ネットで「自動車ディーラー訪問時に気をつけること」の記事を見かけました。あらためて、BMWディーラー初回訪問時の注意点を解説します。ポイントは、「車」「服装」「腕時計」「要件を伝える」「会話」の5点です。
乗換え前の愛車イメージ:入店時
ディーラーに訪れた際に、真っ先に注目を浴びるのが、どのようなお車に乗られているのか?です。
国産車であれば、クラウンやアルファードであれば、何の引け目も感じないでしょうが、それが軽自動車だと冷やかしと受け取られる可能性は高いです。
建前上「何の車でも関係ない。安かろう古かろうが関係ない」という記述も見かけましたが、一定の車格やサイズ相応といった点は、クリアしている必要はあるでしょう。
- BMW、ベンツ
- クラウン、アルファード、ゴルフ
- マークX、スカイライン
- プリウス
- コンパクトカー、軽自動車
都市部なら徒歩でも可
都市部のディーラーやショールームなら、徒歩で訪れても問題ありません。
郊外ディーラーでも駐車場が離れていれば、何の車なのかわかりません。
ポイントは、ガラガラのディーラーに訪れた際に、入ってくる車は一番に注目される点だということです。
第一印象を決める服装
初めて、ディーラーに訪れて、車を見るなり、商談を行うというケースでは、ビジネスカジュアル的な服装が良いでしょう。
真夏であれば、Tシャツ短パン・サンダルといったケースもあるかもしれませんが、それ以外はチャラい服装は敬遠した方が良いでしょう。
スポーツウエアとド派手スニーカーよりは、ビジネスカジュアル的な服装が良いのは言うまでも無いですよね。やはり、清潔感のある第一印象が重要になります。
ショッピングモールなどに臨時出店している場合は、当然出先での出来事ですので、服装は全く関係ありません。
- ビジネスカジュアル
- カジュアル
- ジャージ
見た目の年齢
BMW購入の平均的な世代である30~60才代の年齢であれば、特に気を使う必要はありません。
しかし、20代前半に見られるといったケースでは、購入の意思表示をしていく必要があります。
腕時計は、何を着けていけば良いのか?
スーパーカーブランドは、時計から判断するという意見もありますが、営業マンのセールストークに過ぎません。BMWの場合は、腕時計に全く、気を使う必要はありません。
スマホの所持が増えて、腕時計をしない世代も増えていますので、腕時計は無理に着けなくでも良いでしょう。
ただし、舶来・国産ブランドの高級腕時計を所有されているなら、着けていくと印象が異なります。知名度の高い定番ブランドなら一目でわかるものの、時計好きな方でないと全く知らないケースもあるでしょう。あくまで、営業マンから見たお客に対するイメージであって、セールストークで褒めるキッカケに過ぎないものです。あえて、時計で見栄を張る必要はありません。
- 知名度の高い高級ブランド腕時計
- 上記以外は、気にする必要は無い
要件を伝える
「ふらっと」訪れて何気なく見るだけなのか、試乗なのか、見積なのか、ハッキリと要件を伝える事が重要です。
Webサイト上で事前予約も可能ですので、予約を行うと話もスムーズに出来ます。
初対面での軽い会釈や挨拶が出来ると良いです。
訪問の要件を整理して会話する。
- モデルが確定していない場合は、使う用途を明確に伝える。
- カタログが欲しい。
- 展示車を見たい。
- 試乗したい。
- 新車の見積もりを行いたい。
- 見栄を張らずに、予算を明確に伝える。
セールスマンとの会話
車、服装、時計など、パッと見の第一印象で、一定条件をクリアしていれば、全く買う見込みの無い客として、酷い扱いを受けることは無いと思います。
上記の条件に明らかに達していない、「軽自動車+チャラい服装」で訪れた場合は、スルーされる可能性も高いです。
それでも、見積希望や会話から、最初は素っ気ない応答のセールスマンの対応も変わるケースがあります。
買う見込みのある客なのかどうか?
第一印象でスルー対象の客も実際に購入意欲があり、購入可能かどうか、セールスのプロは見抜くのも容易です。
入店後、セールスから見たお客に対するチェックがスタートします。
- ふと、立ち寄っただけなのか?
- 見積書が必要なのか?
- 下取り車は、あるのか?
- 買替予定は、いつか?
- カタログが欲しいのか?
- 予算は、いくらか?
- 対象車種に対しての予備知識はあるか?
- 比較検討の他社ライバル車は、あるのか?
このあたりは、ディーラーに訪れる際に、事前に解答を準備しておくと話もスムーズに進められます。
まとめ
営業マンは接客のプロですから、営業マン側が会話を率先し、コミュニケーションを取って当然と考える方もいるでしょう。しかし、営業マンも人間ですから、人としてマナーのある対応が必要です。「お客様は神様」だからと高飛車に構えるのではなく、自ら「会話」を進めていくと、セールス側からも美味しい情報が得られるケースもあるでしょう。
やはり、顧客と販売員の関係でなく、人としての「円滑なコミュニケーション」が、今後の楽しいBMWライフに繋がると考えます。購入前の交渉から、契約、納車、アフターサービスまで、長い付き合いを考慮しながら、接していきましょう。
ただし、相性の悪いセールスや、明らかに対応がマズイ場合もあるでしょう。その場合は、担当者の変更を申し出るなり、ディーラー毎変えてしまうやり方もありますが、これは最終手段となります。