価格統制が行われている場合もあります)
同じ経営元の系列店では値引き額は似たようなものですが経営元が違えば、値引きの裁量範囲は変わってきます。
フルモデルチェンジやマイナーチェンジ前後は、ディーラー長期在庫車の大幅値引きが期待出来ます。(希望の在庫が無い場合もあり)
長期在庫車はエンジンをかけないで放置していたものもあり、サビなども不安です。劇安&大幅値引き車は事前に現物チェックしても良いでしょう。

新車値引き額の通説

  • 新型モデル発売後 :車両価格の~2%
  • LCIマイナーチェンジ後 :車両価格の~5%
  • LCIマイナーチェンジ前 :車両価格の5~15%
  • フルモデルチェンジ直前 :車両価格の5~15%
  • 長期在庫車、展示車 :車両価格の5~20%
  • M3,M5などMモデルの値引きは渋い
  • 台数が出ないMTの値引きも少ない。
  • メルセデスや国産高級車を競合させると効果あり。
  • 長期在庫、売れ残り車も、割り切りが出来れば買い。
  • 販売系列が違うと値引きも違う。
  • 都道府県が違えば値引きも違う。
  • 1県1ディーラーなどの独占形態では値引きも渋い
  • 老舗・大型ディーラーは値引きも大きい。
  • ボーナス時期は、売れ行きも良い為、ヒマな時期も狙い目。

過去から言われている上記の通説をふまえて、シリーズ別の値引き傾向は、下記になります。
値引額は、ユーザーの複数事例をベースにしていますが、諸条件により大きく変動しますので、あくまで参考程度に捉えて下さい。

1・3・X3シリーズ

量販グレードとして、ディーラーでも台数を稼ぐため、在庫を多く抱える。近隣ディーラーとの競合や決算期の購入が有効。

2・4・X4・Z4シリーズ

クーペ・スペシャリティーなグレードのため、量販車種ではない。そのためディーラー在庫は少なく、大幅値引きは期待できない。
しかし、試乗車や展示車、長期在庫車などの車両が狙い目。基本的に値引きは、あまり期待できない。

5・6・7・X5・X6シリーズ

5シリーズは、量販グレードに属するため、値引きも大きめ。
それ以外も車両価格は高いため、ジャパンやディーラーの確保済み車両であれば、値引き幅も大きい。
一方、特殊オーダーや在庫無し発注車両は、足元を見られて値引きは、やや渋め。
そもそも、6シリーズ以上は値引きにこだわる方は少ないようです。

Mモデル

スーパースポーツなグレードのため、量販車種ではない。そのためディーラー在庫は非常に少なく、値引きはほとんど期待できない。
しかし、試乗車や展示車、長期在庫車などの車両が狙い目だが、そもそもタマが少ない。基本的に値引きを優先して購入する車ではない。

Mモデル

スーパースポーツなグレードのため、量販車種ではない。そのためディーラー在庫は非常に少なく、値引きはほとんど期待できない。
しかし、試乗車や展示車、長期在庫車などの車両が狙い目だが、そもそもタマが少ない。基本的に値引きを優先して購入する車ではない。

ワンプライス制

  • ワンプライス制とは
    最近では国産、輸入車問わずてワンプライス制(固定価格値引きゼロ)での強気販売が行われているケースが散見されます。
    この場合に値引きを多く勝ち取るにはどうしたら良いでしょうか?
    このワンプライス制は割安な販売価格設定を行なう事によって不当な値引き販売を抑え、メーカー、ディーラー、消費者にとっても公平かつメリットのあるものです。
    しかし、実態としては値引きゼロと言いつつ用品や下取り車に値引き価格を上乗せし販売しています。
    そして相応の値引きを奪取する方はお得意さんや交渉上手な方に限られ結果的には不公平感は無くならないのが現状です。
    ネット販売の提示価格はワンプライス制の真っ只中でも、やはり安いようです。
    また強力なライバル車の出現により、ワンプライス制が末端の販売サイドで崩壊していくのが流れのようです。
    もちろんマイナーチェンジやフルモデルチェンジ前後の在庫だぶつきでもワンプライスは崩れますし、需要と供給の関係が崩れれば制度は維持出来ません。
    従って強気のワンプライス制であっても、値引きにおける従来の手法を駆使する事により、それ相応の値引き額を奪取する事が可能です。

  • 下取り車査定と値引き額を別々見積もり。(必須)
  • 値引きが無い場合は、オプション品を付けさせる。
  • マイナー、フルチェンジ直後の時期を外す。
  • 強力なライバル車の出現により、売り上げ減の時期を狙う。
  • 競合他社、他車の競合を匂わせると、効果大。
  • 即金、即決の意志を示すが、交渉は和やかに!
  • セールスマンの人柄も重視し、値引きも「ほどほど」が吉。

お店の競合

ディーラー網は全国にあり、値引きも一律同じではありません。個々のディーラーは「BMW東京」など除き、独立した企業体です。

ディーラーを兼営している経営母体の体力によっても値引きの範囲は異なりますし、近県に違うディーラーがあれば競争原理が働きますが、同一県内にディーラーが一つというような場合は競争原理が働かずに値引きが、かなり渋い場合もあります。そしてディーラーにも評価に3段階のランクがあり、このランクによっても値引きの裁量範囲も異なります。

ディーラーが、ご近所に数か所あり、かつ経営元や経営母体が違う場合はお店同士を競合させましょう。国産車ではあたり前のような手法ですが、現在の厳しい環境では輸入車とて例外ではありません。またメルセデスや国産上級車も検討中とアピールしましょう。その場合、対象車よりも安い車・人気車を提示し競争心をあおります。

ネットで簡単!新車見積もりが出来ます。

発注パターンと納車期間

輸入をBMWジャパン(インポーター)が行います。
ディーラー(販売店)は、インポーターから車を買う仕組みで、卸問屋と販売店の関係です。
資本的に直営形態のBMW東京などのディーラーも存在します。
基本的には、輸入元と販売(ディーラー)は別々の企業母体と考えた方が良いでしょう。

発注パターン(4パターン)と値引き

  • (1).ディーラー独自で予め売れ筋の車体をインポーターから、まとめ買いする。
    (資金に余力の有るお金持ち&大手ディーラー)
    どちらかというと、売れ筋カラー+汚れを嫌ってダーク系内装でオーダー
    オプションはサンルーフ程度が多く、レアなオプションをオーダーする事はほとんど無い。(長期在庫を嫌う)

    値引き:ディーラー自身が車を売る必要があるので値引きの範囲は必然と大きくなります。そして長期在庫や決算ともなれば国産不人気車以上のビッグな値引きをゲット出来る場合もあります。

  • (2).インポーターが大量に確保した車体を、ディーラーが買う。(小規模店に多い)
    または、大手ディーラーに在庫が無い場合

    値引き:(2)は(1)に比べれば値引きの範囲は低めでしょう。

  • (3).お客のニーズに応じてディーラー間で車両をシェアする。
    日本向けの発注済車両は、国内ディーラー間でも融通が利く。

    値引き:(3)は(1)に比べれば値引きの範囲は低めでしょう。

  • (4).本国BMW-AGにオーダー
    BMWジャパンが管理する発注済車両一覧にも在庫なしの場合、本国へのオーダーが必須となる。数ヶ月の待ちが発生。
    オーダーにあたって、正規ディーラーからジャパンを経由せず、直接、本国へオーダーが可能となっています。
    納車期間は注文、生産、輸送、納車として、少なくとも3,4ヶ月の期間が必要となります。
    ドイツ製と南アフリカ製とでは、船便の距離的に南アフリカ製の方が早く納入できるようです。尚、通関からナンバー取得は約2週間と言われています。

    値引き:(4)は新規に車体を発注する場合で、特殊オーダーは全てこれに該当します。
    メーカーオプション(工場での生産ライン装着オプション)を注文すると数カ月かかる上に値引きもかなり渋目のラインです。この値引きも一回目の提示額からの上乗せは絶対に可能なので諦めてはいけません。どちらにしてもマイナーカラー、レアなオプション装着は忍耐が必要です。

    尚、生産行程、船便などは日本での端末照会も可能です。本国オーダーで納車にシビレを切らしている場合は、営業マンに確認しましょう。

納車期間のパターン

国内在庫と受注生産では、納期・納車が異なります。
ドイツ・南ア・アメリカなど生産国でも納車期間は変わります。あくまで目安ですので気長に待ちましょう。

  • 購入ディーラー在庫車:購入対象のディーラーでストックしている在庫車両:納車1~2週間
  • BMWジャパン在庫車:ディーラーネットワークでストックしている在庫車両:納車2~3週間
  • ディーラー発注済:BMWジャパンが日本へ輸入予定の発注済・輸送中車両:納車1~3か月
  • 受注生産車両:オーナーがオーダーした注文車両。生産から日本輸入・納車まで:納車3~6か月

新車の値引きのポイント

新車購入時、「新車値引」と「下取査定」を同時に行うと「本当の値引き額」が、わからないのです。

そのため、新車値引と下取査定は、別々に行う事がポイントです。

まずは、近所にある系列母体の違うディーラーで新車の値引き交渉を行います。

下記の例は、発売したてのニューモデルの場合です。

 「新車価格 + 諸費用 - 値引き = 総額支払額」
 諸費用がディーラーによって、差が有るため、値引きを含めた総支払額で比較することが重要です。

  1. ディーラーA店 03万(1回目)
  2. ディーラーB店 08万
  3. ディーラーA店 15万(2回目、商談成立)

決算期は夏と冬のボーナス商戦

夏ボーナス時期として6月支給が多いことから輸入車の商戦は、翌月の7月を中心とした値引き販売合戦のシーズンとなります。
冬ボーナス時期として12月支給月と同時期の12月を中心とした値引き販売合戦のシーズンとなります。
年間を通して、6月、7月の夏のボーナス商戦、9月の中間決算、12月の年末商戦、3月の年度末決算の4つに分類されます。
特にボーナス時期は夏と冬がメインになるでしょう。

イヤーモデルの早出しとは

最近の海外モデルは、「イヤーモデル」という1年毎に小変更でモデルの鮮度を落とさずに魅力をアップさせる変更が実施されています。
通常の2~3年のマイナーチェンジや、4~8年のフルモデルチェンジとは異なります。
次年度モデルと称する新車が、10月あたりから登場するのです。
結果、9月までは当年度のモデルが完売できずに残ってしまう現象が起きます。
ですので、12月の年末商戦や3月の年度末決算時期は、在庫処分モデルとしての大幅値引きが期待できるのです。

オプション装備過剰やメタリックは売れ残る

ディーラーやインポーターの発注済車両も回転の速いモデルが存在します。
売れ筋の中間グレードと人気のカラー、Mスポーツなどが早めに売れていきます。
サンルーフやレザーシートなどの人気オプションだけでなく、過剰な高額オプション装着車は、価格も高くなり売れ残る傾向です。
単色のホワイトに比べるとメタリックのパールホワイトも価格が高くなります。

長期在庫車の値引きとは

インポーターで仕入れたものが港のモータープールや専用保管駐車場で売れずに長期在庫車として保管されているもの。
ディーラーが仕入れたものが、ディーラーの駐車場で売れずに長期在庫車として保管されているもの。
の2パターンが考えられます。
売れ筋の3シリーズでも不人気カラーや過剰オプション、グレードにより、売れ残りが発生します。
イヤーモデルやマイナーチェンジの在庫処分セールでも残ってしまうと、完全に長期在庫車となってしまいます。
ディーラーも割り切って新古車(未使用車)として処分するケースが大半です。

購入者は、イヤーモデルやマイナーチェンジモデルが発売済であることを確認します。
その上で、売れ残りモデルがあれば確実に3桁値引きがゲット出来る可能性が高まります。

長期在庫車のデメリットとして、長期保管のコンディションにより、内外装への悪影響が考えられます。
納車前にボディやインテリアのチェックは欠かせません。
細かいことは気にせず、新車を安く購入するポイントを重視しましょう。

直営店の大幅値引きとは

インポーターでもある直営店は、本国から原価レベルで車両を仕入れる立場にあることから、フランチャイズのディーラーとは値引きの裁量額が異なります。
ディーラー名で判断すると以下の通りです。

  • 直営店:BMW東京
  • フランチャイズ:東京BMW

その点では、新車発売から間もない期間は、どこで買っても値引き統制が敷かれており、ほぼ全国一律と考えましょう。
しかし、1年を経過して決算期を迎えると、そこからはディーラーの裁量により値引き額も大きくなっていきます。
Mスポーツなどの売れ筋モデル以外では、やや流動性も落ちてきますので決算期は何としても台数を稼ぎたい事情もあります。

首都圏であれば、フランチャイズ店と直営店の2店舗で見積もりを取ることが効果的です。
実際、自宅から遠くなるケースでは地元で買いたいものですので、地元ディーラーに勉強してもらいましょう。
値引き額を優先するか、地元ディーラーの付き合いを優先するのかは、あなたの判断次第です。

100万円を超える値引きはレアケース

100万円を超える事例がネット上に掲載されています。これは本当でしょうか?

少なくとも3シリーズや5シリーズで売れ筋のグレードやカラーでは有り得ません。

  • 7シリーズなど、もともと元々高額車両
  • 長期在庫の不人気売れ残りモデル。(当たり前)
  • マイナーチェンジ前、フルチェンジ前モデル。(当たり前)
  • 店頭展示車で、入れ替えのために処分する在庫モデル
  • 営業マンのノルマ達成のために止む無く
  • 実は下取り車を高く取って、値引きを多く見せかけ。(これが結構、多い)

実際は、上記のようなケースが多いことでしょう。
そのようにならないためにも、値引き額が多いことは当然であると受け止め、さらに高額値引きを勝ち取る方法が一つ。
下取りも期待できない可能性を承知の上で、長く乗りつぶすのも一つです。

マイナー後、フルモデルチェンジ後の内容を正しく見極めて、値引きが多いからと納得して購入するのも一つです。
いずれにしても、高額値引きなのは、なぜか?を質問して、納得した上で購入することが必要です。
高額値引きには、必ずカラクリがある事を調べる事が必要です。

下取り査定のポイント

新車の値引き交渉とは別に、買取専門店やネットで愛車の査定を行います。

  1. ディーラーA店 2XX万(持込み査定)A商社系BMWディーラー
  2. ディーラーB店 2XX+10万(持込み査定)B中古車販売系BMWディーラー
  3. 買取 専門A店 2XX万(持込み査定)
  4. 買取 専門B店 2XX+40万(FAX)
  5. 買取 専門C店 2XX+20万(Eメール)
  6. 買取 専門D店 2XX+20万(Eメール)
  7. 買取 専門E店 2XX+10万(TEL)
  8. 買取 専門F店 (外車買取り不可)
  9. 買取 専門店の業界相場  2XX+20万(聞いた話を総合的に判断すると)
  10. 買取 専門G店 2XX+35万(商談成立)

値引きと下取り査定のまとめ

■結果 : 値引き(15万) + 査定(35万) = 50万

結果、1回目のディーラーA店見積よりも値引・査定が、50万円もアップした計算になります。
何も知らないお客さんは50万円も多く払ってるんです。50万あれば高額なオプションは勿論、グレード変更も可能です。
確かに、お付き合いしているディーラーで新車購入と愛車買取を同時に済ますと楽です。
しかし、50万違ってくるとなると、どうでしょうか。
上記に費やした時間は、半日程度です。元々付き合いのあるディーラーA店で新車を購入していますから、営業マンとの付き合いは従来通り変わりません。

当時は、個々のHPにアクセスして査定依頼をする必要がありましたが、
今は、複数社に査定依頼する「愛車無料査定」が一般化し、大変便利になりました。

値引アップよりも下取り車アップ

営業マンのセールストークで、お客はコロっと信じてしまう。

車両価格 値引き 下取り 営業マンの進め方
500万 10万 50万 1回目交渉
500万 15万 60万 2回目で成約させる!

ちょっと待った・・・これが真実!

車両価格 値引き 下取り 真実
500万 15万 60万 ディーラー
500万 15万 70万 買取店A
500万 15万 80万 買取店B

値引き額で交渉するよりも下取り額で多少の手間を割く方がお得なんです。

ズバット車買取比較で一括査定!がお勧めです。

新車値引きのまとめ

新車値引き 下取り買取・査定 実質支払い総額
複数のディーラーで新車の見積りを実施

■ポイント
値引き額も重要だが、諸費用に転嫁するケースもある為、「諸費用込みの支払い総額」が需要。まず、「下取り車無し」で、新車購入の見積もり。

複数の買取店において、愛車を査定する

■ポイント
ディーラーの買取値の「1.1~1.2倍」を目標にしよう!
愛車の買取相場を早めに知る・・・
希望の買取額を強気で提示する・・・
査定士との駆け引きが重要。これで数万違ってくる。

いかに最終的な支払い総額を軽減出来るか・・・
■タイミング
決算期、マイナー・フルチェンジ前の情報を事前にキャッチ

登場したての新型や稀少モデルの値引きは、あまり期待できない。

■タイミング
夏・冬・春休み前が売り時だが、
売るなら早ければ早い方が、愛車の鮮度は落ちない。
購入・売却の3ヶ月前から動き出すと市場の動向がかなり良く判る。効果大!!

BMWの新古車を選ぶメリット・デメリット

新古車イコール未使用車

BMWの新古車・未使用車

「新古車」という表記。正しくは「未使用車」と表記するのが正しいようです。
最近では「登録済未使用車」と記載されるケースもあるようです。
ディーラーや中古車販売店では「新古車」という表記は禁止されています。
一度でも登録し、走行したものは、中古車と呼ぶべきなのですが、ディーラー登録車両など
中古車と呼ぶよりは、新車に近い品質を確保している場合に限り、「未使用車」の表記が認められているようです。
ただ、走行距離を見ると少なくとも使った形跡はあるので「未使用車」とするのもヘンな話ですね。
「登録(届出)済未使用車」の中古車という名称が正しいようです。
検索を行うと走行距離は、50キロ以下となっており、確かにナンバー登録等の用途以外では使われていないと判断できます。

新古車が誕生の理由

BMWの新古車・未使用車

このような未使用車が生まれる背景とは、

  • 販売店におけるノルマ達成の為、ディーラーで車を登録してしまうこと。
  • 大量に安く仕入れた分の売れ残り処分
  • マイナーチェンジ・フルモデルチェンジ・長期在庫車などの売れ残り処分
  • 展示車両の在庫処分
  • キャンセル車両
  • 新車が事故で損傷を受け修理した車両(稀なケースですが)

登録済未使用車が大量発生する昨今

登録済未使用車(新古車)が大量発生のワケを解説します。

BMWディーラーはフランチャイズ形態として、自動車買取大手や大手自動車用品店などもディーラー業に参入してきています。
一方で輸入元(インポーター)となるBMWジャパンはドイツ本国から販売目標台数のノルマがあるようです。
輸入元のBMWジャパンから販売ディーラーに対して、販売ノルマ・販売目標が厳しくなっています。
その台数をクリアするために登録済未使用車として流通させる実態があります。
また、ディーラーにとって販売目標台数により得られるインセンティブ(販売報奨金)により、登録済未使用車でも販売台数さえクリアすれば良いという流れになっているようです。

ディーラーはノルマ達成のために一定以上の仕入れを行います。
決算時期などに一定仕入れた「売れ筋」の車が全て売れるとは限らず、売れ残りが発生してしまいます。
そういった在庫車を「ディーラー所有者として売れたことにする」のが登録済未使用車です。
この行為により、ディーラー目標を達成されます。

昔からの地元に根差したディーラーでは、規模の関係から新古車を受け入れるパイには限界があります。
しかし、自動車買取や自動車用品店系をバックボーンに持つディーラーは流通できるネットワークがあるため、新古車が大量発生するのです。

決算時期などは、新車の2割引きといった新古車も流通しますので、迷わず購入するのがポイントです。
ただし、在庫車は最新モデルとは異なるケースもあるので、装備や外観面で納得の上で購入しましょう。
基本的に売れ筋モデルと人気装備を備えた車両が多いので、価格的な割安感を天秤にかければ満足度は非常に高いです。

新古車をゲットする方法

新古車を確実にゲットする方法と判断の仕方

  • セールスと仲良くなり、新古車が出るタイミングを教えてもらうこと。
  • 一例として、ディーラーに併設された中古展示場で遭遇できる確率が高い。
  • 基本的に売れ残りモデル。細かい装備やボディーカラーにコダワらない。
  • しかし、多売モデルの売れ筋カラーも多いので、ココが狙い目。
  • 人気モデルでもモデル末期などは、新古車に流れるケースが多い。
  • 走行距離が60キロ未満であること。
  • 所有者がディーラーであること

BMW未登録車
上記の諸条件に合致しない場合や走行距離が100キロ~数千キロを超えるケースなどは、ディーラー展示用途や試乗などにも使われたケースがあります。
新古車より、さらに数十万円安い価格となることが必要です。
交渉の方法としては、中古車探しで「程度の良い中古車を探している」旨を伝えると、セールス担当が新古車や新車へ誘導するケースも多いようです。
いずれもディーラーに多く足を運ぶことで、いい出物に出会えるケースが高まります。

値引き

シリーズ別の新古車の値引き傾向は、下記になります。
中古車としてプライスタグが表示されていると、そこからの値引き交渉は難しいケースもありますが、ダメ元で値下げ交渉をしてみましょう。

値引額は、ユーザーの複数事例をベースにしていますが、諸条件により大きく変動しますので、あくまで参考程度に捉えて下さい。

4シリーズ、X4シリーズ以下

新古車・未使用車

量販グレードとして、ディーラーでも台数を稼ぐため、規模の大きなディーラーであれば予め在庫を多く抱えます。
売れ筋のカラーやグレード、装備車が早めに無くなるため、残り物が多いかもしれません。
希望のカラーや装備車が残っていれば文句なく買いです。新車値引き額から+20~50安くなるイメージです。
登場時期が経つ毎に値引き額は、さらに拡大します。

新古車として市場に出てくる台数の多さ順としては、3シリーズ、1シリーズ、X1、X3の順でしょうか。
これは、新車として流通している順番とほぼ同様だと思って問題ありません。

走行距離が100キロ超のものは、試乗車などの用途で使用された可能性がありますので、価格設定に注意が必要です。

2シリーズ、4シリーズクーペ・スペシャリティーなグレードのため、量販車種ではないため、ディーラー在庫は少なく、新古車としての流通量はかなり少ないです。試乗車や展示車、長期在庫車などの車両が狙い目になりますが、出物は少なめです。

新古車として市場に出てくる台数の多さ順としては、2シリーズアクティブ・グランツアラー、4シリーズグランクーペの順でしょうか。
2ドアクーペやX4は、店頭展示車両などを新古車として流すケースです。

走行距離が100キロ超のものは、試乗車などの用途で使用された可能性がありますので、価格設定に注意が必要です。

5シリーズ・X5シリーズ以上

5シリーズ以上のミドルクラスは、車両価格が高く値下げ幅が大きくなる傾向です。
5シリーズは、量販グレードに属するため、多めに仕入れます。
特にエントリーモデルが新古車に流通するケースが多いですので、セールスへ出物があれば教えてもらうようにすると良いかもしれません。
それ以外のシリーズは、新古車としての流通量はかなり少ないです。新車総額費で70万円以上は安い傾向です。
試乗車や展示車、長期在庫車などの車両が狙い目になりますが、出物は少なめです。新車総額費で100万以上は安い傾向です。

新古車として市場に出てくる台数の多さ順としては、5シリーズ、7シリーズ、6シリーズの順でしょうか。
6シリーズ、X5,X6は、店頭展示車両などを新古車として流すケースです。

走行距離が100キロ超のものは、試乗車などの用途で使用されたものが多く、安価な設定となりお買い得です。

Mモデル

スーパースポーツとしての専用モデルのため量販車種ではありません。
ディーラー在庫は非常に少なく、流通も少ないです。
M3・M4は試乗車や展示車となっているケースも多いようです。
高額なM6などの長期在庫車などの車両が狙い目です。もしタマがあれば、文句無く買いでしょう。新車総額費で100万以上は安い傾向です。

新古車として市場に出てくる台数の多さ順としては、M2,M4,M5の順でしょうか。
長期展示車を新古車として流すケースです。

新古車のメリット

未使用車のメリットとは

BMWの新古車・未使用車のメリット

  • 新車に比べて、とにかく安い。
  • 新車から、登録月数分の保障期間が、減少しているが、新車と同等並みの保障。
  • 整備済のため、整備費用をカット出来るケース多し。
  • 名義を変えるだけで直ぐ乗れる。

新車に比べて税金関係が安い

すでにナンバー取得済の登録車であるため、自動車重量税を払う必要がありません。
4月1日以降に購入した場合はその年度の自動車税を払う必要もありません。

自動車取得税も、減価償却分が減額された金額が課税対象なので、相応に安くなります。

安く、保障もあって、納期も早く・・・とメリットだらけのように見えます。

新古車のデメリット

車検期間が新車より短い

当たり前ですが、すでにナンバーを取得した登録車です。
車自体は、ほぼ新車同様にビニールのついたシートですが、ナンバー取得した時点から車検期間が短くなっています。
例えば、ナンバー登録が3か月前であれば、2年9か月で車検満了を迎えます。

メーカーオプションが選べない

新車としてメーカーにオプションを追加注文するものではありません。
すでに装備済のオプション装備を受け入れる必要があります。
例えば、サンルーフ付きの車を注文することはできません。
自分の希望する装備が付いていることや希望の装備がなくても新車を購入するよりも価格的に納得できるのかが重要です。

マイナーチェンジが噂されている

在庫処分的な意味もありますので、近日中に新たなリニューアルが予定されているケースもあります。
この点でも価格的に割り切りが出来るのか、リニューアルされても後悔しないかが重要です。
ネット上で、フルモデルチェンジやマイナーチェンジの情報が入手できる場合もありますので、価格的に納得感があればお買い得なのです。

その他

  • マイナーチェンジ前など、やや古いケースが多い。
  • 新車時の装着オプションが選べない。(たとえばサンルーフ)
  • 売れ筋のグレード・カラーが多い。(エントリーモデルのケース多し)
  • 新古車として用意された車両の中から選ぶしかない。
  • ディーラーで自社登録し、社用として一時的に使われた車も多い。
  • 展示車や代車で使われた車が気になる人には不向き

というようなデメリットを承知の上で買う分には、値段が安いというメリットを最大限に享受できる。
しかし、マイナー前を知らずに買ったり、値段だけで我慢して買って、後々、後悔するケースは、絶対に避けましょう。

また、レンタアップ車、リースアップ車と明記されている車は未使用車とは異なります。レンタカーやリース用途として使われていた車で、走行距離は5000キロ以上のケースが多いでしょう。新車登録から1年以内であれば、コンディションは良い状態ですが中古車と異なり不特定多数の方が使用したかもしれないところが不安要素となります。

チェックポイント・タイミング

販売される車の状態、コンディションをよく調べること

  • 新車登録年月日から半年経過以内を指す。
  • 新車整備手帳(メーカー保証書)が付く。
  • バッテリーの弱り。
  • ボディの傷。日焼け
  • マットや付属品の有無
  • 走行距離(基本的に1000キロ未満)
  • 新古車として用意された背景を聞く

毎年、細かいマイナーチェンジが行われています。

新古車の登録年・生産年月日とマイナーチェンジされた内容との関係をよく調べる事。(後で後悔しないように)

ディーラーではなく、一般の中古車店で、新古車を購入する場合は、かなり注意が必要です。
まず、保証書・保障内容の有無。
オークション経由で流れてきたものは、価格も高めで新古車としてのメリットが無いケースも。場合によっては、ディーラーの見積もり(決算値引き)よりも高いケースも・・・。
ディーラーでメンテナンスを受けるのであれば、正規ディーラーで未使用車の購入をお勧めします。

新古車の発生タイミングは、お客には判りません。
営業マンに希望の車を伝えておく・・・入庫したら早めに連絡をもらう。マメにディーラーに顔を出したり、
希望の出物あったら、早めに決断するスピードも要求されます。
新古車は、雑誌やネットに公開できないケースが多いのです。それは発生の理由によるものです。
そうした裏事情により、早めに処分したい・・・そうした背景・タイミングを美味くゲットする事が必要です。
また、新古車でも不人気車は長期間展示されているケースもあります。これらの車両を見つけたら強気の値引き交渉もありです。

新古車事情(2019/9)

独BMWの日本法人「ビー・エム・ダブリュー」(東京)が販売店に不当なノルマを課し、達成できない分を買い取らせるなどのペナルティを課していた疑いがあるとして、9月11日、公正取引委員会が独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いで、同社に立ち入り検査を行ったというニュースが流れました。

輸入車に限らず、日本車でも走行500キロ未満の中古車が大量に展示されているケースを見かける事が多いと思います。
中古車検索サイトを見れば、未使用車のキーワードで沢山ヒットする事でしょう。
販売側にとって、ノルマやペナルティは厳しい状況となりますが、特にBMWに限ったことではありません。
ユーザーにとっては、メーカーの考えた需要と供給の関係から溢れた車を安く購入するチャンスと捉えましょう。

まとめ

メリット・デメリットや購入タイミングのポイントを押さえておくと、新古車を購入する場合、かなりのお買い得になります。
新車よりもお買い得な新古車は、一般の中古車に比べて回転早いのです。
新古車という名前の通り、程度は良いので中古車購入時に考慮しなくてはいけないデメリットは少なく、不良車両に出会う確率は非常に低いです。
中古車や新車との競合を匂わせながら、積極的に効果的な値引き交渉も忘れず行いましょう。
決してワンプライス価格ではないハズです。少なくとも何らかのサービスは付ける余裕があります。

情報収集と素早い決断。新古車購入においては、そうしたポイントを重要となります。

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BMW並行輸入車の購入メリットとデメリット

平行輸入車とは(定義)

正規ディーラーのBMWジャパン以外で輸入された車を指します。
例として、M340dやM550dなどの大型ディーゼル車やMT車などは日本未導入のものが多いです。
また、すでに絶版となったBMWの旧車などを海外から輸入する場合も並行輸入にあたります。
ドイツ本国や海外向けに輸出しており、これらの車を日本仕様に改造し、日本の法律上の認可を得た上で日本の公道を走れるようになります。

  • 外国のディーラー新車を買い付け、日本へ輸入
  • 外国のディーラー中古車を買い付け、日本へ輸入
  • 外国の一般中古車を買い付けた車を日本へ輸入

メリット

日本とアメリカでは価格差が大きく開いています。特に円高時は1.5~2倍の価格差がある時期もありました。
これはアメリカ市場特有の価格設定によるものです。アメリカは最大の自動車市場であり、ブランド価格を反映できない市場特性も要因となり、価格が安いのです。
アメリカとの価格差を「日本の方が装備が良いから」と言う方もいますが、ほぼフル装備の現在では大差ありません。

BMWの平行輸入車
よって、円高の時は海外で新車を購入し、日本に輸入することで安く乗ることが可能になるのです。

また、正規ディーラーの取り扱い車種は、日本市場で人気のあるものに限られます。
MT車や人気のクリーンディーゼル車、左ハンドルモデルは、日本では販売されないモデルも多いのが実情です。
これは、日本仕様モデルとして設定するには右ハンドルとして売る必要があるため、販売台数が多く見込めないモデルはコストがかかるためです。
平行輸入車の専門店では、これらの希少車に絞りを輸入・販売しています。

また、ユーザーのニーズにより特定の車種を海外で買い付け、輸入する代行サービスも実施しているようです。
これらの希少車に乗ることは、マニアにしか判らないコダワリかもしれません。

日本での販売価格900万の車(例)にすると、日本での乗り出し販売は約800万となります。
車両以外のコストは、約200万といったイメージです。

  • アメリカでの販売価格600万、
  • 輸入搬送費、通関手続き、法的な日本仕様変更:80~150万
  • 日本での諸経費:50万
  • 日本での込み販売価格800万

日本での新車購入でも大幅値引きケースでは価格が接近してきます。例えば日本で900万の車も決算期には100万に近い値引きが得られるケースもあり、個人輸入の上記800万と変わらないケースもあります。
よって、価格的なメリットがあるように見えますが、差は僅か・・・というケースも出てきます。

1ドル90円、80円のような円高。
日本で1000万超のモデルが海外との価格差が400万以上のケースでは、価格的なメリットも出てきます。
しかし、110円、120円のような円安で、日本との価格差が2,300万のケースでは価格的なメリットは全くありません。

デメリット

個人輸入となれば、現地購入、搬送、通関・審査手続きなど障壁が高く、一般的には平行輸入車として販売されているものを購入するのが無難でしょう。
愛車のメンテナンスは購入店で受けることを想定すべきです。
そこで専用の整備工場、提携工場を完備していることは必須です。
お店の規模や歴史もチェックする必要があります。自宅と店舗が近く、メンテナンスが気軽に受けられることもポイントになります。

原則として平行物の整備は受けられます。
ただし、ディーラーへの持込では「いい顔」はされません。
日本仕様とは、細かい部品や仕様が異なる事を理由に、正規ディーラーでは整備を断られるケースもあることを考慮しておきましょう。

新規注文の場合は、現地購入から日本までの輸入手続きにかなりの時間が必要となるでしょう。
部品の手配も若干時間がかかるケースもあるようです。
最近では日本の夏に対応できないケースは無くなりましたが、一昔前はオーバーヒートなど熱対策が十分でないケースもありました。

中古車の場合は、日本での新規登録年度が新車登録と同じ扱いになるため(2010年式を輸入し、日本で2015年登録すると、2015年式として流通)
製造年度が不明な場合があり、注意が必要です。平行輸入中古車の購入には、あらゆる面で細心の注意を払いたいものです。
特に北米経由の中古車は、走行距離も多走行車となり、メーター戻しの危険性が多々あります。

平行物中古車ではメーター戻しなど不安要素もあります。純正ラジオで日本のラジオを聞けない場合もあります。
ナビが海外仕様のため、日本仕様への書き換えが必要となります。古いモデルでは対応不可のケースもあります。
国産中古車を選ぶ以上に車とお店を、見極める知識と経験、リスクに対する覚悟も必要となりますので、外車初心者が値段だけで飛びつくのは避けたいところです。

平行物は、左ハンドルであることが多いです。旧車であれば納得する部分もあるものの、今となっては左ハンドルはデメリットな点が目立ちます。
例えば駐車場の券売機などです。ハンドル位置は、車生活に直結するところですので日常用途で使う場合は、避けた方が無難です。
趣味の車として購入するのであれば、左ハンドルでも問題ないでしょう。

購入後のメンテナンス

購入したお店がメンテナンスのしっかりした整備工場を所有していたり、提携工場があれば、ほぼ心配はありません。
しかし、単なる輸入業者であれば、購入後のメンテナンスに不安を抱えるケースが多いです。
また、正規ディーラーも基本的に平行物に「いい顔」はしないケースが多いです。
正規ディーラーでなくてもBMW製ですから、ディーラーは整備を断ることは出来ないのですが、「いい顔」されないケースが多いことを考慮した上で整備を持ち込みましょう。
商売ですから車検等で実績を作っておくと、不具合発生時の整備も依頼しやすいです。

非正規ディーラーとは

非正規ディーラーとは、ディーラーで販売され、一般の中古車店に流れた車を指します。
故障も少なく正規ディーラー中古車店で販売されるよりも、はるかに安いです。

一般店での魅力は、安さ!


一般店では整備設備や整備スキルに差が激しいのがネック。その為、3年以内の中古を狙いたい。他走行車、5年以上の経過した車はディーラー車であっても
注意深く選ぶ事が必要。(点検簿の確認等)メーター戻しのリスクは無いとは言えないので、シートやハンドルの痛み。タイヤの交換状況等から判断する事も必要。

お店の信用度

正規ディーラーではない一般店ではお店の規模や信用度も千差万別。自社の整備工場を持ち数百台の在庫を
もつ大型店もあれば、店頭で2、3台並べただけのショップもあります。堅実経営のお店もあれば、その逆の店もあるかもしれません。
車の値段は、ディーラー認定中古車より確実に安いのですが、事故・修理歴、
売買上のトラブルや車の保証期間、保証範囲、今後のメンテナンスなど、
結果的にディーラー車を買ったほうが安かったということにならない様、
リスクを覚悟し、注意深く車を選び、契約する事が必要です。(つい、車の値段ばかりに目が行きがちですが。。)

個人輸入

海外で生活しており、現地で購入した愛車を日本に持ってきたいという要望もあると思います。
その場合も様々な手続きが必要です。
また、日本に居ながらにして、現地ディーラーで買い付けすることは難しく、専門の仲介業者に頼る場面が出てきます。

  • 港までの陸送、船便による日本への搬送
  • 輸出手続き、日本の通関手続き
  • 日本の法規制に合わせた改造等(専門のノウハウが必要)と認可申請
  • 日本での登録諸経費

上記の煩雑な手続きと費用だけでも約200万ほどかかります。車両購入・輸入となるとかなりハードルが高いと思われます。

インターネットの通販も身近になり、諸外国からのパーツ購入は簡単になりました。しかし、車両本体の輸入と同列で考えることは難しいのです。

まとめ

外国と日本の価格差を単純比較することは、簡単なのです。
しかし、実際の輸入となると簡単ではない事がわかります。
為替事情が円安傾向の場合は、輸入も割高になります。
また、右ハンドル車が主流になり、左ハンドル車を輸入したいと思う方がかなり少なくなりました。
10年、20年前に比べて正規ディーラーの中古車流通量も増えており、平行輸入車を購入する必要性も無くなりつつあります。

新車価格の安さだけに着目するのではなく、購入までの手間や購入後のメンテナンスを重視するなら
日本では正規ディーラー車を安心の保険として購入するのがベターです。

ディーゼルやMT車など日本仕様に無いモデルも少なからずありますが、
Mモデルやアルピナの中古車であれば希望予算に近いモデルがあるのではないでしょうか。
平行輸入車に比べてリスクも少なく認定中古車であれば正規ディーラーのサービスが受けられます。
リスクの高い平行輸入車を狙わずに、希少なMモデルやアルピナをおすすめします。