すでにクラシックカーの仲間入りをしているモデルもありますが、まだまだ市場評価が高く流通しているBMWの中から名車と呼ばれるモデルを抜粋します。
オーナーのアンケート結果より、投票数の多いものをランキングして掲載します。
BMW 635CSi
1968年から生産されたCSクーペ(E9型)のDNAを引き継ぎ、車格的に上級なスペシャリティクーペとしてのポジションを与えたのが、BMW6シリーズです。
6シリーズ中でも初代E24型(1977年-1989年)は「世界一美しいクーペ」とも言われ、世界的にもクーペデザインの評価を不動のものとした代表的なモデルでもあります。ラインナップとして、633CSiA/635CSiA/M635CSi/M6が市販されました。デザイン面でも他メーカーに影響与えたモデルです。(M635 CSiの生産台数5855台、右ハンドル車102台)
BMW M3(E30)
2代目3シリーズ(E30)として、初代のM3になります。ドイツツーリングカー選手権(DTM)やグループAのレースシーンを席巻したM3は、1991年の生産終了まで約18000台が生産されました。E30としては約234万台が生産されたヒットモデルです。M3モデルの中で、わずか600台の生産台数であるM3スポーツエボリューションは貴重なモデルである。日本に未導入のモデルもあるが、並行輸入で数多くのモデルが輸入されています。
BMW Z1(E30)
Zシリーズのオープンモデルとしては初代モデルになります。3シリーズE30シャーシを利用した2シーターモデル。2.5L6気筒SOHCエンジンに5MTを組み合わせ。日本未導入モデルです。
Z1の特徴として、ドア本体がボディ内部に下向きに引き込まれる非常に珍しい構造となっています。
BMW 3.0CSL
BMW 2002/2002TURBO(114/E10/E20)
1968-1974年に生産されBMW 2002/2002ti/2002tii/2002ターボの4エンジンラインナップです。
ノイエクラッセの新時代を切り開いたセダンのベンチマークモデルの発展形が2002です。
ドイツ車初の量産車ターボ搭載車です。バックミラーに映るフロントスポイラー上「turbo」レタリングが特徴的です。
BMW M1(E26)
BMW E34 M5
S38型の直列6気筒DOHCエンジンを搭載したM5です。
BMW E31 850CSi
850CSiは、V12エンジンの最終型として5.6リッターにパワーアップ。381ps/56.1kgのパワートルクを誇った。6MTのみ設定のMテクニックが注がれた特別モデルである。
BMW E28 M5
初代M5です。
BMW E60 M5
BMW初のV10エンジンを搭載したM5は、SMG2のトランスミッションを搭載。
BMW CSL
歴代のCSLモデルも欠かせない存在でしょう。
オーナーが選ぶベスト10ランキング
2020年に集約したアンケート結果です。
順位 | 票数 | 項目 |
---|---|---|
1 | 245 | M635CSi |
2 | 204 | E30 M3 |
3 | 167 | Z1 |
4 | 134 | 3.0CSL |
5 | 117 | 2002/2002TURBO |
6 | 60 | M1 |
7 | 58 | E34 M5 |
8 | 49 | E31 850CSi |
9 | 45 | E28 M5 |
10 | 40 | E60 M5 |