伝説の名車BMW3.0CSLの歴史

(Last Updated On: 2018年7月6日)

BMW 3.0CSLの歴史。現在の6シリーズの血統とも言える伝説のCSLについて解説します。

標準モデルの概要

モデル形式はE9(1968年から1978年)
初代は、1968年に2800CSが登場しました。
モデルサイクルは非常に長いです。

エンジンは、OHC直列6気筒エンジンの排気量2800ccです。現在の6シリーズ、8シリーズクーペのベースモデル(ルーツ)とも言えるでしょう。
FRで駆動し、美しいクーペと呼ばれる(E24型)6シリーズの先代モデルにあたります。
3年後には排気量をスケールアップし、直列6気筒エンジンを排気量3003ccとした「3.0CS」が登場します。

3.0CSLの概要

当時のツーリングカー選手権(1971年から1975年)や耐久レースなどのホモロゲーション(レース出場資格)を獲得するため、「3.0CS」をベース車両とした「3.0CSL」が登場します。
生産台数は1265台となり、ホモロゲモデルとしても台数が多く、当時も人気が高かったようです。

ボディの軽量化を意味するライト(ドイツ語:Leicht)の頭文字を加えたCS「L」がネーミングになっています。
アルミ製のボンネットやトランクリッド、ドアを採用し、約150キロ以上の軽量化を図ったスペックとなっています。
登場後は、この直列6気筒エンジンが耐久レースシーンを席捲します。
1972年に開催のスパ・フランコルシャン24時間耐久レースでは優勝を飾っています。

ボディスペック

  • 全長:4630mm
  • 全幅:1730mm
  • 全高:1370mm
  • ホイールベース:2625mm
  • トレッドF:1446mm
  • トレッドR:1402mm
  • 最高出力:200ps/5500rpm(第二世代以降)
  • 最大トルク:27.7kg/4300rpm
  • 車両重量:1280kg

初代(1971年)

  • OHC直列6気筒エンジン
  • 排気量:2985cc
  • 最高出力:180ps
  • 最大トルク:26kg/m
  • 吸気系:ツインキャブレター
  • 最高速度は215km/hを達成

第二世代(1972年)

  • OHC直列6気筒エンジン
  • 排気量:3003cc(レース出場のベース車両。規定向けの排気量アップ)
  • 最高出力:200ps/5600rpm
  • 最大トルク:27.7kgm/4200rpm
  • 吸気系:ボッシュ社製のDインジェクター仕様。
  • 最高速度は220km/hを達成(エアロ装着)

第三世代(1973年)

  • OHC直列6気筒エンジン
  • 排気量:3153cc
  • 最高出力:206ps/5600rpm
  • 最大トルク:29.2kgm/4200rpm
  • 吸気系:ボッシュ社製のDインジェクター仕様。
  • 駆動系:リミテッドスリップデフ(LSD)を追加
  • 最高速度は220km/hを達成(エアロ改良)

マルイの BMW 3.5CSL プラモデルのベース車両


当時、レースシーンでは、ポルシェ935ターボと熾烈なバトルを繰り広げていました。

3.0CSLの市販車用3リッターエンジンは、レース用に3.5リッターに排気用アップ。
グループ2のレース仕様は、1973年に3.3リッター、1974年以降は3.5リッターのエンジンを搭載しています。
ロニー・ピーターソンがドライブするマシンです。
レースでは、前期3.0CSLと後期3.5CSLの名称で出場しているようです。

実際の市販モデルより、3.0CSLといえば、このBMWワークスカラーのカラーリングのイメージ強いと思います。
このモデルを購入して作成した方も多いことでしょう。

サーキットの狼で登場の1/20サイズ・プラモデル

童友社の発売で、サイズは1/20です。他にフジミ模型の1/24シリーズも「サーキットの狼」シリーズとして販売されていました。

写真は、京極さくらのドライブする3.0CSLターボ

漫画の中では・・・
隼人ピーターソンは、流石島レースにレース仕様で登場し、最後は火山地帯に突っ込みクラッシュ、炎上しまいます。
京極さくらが、日光レースでは3.0CSLターボ仕様で登場。ルマン・イン・ジャパンではのパワー炸裂。Aライ模擬レースでマセラティカムシンと大クラッシュのストーリー。

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