
BMW7シリーズ(セダン)に関する歴代モデル型式やスペック、故障情報を解説します。7シリーズのマイナーチェンジ、フルモデルチェンジの変遷・歴史をまとめました。
BMW 7シリーズ概要
BMWがラインナップするトップモデル、フラッグシップモデルが7シリーズです。ボディサイズ、装備、快適性、エンジンなどフルサイズセダンとしての最上位に君臨するにふさわしい内容・装備となります。BMWの全シリーズの中でも最先端のハイテク装備をいち早く装備するのも特徴です。ロングホイールベースモデルも標準で用意されると共に、受注仕様として(エグゼクティブ、防弾仕様など)数多くの特殊仕様が存在します。ライバルとしてメルセデスSクラスが挙げられます。Sクラスが後席の快適性を重視している中で、BMW7シリーズは、オーナードライバーズカーとして、運転する楽しみをも重視していることも特徴です。フラッグシップモデルと言えども、走る喜びを味わえるスポーティなハンドリングが味わえるのも7シリーズの特徴です。トップモデルとしてV型12気筒のエンジンを搭載するモデルも用意され、まさにBMWの最上級モデルに相応しい圧倒的なパワーフィールと静粛性、気品ある風格を保持しています。
7シリーズの特徴
- BMWセダンのトップモデル
- V12気筒エンジン搭載モデルもあり
- 新しいテクノロジーをいち早く適用
- 最上級のラグジャリーセダン
- 後席用の快適装備充実
- オーナー・ドライバーズカーとしての駆けぬける歓び
歴代7シリーズの生産台数推移
近年のセダン不人気、グランクーペなどの競合モデルの登場もありますが、堅調な販売台数を維持しているようです。
| モデル | 製造年 | 生産台数 |
|---|---|---|
| E23 | 1977年-1986年 | 285,029 |
| E32 | 1986年-1994年 | 311,015 |
| E38 | 1994年-2001年 | 327,598 |
| E65/E66 | 2001年-2008年 | 344,396 |
| F01/F02 | 2008年-2015年 | 374,948 |
| G11/G12 | 2015年-2022年 | 348,754 |
歴代7シリーズの形式別情報
BMW7シリーズ歴代の旧モデルから現行モデルまでの型式別7シリーズの変遷スペックです。
E23 初代(1977年-1986年)
- 733iA/735iA/745iA
- 当初からメルセデス・ベンツSクラスのライバルとして登場したモデル
- バルコムトレーディング社が総代理店の時代
- 733iA:直列6気筒NA3210cc/175ps/26.0kgm
- 735iA:直列6気筒NA3430cc/185ps/29.5kgm
- 745iA:直列6気筒ターボ3430cc/252ps/4900rpm、38.7kgm/2200rpm
4AT、KKK製K27タービン、最高速227km、0-100km7.9秒
E32情報 2代目 (1986年-1994年)

730iA V8/735iA iLA/740iA iLA/750iA iLA
E38情報 3代目7シリーズ (1994年-2001年)

735i/740i/750iL/L7
E65 E66 E67 E68情報 4代目 (2001年-2009年)

735i/740i/745i/750i/760Li
F01 F02 F03 F04情報 5代目 (2009年-2015年)

740i Li/750i Li/760Li/Active Hybrid7
G11 G12情報 6代目 (2016年-2022年)

740i Li/750i Li/760Li
G70情報 7代目 (2022年-20xx年)

740i/i7/760i xDrive
i7(BEV)を追加し、エンジン車との共用ボディで開発した点がポイントです。
大型キドニーグリルやスワロフスキー製のクリスタルヘッドライトなど、近年のエクステリア。
12.3インチ+14.9インチのカーブドディスプレイや後席用31インチモニター、パノラマガラスサンルーフなど機能的かつ未来感あふれるインテリア。エンジンは、3L 直6ガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッドシステム、3L 直6ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッドのモデルに8速ATで駆動。
7シリーズ中古車ガイド

BMWの歴代7シリーズは、ビッグサイズセダンでありながら、オーナー向けのドライバーズカーとして運転する喜びを感じる事が魅力です。
また、フラッグシップモデルとしてハイテクデバイスの先進的な装備、スタイリングなど圧倒的な存在感です。リムジンモデルも用意されるなど、後席に乗る方にとっても快適性が高いのが特徴です。
新車価格から見ると中古車価格の値落ちも大きく、お買い得感も高いでしょう。
中古車選びのポイントとしては、丁寧に乗られた車が多い為、ワンオーナー車で点検記録簿のある車は、特に注意するところはありません。ただし、トップグレードとしての快適装備は故障するとアッセンブリー(部品全体交換)となり修理代がかかります。
電装系パーツも満載であるため、購入時にマニュアルと格闘しながら、全ての動作チェックを購入時に行うことをおすすめします。
良いタマが見つかれば、装備内容・ステータスなど、フラッグシップモデルらしい満足度の高い買い物になるでしょう。じっくりと車選びを行って欲しいと思います。
また、V8、V12エンジンモデルは、エンジンの発熱量が多く、エンジン内パーツの劣化が進みやすいです。
部品点数の多く、メンテナンス費用も当然、新車の7シリーズを維持出きる方を対象とした費用がかかることは考慮しておきましょう。若年層の方が安価な中古車に飛びつくと高額修理が払えずに早期に手放すケースが多いです。
多走行車は、メンテナンス履歴をしっかりと確認し、早期のパーツ交換を心がけたいです。
G11 G12中古車情報
2017年

2017年からのモデルがG11型。リムジンはG12型となる。
新古車や高年式のモデルが市場に出てきました。気に入ったカラーがあれば、お買い得感は高いでしょう。ボディサイズは大きいですが、ボディの軽量化により740iでも十分すぎるほどの動力性能を発揮します。V8モデルの750i以上は、予算や維持費が潤沢にあるケースを除いて、無理に選ばなくても良いと思います。ホワイトとブラックの2カラーに人気が集中しており、このカラーを選んでおけば売るときも損はありません。

